電子書籍の厳選無料作品が豊富!

金融緩和、財政出動、成長戦略とあります。
金融緩和は世界中の有識者の間でも評判が高かったと思うのですが、これ、結局どうなんでしょう…。

(1)現在失業率が下がっていますが、これ、相対的に日本人の給料も上がっているんでしょうか?
失業率だけ見ても良く分かりません。販売分野の仕事をしているのですが、結局庶民が余分なお金を持ってもらわないと売り上げも上がらず、商売あがったりなんですが…

(2)物価目標も上がっていますが、これは燃料費?輸入に由来する物価上昇なのでは?
こういうインフレって、アリなんでしょうか?

(3)アベノミクスは何年か何十年か経てば、徐々に大企業の儲けが庶民に浸透してくる目論見だと思うのですが、結局増税したことで、大きく見ればつまり「国民から税を絞り上げて、輸出産業に再配分」という形になったと思うのですが…これ、上手く行くイメージがないんですが…どうなんですか?
メイドインジャパンという言葉を最近聞きませんが…円安に振れて、ドーンと行ってくれれば安心するんですが、何かリストラリストラ、非正規拡大で輸出系もイマイチふるっていないイメージがあるんですが、大丈夫なんですか?
(すき家ほか、飲食業のバイト給料増加はアベノミクスとは関係ない気がしますし…)

(4)今更ですが、財政出動は何に使いましたか? 昔のように「未舗装だった国道を舗装すれば、経済効果は劇的に上がる」と思うのですが、今現在公共事業に財政出動して税金を無駄…とは言いませんが、無意味に使った気がするんですが…道路が既にあるのにその道路を豪華にしたところで、そこまで経済効果はないと思うのですが…プラマイ0か、逆に維持費で後年マイナスになりかねない気が…

何か大勢で見ればプラマイ0で、単に国内のお金をこねくり回しているだけのイメージがあるんですが…
これから年金や健康保険料など、福祉分野が破綻すると思うのですが、アベノミクスの成長戦略でこれが解消されますか?

一番重要だと思われる成長戦略が特にヤバイ気がして…「若者や女性を強くしよう」とか…若干意味が分からない…「老人も働け」は悪くないとは思いますが、とてもこれからの日本を支える材料になるようには見えません…


個々の政治家や政党への批判などは結構です。純粋に政策について教えて頂ければと思います。
これから日本はどうなりますか? 政府はどうすればいいですか?

A 回答 (29件中1~10件)

>それは「現実的」に経済学者から見て、どう見えるの?



現実社会の話を書いているつもりなんですが。リアルな話をしてたつもりなんですが。ただし、質問者さんの身の回りの事までは知りませんw
あくまでマクロ経済の話ですから。

>そういうのが聞きたい。私は経済「学」に関して知りたいわけではないです。

もっと端的に回答した方が良かったのかな。しかし、経済カテゴリでそれを言うかw

デフレ経済を克服、つまりアベノミクスは日本経済は好転の為の土台作りです。
実質金利の話をめちゃくちゃ噛み砕いて説明すると、デフレ経済下での投資は寧ろマイナスになるという話です。

経済が縮小すれば、企業収益が減って、従業員数や給料も減って、消費も減って、さらにデフレが更に進むという、これが所謂デフレスパイラルの構造です。

アベノミクスは、そのマイナスの状態を取りあえずゼロにしましょうよっていう単純な話なんです。
マイナスな状態では1や2を足してもなかなかプラスにする事ができませんが、ゼロからなら例え0.01でも確実にプラスになります。
このプラスが作りやすい経済社会が、人々のやる気を生み、経済を活性化させるわけです。

嘗て、スタグフレーション(ちょと難しいですが)を根拠に、日本経済は好転しないというデフレ派(反アベノミクス派)がいました。
デフレ派は日本経済がスタグフレーションに陥るプロセスを、円暴落によるコストプッシュ、つまりハイパーインフレと定義していたので、アベノミクス支持派はそれらを生暖かくデフレ派を見ていられました。

