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いつもご回答ありがとうございます。

以下の文についてお教え頂けないでしょうか。

Each human being would have no more than one third of a square meter of land on which to live.


(1)on which to liveのwhichとtoの間は何か省略されているのでしょうか?

(2)先行詞はno more than one third of a square meter of land であっていますでしょうか?

(3)漠然とした質問ですが、on which to liveを文法上どう解釈したらよろしいでしょうか?
このような表現、初めてなもので。


基本てきなことで、恐縮でございますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

A 回答 (1件)

which は関係代名詞で,先行詞は単純には land ですが,


かたまりとしては no more than one third of a square meter of land と言えなくもありません。
後から理由を申し上げますが,land としか言いようがないように思います。

そして,関係詞がくれば,普通は必ず SV がそろったような節構造となります。

しかし,疑問詞+不定詞のような構造があるように,
関係詞でも節の部分で S を無視して,V の部分を不定詞にすることがあります。

ここでは
on which they can live のような普通の関係詞による構造を
they なく,can なく,to live としている。

あるいは,別の発想でいくと,
land to live on のように,不定詞の形容詞的用法で前置詞が残るパターンがあるとします。
(friends to talk with, a house to live in などと同じ)

ここで,関係代名詞の場合と同様,on を前に出そうと考えると,
on to live となって,on が浮くようになってしまうので,
on which to live と which でワンクッションを置く。

いずれにせよ,結果的には関係詞と不定詞の形容詞的用法をミックスしたような
特殊な用法で,かたい文でしか出てきません。
疑問に思うのももっともで,ここでも何十回と質問されています。

最後になりましたが,この文の意味を考えると,

人間は,一人当たり,たったの3分の1平方メートルの住むための土地を持っていない。

具体的に数字のついたものを限定用法の先行詞とはしにくく,
単純な land とするのがいいと思います。

実は,日本ではその昔,日本語にない関係代名詞を理解するために
「~するところの」のような訳を当てはめていました。

それと同じくらい,ちょっとかたい英語です。
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この回答へのお礼

今回もも迅速にお教えいただきありがとうございました。
関係詞でも節の部分で S を無視して,V の部分を不定詞にすることがある点、またまた目から鱗状態です。お恥ずかしいのですが、全く知りませんでした。
これは予備校の先生が書かれた文法書からの出典でした。硬い言い方なのですね。日常の英文に出てこないと察しましたので安心しました。
関係代名詞を「~するところの」と訳するよう、確かにわたくし中学校の時に習いました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2014/01/11 17:10

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