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甘いもの、脂っこいもの、味の濃いものなど、体に悪いものばかり美味しいと感じて、体に良いとされるものはあまり好きではない傾向にある気がします。
人はどうして、体に良いものを好きになるようように進化しないんでしょうか?

A 回答 (7件)

体に良いとされるものだって、バカみたいに食べたら体には害になりますよ。

高麗人参だって毎日何十本もガリガリ食ってたらそのうち体を悪くするでしょう。
逆説的にいえば、美味しいと感じるから体に悪くなるまで食べてしまうといえるのではないでしょうかね。じゃあなぜそれらを美味しいと感じるのかといえば、体に必須だからです。
甘いものは主に糖分で、これは即効性エネルギー源となります。疲れを感じたときに人間は低血糖状態になりますが、糖分を摂取すればすぐ血液に糖分が流れてエネルギーとなり疲労が(一時的であれ)回復します。また、脳の栄養源になるのは糖分だけです。脳が活発に成長する子供の時期に甘いものが大好きなのは、脳がそれだけエネルギーを必要としているからです。だから子供に対しては、甘いものを食べさせないのはそれはそれで「脳の成長を防げる」ともいえるわけです。
油脂分は体の予備エネルギーとしての脂肪の基になるのでこれまた必要です。生き物にとっては暑くて死ぬより寒くて死ぬほうが身近です。脂肪は衝撃から身を守るクッションであり、防寒着であり、予備のエネルギー源です。人間が極限状態になったとき、おおむね痩せた人から順番に死んでゆきます。先日バリ島沖で流されたダイバーの女性たちは、見事に太った女性が助かり、痩せた女性が助かりませんでした。脂肪は比重が軽いので浮き輪代わりにもなったのです。脂を多く含むものは、タンパク質を含むものが多いですよね。いうまでもなく肉類です。肉類はタンパク質と脂分が同時にとることができます。肉が旨く感じるわけです。
味の濃いものは塩分で、これは生物が生きていく上で必須の栄養素です。塩がないと死んでしまいます。塩は水に溶けるので、おしっこや汗から出ていってしまうのです。常にある一定量の補充が必要です。
糖分、塩分、油脂分(タンパク質)は、生きる上で生命に関わる優先順位最優先のものなのです。カルシウムやビタミンは、その次でいいのです。さすれば、ご飯に焼肉とかラーメンとかハンバーガーとか旨いと感じるわけですよ。

糖分と塩分、あとタンパク質はともかくとして、油脂分てのが分からねえと思うかもしれませんが、細胞膜には油脂分が必須です。細胞が破れない(死なない)ためには脂が必要なんですね。だから菜食主義者は脂分が不足して肌がカサカサになる人が多いんです。また油脂分が不足すると細胞の活動が低下して免疫力が下がり、風邪をひきやすくなったりするんです。意外に油脂分は重要なんです。西洋の食事では、本来あまり油を使いません。使ってもオリーブオイルで、これは植物由来のオイルですよね。東洋の食事、いうまでもなく中華料理は油をたっぷり使いますが、庶民的な本来の中華料理は野菜がほとんどで肉はあまり入らないので油をたっぷり使っても思ったほど体に害ではないのです。中国の田舎の農民の食事なんかを見ると、野菜を炒めただけで肉が入ってないものが多いですよね。

この回答への補足

今ふと思い、他の回答者様にもお聞きしたのですが、たとえば"良薬口に苦し"とかっていうのはなぜでしょうか?苦いものとか、野菜とか、体に良さそうなものも食べにくいような気がするのですが、回答でいただいている「優先順位が低い」ってことでしょうか?

補足日時:2014/05/16 12:33
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!取り過ぎが原因だったのですね。質問に上げたようなものは体に悪いし太るから~と避けていたのですが、実は一番体に必要なものだったということですごく納得しました。だから美味しいと感じるんですね。とてもよく分かりました!

お礼日時:2014/05/16 12:25

#2です。



「良薬は口に苦し」ということわざは、良い薬は得てして苦い場合が多いことを転じて、本人にとって耳に痛かったり聞きたくない言葉ほど本人のためになるよということを伝える言葉です。例えば、「お前の親御さんはああいうけどな、あれはお前のためを思ってああいってるんだぞ。昔から、良薬は口に苦しというだろう?」というような使い方をするのです。

そういうことわざを科学的事実の土俵に持ってくるのは間違いです。生物学者に「トンビが鷹を生むって、生物学的にどのように解釈すればよろしいのですか?」と聞いたって、聞かれた方が困惑するだけです。