Wikipedia - スタグフレーション
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF% …
経済現象の一つ。stagnation(停滞)、inflation(インフレーション)の合成語で、経済活動の停滞(不況)と物価の持続的な上昇が共存する状態を指す。

しかし、スタグフレーションの起因は一つだけではなく、ハイパーインフレ以外でも、需要が供給を超える、簡単に申せば「供給力不足」でもスタグフレーションは起きます。
今、アベノミクスで懸念されいるのは需要不足でなく供給力不足なのです。

外国人労働者とか移民問題って要するにコレ(↑)ですから。

失われた20年のおかげで企業のコストカットが進み、財政出動をインフラ整備関連の公共事業じゃ吸収しきれずスタグフレーションを起こすので、一分野に集中しないで多角的な財政出動をしようっていうのがリフレ派の主張です。

>アベノミクスをもっと強靱にできないの?ってことです。この質問では、「富国強兵できるのか?」、を馬鹿な私のような政治家があなたのような天才の経済学者に聞いていると思ってもらって結構です。
>まぁ、次の首相が仮に寺田さんだとしたら、テラノミクスに引き継いでもらっても良いですが…

僕の経済に関する知識はリフレ派の言論人の受け売り。だから皮肉はやめてくれw

ヽ(`Д´)ノ

富国強兵できるのか?という質問に対しては、アベノミクスは横に置いといて、現在の日本政府が出来る(と思う)範囲なら、減税と防衛費の増強(財政出動)というのはどうでしょうか?
至極単純ですが、そのぶん効果的じゃないかと思います。

そもそも、デフレというのは潜在能力みたいなものです。お金をガンガン刷っても大丈夫なんですから、今のうちに軍事力増強しろやって皆言ってるんですが、戦後レジームに縛られた日本にはそれがなかなかできないのが、残念でならない。

まあ、何にせよ、俯瞰的に捉えれば、現在の日本の経済状況はまだ底の状態ですから、長期的に見れば景気回復はほぼ間違いないでしょう。
消費税増税10%になっても、追加の金融緩和を怠らなければ、方向性としては景気回復へ向かうでしょう。
暫く、また自殺者は増えるでしょうが・・・

一応、言っておきますが、バブル景気、少子高齢化、海外商品との価格競争と、長期の日本の経済低迷とは関係ありませんから。一部でそういう意見も根強く残っていますが、あくまでそれらは極論や暴論ですので。
前の回答で、韓国の話をしましたので判って頂けてると思いますが、少し不安なので、念のため。

外国人労働者、移民問題に関しては、詳しく説明したいけど、質問の趣旨から外れそうなので止めときますが、ざっくり申せば"必要ない"と思います。
移民に話を絞れば、イデオロギー抜きにしても、メリットよりデメリットの方が大きいでしょう。

質問者さんが認めているように、日本は世界トップクラスの技術力大国なので、人口減で落ちた生産力は技術力で賄えば良いのです。
幸い、日本の中小企業層は分厚いので、お隣の新自由主義国よりずっと柔軟で小回りがききます。個人的には、ソフトウェア開発より、儲けの大きいハードウェア開発に頑張ってほしいかな、と。

まあ思想信条も絡んでくるし、消費税増税を決めた安倍晋三に景気回復が本当にできるかどうか懐疑的なのも理解はできます。
ですので、以下のポイントさえ理解して頂ければ、僕としては十分です。

1) 日本人を不況のどん底に陥れた長きに渡る経済低迷は、デフレ経済が最大要因だった。

2) 日本がデフレ経済に陥った原因は、バブルでも、少子化でもなかったという事。

3) 日本が景気回復するにはデフレ脱却の道しかなかった。

4) デフレ脱却に対するアベノミクスの効果が証明されている事。

5) 成長戦略は景気回復という大きな枠組みでは"いらない"戦略だという事。

6) デフレ脱却してその状態を維持する事ができれば、日本経済は好転する。

どうでしたか?今回はかなり判りやすく答えたつもりなんですが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

む…難しいですが、そうですそうです、こんな感じのことを聞きたかったんですよ。いきなり専門用語だけ投げられても、私は勿論、「アベノミクスで景気を浮揚させようとしているのに増税して全く意味がワカラン」と言う庶民の人も逆に説明してる人は分かってしゃべっているのか?と思ってしまうんですよね。
この辺が庶民に分かるか分からないかの限界ですかね?

なるほど、私が言っていたのは「スタグフレーション」と言うヤツに近いですね。でも、日本でハイパーインフレって言うのは起きうるのかちょっと想像できないです。たくさん中小が死んだとしても、トヨタホンダ、今でも名だたる大企業が健在で、高齢化社会が到来する寸前なのは確かですが、まだ働き手は大量にいます。税収はそれでも上がる。紙幣を少々増やしても破壊的な壊滅が起こるとは思ってはいませんが…
と言う感じと言うことは、この件で言っているのは、「円安誘導」に関しての理論って事ですか?

この辺はたちまち難しいので、また誰か対案を書いてくれる人が居ることを祈りつつ。
もう一方の説明があれば尚わかりやすい。

問題は、アベノミクスに第2の矢、第3の矢が含まれていることなんですよね。

ところで、需要と供給の問題に関しては、オリンピックや地震など、特需の傾向が強くないですか?
輸出に関しても、車は円安のおかげでそれなりに好調のようですが、もう一つの花形の家電が軒並みスローダウン…。
これは持続するのか疑問があります。持続しない場合も、リフレ派の理論は通用しますか?
介護系の問題もありますが、これは、日本が成長する要素が少ない後ろ向きな需要だと思うので…

また、おっしゃられるように、日本は中小層の厚さが売りだと思います。しかし、長いデフレで大打撃を受け、現在のところ中小規模でのアベノミクスの効果は聞かれない。逆に今までとたいして変わらず、縮小を続けていると言う報道もあるようです。
そして、増税の後押し。
やはり大企業ありきではなく、中小ありき派(そんなのあるのか)の私としては、やはり不安要素は拭えません。今新規事業を立ち上げると言っても、学生の起業とかばかりがニュースになる。IT系の…
もし何かイケそうな産業を見つけている人が居ても、そうそう簡単に事業を立ち上げられないというのが本音のところじゃないかと…しつこいですが、増税も入ったし、恐らく10%は確実に上げてくるでしょうし…
実際、今耐えている中小は、正直「身動きが取れない状態」と見た方が良くないですか?
これでは、何かが生まれて大企業化していくなんて、夢のまた夢のような…

ソニーなんて、一業種に特化した世界を取るために大きくなった大企業なんだからそもそも無理があると思うんですが、方向転換などというウルトラQしようと思って崩壊しつつある。立て直す可能性もありますけど。
中小は身動きが取れない…やはり厳しいように見えます。

やはり、
6) デフレ脱却してその状態を維持する事ができれば、日本経済は好転する。
を続けるためには、
5) 成長戦略は景気回復という大きな枠組みでは"必要な"戦略だという事。
は必須だと思えるんですが…


あと、先行きの案に関してお答え頂き、ありがとうございます。ここからは雑談として聞いてください。
防衛費ですかー、富国強兵というのに配慮してくれました?
防衛費に関しては、現状維持で大丈夫かと思います。アメリカがこの地域を重要視している限りは、アメリカに負担してもらいましょう。世界一金持ち、世界各地から金を搾取する化け物国家ですから。ある意味、そのために中国を煽っても構わないと思っているくらいです。
中国が実際に軍事行動を起こす確率は非常に小さいでしょう。中国のアレは完全に内向きの政策と見て良いかと思います。共産党が空中分解しないために、中国国民に対して日本を持ち出しているだけに過ぎないかと思います。
内政強化でお願いしたいです。この辺は自民も分かっていて、いなして利用している腹黒政党感がするんですが(笑)

移民の件も賛成です。むしろイデオロギーの面で日本人が自ら崩壊してしまいそうな気もします。

お礼日時:2014/06/05 01:23

>アベノミクスは成功しない?