お薬の話をすれば、毒物をほんの微量とることによって薬となる、というのは薬学の世界ではよくあることです。例えば毒草として有名なトリカブトは、漢方薬の材料として使われています。大麻から、鎮痛剤であるモルヒネが作られます。大麻には咳を鎮める成分もあります。だから、ちょっと前にはその大麻成分を含む咳止め薬を大量に飲んでハイになる若者がいたくらいです。あんまり自慢することではないですが、私、その昔に脱法ドラッグってのをやってたときがあったんですが、その脱法ドラッグってケミカル成分だからもう苦いったらなかったですよ・笑。だから多くの人がジュースで飲んだり、オブラートに包んで飲んでいました。「苦いから体にいい」って訳じゃありません。もちろん私も当時そのドラッグを「誤飲」した人の多くに見られたような「人の名前が出てこない」という障害が残りました。使ったのは数えられる程度でしたけどね。
薬だって大量に飲めば毒になりますし、向精神薬や睡眠薬のように、薬なのか麻薬なのか微妙なものだって多いです。

基本的には、人体に有害なものは苦く感じます。食べてみれば分かるけど、腐ったものは苦いです。だから赤ちゃんの味覚は、まず苦味から始まります。腐ったものを口にしたときに体に入れないためにです。あとケミカルなもんも苦いです。当たり障りのないものを例に出せば、インクとか舐めるとすげえ苦いですよ・笑。
じゃあ薬はなんで苦いん?の答えが、そういう毒物をほんのちょっぴり体に入れると薬としての効果があるから、になります。やったことはないしやる気もないけど、正露丸を丸ごとひと瓶飲んだら、たぶん吐くかお腹を壊すかどっちかになると思いますよ。たまにテレビで「○○が体にいい!」という話を聞くと、やり過ぎて病院に運ばれる人がいますよね。ワインに含まれるポリフェノールが体にいいとワインを大量に飲んで急性アル中で病院に運ばれる人を、馬と鹿がコラボレーションしたお方、と私たちは呼びます。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。とても良く理解できました。苦いと感じたときには何かしら体に毒なのかもしれないけれど、それがかえって体のためになっているかもしれない、そういうことなのですね。いろいろ教えていただきありがとうございました。すごく勉強になりました!

お礼日時:2014/05/16 16:01

No.3gouzigです。


"良薬口に苦し"というのがありますね。
これはいい薬は苦いものであるということです。
つまり、そのものによるということでしょうね。
食べ物でも薬でも、それらを一まとめに語れるものではないということでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。なるほどです、そういうことなのですね。確かにすべてを同じところで語れないですもんね。改めてご回答いただきありがとうございました!

お礼日時:2014/05/16 15:38

体に悪いと思う食事は1年に一回食べれば体には悪い影響はないと思います・・・

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!美味しいので食べたくなってしまうんですよね。笑

お礼日時:2014/05/16 12:42

因果が変です


美味しいと思うものは体に悪いのではなく、(美味しいので)それらを過剰に摂取する事が悪いのです。
体に悪いもの、たとえば毒とか苦いものは生理的においしくないと感じるはずです。

食塩、糖類、脂質はいずれもヒトがいいるために必須の食料で、食糧の少ない人類誕生のころはそれらを貪欲に求める個体が生き延びられたと考えられます。つまり、それらを摂取することが強く快楽につながる個体が生き残り淘汰され今の人類になったと考えられます。現在は飽食の時代ですからそのヒトの原始的な行動原理が仇あとなっているのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!人本来が必要なものだったのですね。それが飽食時代ということで過剰摂取できるようになってしまったのが原因なのですね。ファーストフードは体に悪いという印象があったのですが、それも、それ自体ということではなく食べすぎが原因ということですよね。

お礼日時:2014/05/16 12:39

逆ですよ。


体にいいものが美味しく感じるのです。
その理由は体が必要としているからです。
つまり、甘いもの、脂っこいもの、味の濃いものは体にいいのです。
体に悪いというのは、食べ過ぎた場合です。食べ過ぎずに程度に食べればベストです。
昔からいうでしょ?
"過ぎたるは及ばざるがごとし"
何事もそうです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!なるほどです。ただたとえば"良薬口に苦し"とかっていうのはなぜでしょうか?苦いものとか、野菜とか、体に良さそうなものは食べにくいような気がするなとふと思いました。

お礼日時:2014/05/16 12:31

豊かな食生活を送れるようになったのは、つい


最近です。せいぜい50年でしょう。生物が進化するには
何万年もかかります。

人類は、食べ物が手に入らず食うや食わずの生活が
何万年も何十万年も続きました。そのころは、何よりも
飢え死にしないことが重要で、食べ物のカロリーが大事だったんです。
ビタミンやたんぱく質、栄養のバランスなどと贅沢は言ってられません。

とにかく、できるだけカロリーを取って生き残ることでした。
そのころは、高いカロリーがある脂肪というのは、とてもありがたい
食物でした。ですから、脂っこい食べ物や料理を美味しいと感じるように
なり、これはそう簡単には変えられないんです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!なるほどそういうことだったのですね。とても勉強になりました!

お礼日時:2014/05/16 12:19

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