成功と言うのが何を意味するのかによって答えは変わってきますが、最終的に日本の為にならない事は確かですね。海外の有識者から評価されたと言う事は逆に日本の為にならないからと言う事も充分考えられます。消費税増税を中国のメディアが絶賛したのも同じ理屈ですからね。

>現在失業率が下がっていますが、これ、相対的に日本人の給料も上がっているんでしょうか?

全然上がってません。非正規の割合が過去最高になりましたね。正社員が非正規にすげ変わって給料が増えたなんて馬鹿な話はどこの世界にも転がってません。


>結局庶民が余分なお金を持ってもらわないと売り上げも上がらず

そうです。経済が活性化するというのは、今まで金を持たなかった人に金が渡ると言う事です。言い換えれば、収入を全て消費に使わざるを得ない人の事です。金を得たら預金するだけの人だけに金が渡って経済が好転するなんて話は歴史上どこにも転がってません。


>こういうインフレって、アリなんでしょうか?

デフレは金のない人が苦しみ、インフレは物がない人が苦しむ。物も金もない庶民はどっちにしても苦しむ。苦しみ方が変わっただけですね。


>何年か何十年か経てば、徐々に大企業の儲けが庶民に浸透してくる

そんな話は全くあり得ないことは過去1988年以来5回実施されてきた法人税減税の結果を見れば明らかでしょう。20年以上たって全く庶民に浸透しない、むしろ悪化してる状態で、どうして今回に限って『いずれ効果が出てくる』と言えるんでしょうかね。


>今更ですが、財政出動は何に使いましたか?

ゼネコンを潤すのに使われました。日本の公共事業は致命的な欠陥があってケインズ理論の要から大きく外れ、失業者や貧困者を救う配慮が全くないからです。ただやみくもに公共事業してれば景気対策になると勝手に決めつけて、結局建設業界が潤うだけに終わる。だからこそ90年代に600兆円もつぎ込んで何にもならなかった。

それが今更どうにかなる訳ないでしょう。アベノミクスとやらは、この欠陥を是正してなされた訳でないですからね。経済効果がないのは当たり前です。


>「若者や女性を強くしよう」とか…若干意味が分からない

ホントですよ。これから若者が必要だと言いながら、肝心の若者は非正規であふれてる。女性の管理職がどうの言ってますが、確かに能力のある女性を適切なポジションにつけるのは大事ですが、能力があろうがなかろうが『女性管理職の割合がー』とか言ってるのを見てると馬鹿丸出しですよね。やりたくない管理職を割合の為に無理やりやらされる女性が、あまりに可哀そうですね。


>これから日本はどうなりますか? 政府はどうすればいいですか?

このままでは、日本国民の富が根こそぎ海外に流されますね。もう高度成長期とは全然違うんですから、今更高度成長の再来を夢見て国民から巻き上げた金を無駄遣いするのでなく、日本国民の全てが安心して暮らせる状態をもたらす事ですね。それくらいの富は充分あるのですからね。

少子化が問題と言うなら、最低限、経済的理由で結婚できないという若者をなくすことです。所得補助制度で非正規でも家族が養える他の主要先進国を少しは見習って、貧困対策だけは放置しない事です。言い換えればアベノミクスとやらの最大の欠陥は貧困対策を全く怠っている事ですね。厳しい競争社会でも構いませんが最低限のセーフティーネットくらい敷け!と言う事です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうなんですよね。
庶民でもわかりやすい政治的な見方をすると、おっしゃる通りだと思います。

非正規増加・正規減少の流れの中で、給料が増えて景気が上がった!と言われてもピンと来ないというのはありますよね。
ただ、ごく一部では、正規を増やすというニュース(ユニクロやわたみ、他ブラックと言われる企業)も出てきているのは、アベノミクスが奏功したのかどうかは別にして、歓迎すべき点かも知れません。
それに、これは増税前の話ですが、非正規とはいえ、好調なトヨタや建設業界の雇用が増えていると言うのも歓迎できる点。
あと、業績回復した、ソニー以外の家電業界の雇用が増え始めているのも歓迎したい。

ただ、建設業界の場合、震災由来というのも多いに考えられるのが…復興が終わったら、また失業が増えるのかもしれません。
他業界も、今までリストラした社員数(ここでは社員の能力的なことは考えずに企業の規模とか余裕の意味で)をすべて取り戻すほどではないにせよ、まずは第一歩…となるかが焦点になってきますよね。


で、ここで増税と、需要と供給の問題が出てくる。
凄い冷や水ですよね。

公務員と土方、言い方は悪いですが、非正規が増えるという意味で土方という言葉をあえて使いますが、吸い上げた税金をここら辺に再配分するのが政府の成長戦略の流れかと思います。
公務員が景気を押し上げるほど消費してくれるのか疑問ですし、10年前、20年前、30年前とはちょっと状況が変わってて、建設業界も当時ほど需要があるとは思えない。
土方に無理繰りお金を回すのは、ちょっと微妙な流れに見えて仕方がない。建設業がこれまた景気を押し上げてくれるなら、お金はまわると思うのですが、日本で建設ラッシュが起きているというわくわくする景気的な話も聞かない。
ここに投資しても、何か新しいモノが日本で芽生えるわけでもなさそう。


政治的な観点で見ると、こんな感じで、これがどうしてプラスになるの?って思えてくるんですよね。

で、さらに追い打ちをかけるのが、少子高齢化。日本が縮小しても経済成長するとしたら、輸出業が躍進して日本に膨大な貿易黒字をもたらしてくれる。というのが、素人がぱっと見てわかりやすい形かと思うのですが…
若手は減る、老人は増える、政府は老人に再配分せざるを得ない。老人や介護の人が、景気を押し上げてくれるというなら、それも歓迎したいですが…
このままの流れでは、燃料食料の輸入ばかりが増えていきそうで。輸出は現時点の好調な大企業だけで日本を維持しなければならない綱渡りに見える。大企業はその産業に特化した、海外に勝つための業種と捉えることもできると思いますが、日本がそれに頼ってしまったあと、その産業の需要が無くなったら…と思うと、その怖さは半端ではありません。現に今もその兆候が…


政治としてはこんな感じに見えますが、こういうのをできる限り全部勘案して経済学者がこれからの日本見ると、どういう判断を下すのかなと思うんですよ。
で、結局政府はどうすればいいの…と思います。


セーフティーネットも、上手いところに回せば、小さな多様な産業を復活させる方向性にも持って行ける気がするんですよね。出生率も上げられるなら尚よしです。下の消費が強くなれば、自然に大企業も財政も息を吹き返すと思うんですが…。さらにそんな小さな産業の中で時代に対応した新しく特化した産業が見つかれば、新しい大企業が生まれるかもしれない。とも思うんですが…

回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/06/04 09:14

>細かい経済自体については、ここで議論しても仕方がないと思うのですが…。



アベノミクスとは何ぞや?

Wikipedia - アベノミクス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%99% …
>背景
>1990年代初頭のバブル崩壊を直接の発端とし、1997年の消費税増税で顕著になったデフレーションにより停滞が続いていた日本経済は失われた10年、そして失われた20年を経験した。
>20世紀以降の先進国で、20年もの長いあいだ、年率1%以下の低成長が続いたことは、世界的に見ても珍しいといわれる。
>概要
>第2次安倍内閣では デフレ経済を克服するためにインフレターゲットを設定し、これが達成されるまで日本銀行法改正も視野に、大>胆な金融緩和措置を講ずるという金融政策。

噛み砕いて申せば、日本の長期にわたる経済低迷の最大要因を「デフレ」と定め、デフレ経済から克服する事で景気回復を図るのがアベノミクスの目的です。

つまり、アベノミクスとは『デフレ脱却』の政策です。

>金融由来のインフレの場合は、最初は「おお、金が増えた」と思って経済が動き出すんですが、「あれー、でも金の価値が何か下がってない?」てな事になって───
>経済は勉強していないので、細かいことは分かりませんが、ざっくり言うとこれでおおざっぱには合ってますよね?

前回答で貼った実質金利のグラフを拝見して頂けたでしょうか?

日経新聞 - マネー - あなたの預金も減っている インフレ時代の運用術
http://www.nikkei.com/money/features/37.aspx?g=D …

詳細なグラフではないですが、実質金利の急低下の始まりは明らかに2012年末か2013年初めですよね。
第2次安倍内閣の成立は2012年の12月26日です。日銀総裁もまだ白川方明のままにも拘わらず市場は実質金利は急低下しています。
これは何か?
答えは至極単純です。安倍首相なら金融緩和をやってくれるだろう、日銀白川を組み伏せてくれるだろって期待が市場を動かしました。

野田政権末期の為替や日経平均を憶えてませんか?1$70円台が80円台に下がるのが2012年の11月、日経平均が上がりはじめも同じ2012年の11月からです。
質問者さんの認識は、初っ端から間違っています。

何処かで、景気の気は「気持ちの気」って話を訊いた事ありませんか?割とよく耳にする言葉だと思うのですが。
大臣や日銀総裁の記者会見、遠い国の紛争や問題で、為替や株価が変動したりするでしょう?実体経済が影響が受けるずっと早く動くのが資産経済です。

景気を維持するには「気持ちの気」というのはとても重要で、老後や突然の病気や怪我に心配せず、安心してお金を使える社会を構築するという事ですから、社会福祉を充実化は経済発展や安定した景気の維持には必要不可欠かと。

>経済活動が走り出し、例えばわかりやすいところで外貨とか、或いは人口とかですよね。それがその活性化した間に余分に稼げていれば、差し引き0にプラスアルファって事ですよね?
>それが継続するのが、緩やかなインフレって事ですよね?

申し訳ないですが、ここら辺は意味が判らないです。
前回答で書いた実質金利の話は、デフレ経済がいかに経済活動を阻害してたかという客観的データを提示したつもりだったのですが・・・

>人口が減っていく状態で、女性がどうの、若者がどうのとか言ってて、そのリフレは上手く働くのか疑問なんですよ。それ、弱いバブルじゃないのかなって。

女性がどうの、若者がどうのとかはリフレーションとは関係ありません。恐らく、質問者さんはバブルの定義を理解してないと思います。

質問者さんは、一体全体、何所の誰の話を根拠に持論を述べているのでしょうか?

>アラブは油。
>オーストラリアもロシアも使い切れない膨大な資源。
>逆に、日本は本当に笑ってしまうほど「技術」以外は何もない。

裏を返せば、アラブは本当に笑ってしまうほど「資源」以外は何もないという事ですw
技術も資源もない、少子高齢化も日本以上の韓国経済は、安倍政権が台頭してくるまではとても好調だったでしょう。
安倍政権前の韓国経済の好景気を支えていたものって何よ?ウォン安と円高でしょう。

何が言いたいかというと、日韓経済はどちらかが沈むゼロサムの関係だという事です。
韓国の好景気は日本の円高の上に成り立ってたわけですから、デフレ脱却は日本の景気回復に直結するという証明になります。

>なので、成長戦略や、ばらまき方が非常に大事になってくるかと思うんですよ。

何が「なので」なのかが判りません。

政治家も官僚も基本的にミクロ経済はド素人な人たちです。ド素人がそれ専門で食ってる人間を差し置いて、あーだこーだ口出ししたても上手くいくわけがないって思いませんか?
そもそも、何を根拠に、どういう方法で、これから成長する分野を見極めるというのか?既にハコモノ行政化してるクールジャパン戦略なんて、オタクだって支持しないと思いますw

バラマキが大事なら、公共事業に対してじゃなく、僕に直接ばらまいてほしい。ガンガン無駄遣いして景気をぐるぐる回すから、ねww

取りあえず、少子高齢化を気にしてるみたいだから書きますが、諸外国と比べて、日本の低出生率がなかなか改善しない背景には、日本の長期にわたる経済低迷があったから。要するに、デフレが日本の少子高齢化を加速させたわけです。

出生率を上げる為にも、アベノミクス、リフレ政策、インタゲは有効だという事です。

どうも、漠然とした将来への不安が、質問者さんの経済に対する疑心暗鬼を生じてしまっているのかな。出来たらもう少し論点を整理した方が良いと思います。

取りあえず少子高齢化については、仕事(需要)がないのに、人手(供給)が足りないって嘆くのはおかしいでしょう?
まず、デフレ経済をきっちり克服してから、次のステップにいきましょうよ、と。

この回答への補足

アベノミクスの「理論」はまあだいたい分かりました。成功する理論だと言うことも分かりました。
で、それは「現実的」に経済学者から見て、どう見えるの?
そういうのが聞きたい。私は経済「学」に関して知りたいわけではないです。

補足日時:2014/06/03 09:09
    • good
    • 0
この回答へのお礼

う~ん…
意見は書きましたが、それはここでアベノミクス第一の矢が成功かどうかを聞きたいからではないんですね。

分かりますよ。第一の矢限定で考えれば成功というのは、今までに何度も書かれました。
それも成功ですよね。そこも、既に何度も「リーマン前に戻るなら大歓迎」と言っています。
増税が入って、それが阻害されるんじゃないのと言うのも、出てきましたね。
少子化は、まぁ基本移民で何とかするのが現実的じゃないかとも書かれました。

質問は読んでくれてます?
タイトルは確かにアベノミクスと入っていますが、そこを限定で聞きたいわけではないし、経済の細かいことについて疎いのは、自分で認めているので、そこを改めて指摘されても困るんですよ…
しかも、アベノミクスはインフレ維持で、日本を緩やかに「成長させていく」戦略ですよね。それはつまり、これからの日本、少子高齢化、各種保障政策のやりくりをしていくことを見据えていますよね。(現実はデフレ脱却だけとりあえずしたいよ政策かも知れませんが)
アベノミクスの第一の矢だけ突っ込まれても、納得にはほど遠いんですよ。

アベノミクスはデフレ脱却の戦略。それは何のためにやるの。焼け石なの、それとも伸びるの?

分かります、若者女性、出生率を上げたいよ成長戦略ですよね。でも、これ抽象的かつ、増税(保障政策補填)・企業減税の方向性で成長戦略が進む限り、効果がはなはだ疑問だという…これ、伸びるの? 今は喧嘩し会っている内容ですよね。個人負担をどんどん増やし、減税で海外企業を呼び込むと言う方向。数年後お金が下に浸透し、「どんどん子供が生まれて、高齢化構造が解消できるか?」と言われれば…どちらかというと、「ちょっと子供が生まれて、でも構造自体は変わらないよ」と見る方が自然ですよね。

>アラブは本当に笑ってしまうほど「資源」以外は何もないという事ですw

でも、アラブは資源があるんですよ。中小を潰した日本は、ある意味「油田を半分失った」状態です。
「ばらまいて箱物作るか、ばらまいて油田を成長させるか。」ここが私の持論なんですよ。
また経済が疎いことに突っ込まれても困りますが、実体がある成長戦略にできる要素が何か乏しくない?って思うんですよ。

> 取りあえず少子高齢化については、仕事(需要)がないのに、人手(供給)が足りないって嘆くのはおかしいでしょう?

ここは、この先の全世界的な問題かと思いますが、ここも聞きたいですよね。これは、私個人の意見ではなくて、「現象」だと思うので、ここに関して私が反論されて私が答えるのもおかしい。
こうおっしゃられるって事は、日本の実体をこのままどんどん小さくするのが順当で、しかし実体が小さくなっても日本はリフレで成長できるって考えておられるって事ですか?
バブルという言葉が適当かどうか、「私は経済に疎いので知りませんが」空洞化したもろい経済なのでは?

アベノミクスをもっと強靱にできないの?ってことです。この質問では、「富国強兵できるのか?」、を馬鹿な私のような政治家があなたのような天才の経済学者に聞いていると思ってもらって結構です。
まぁ、次の首相が仮に寺田さんだとしたら、テラノミクスに引き継いでもらっても良いですが…

私は意見を引き出したいが為に意見を書きますが、その意見にだけ反論されても…ここは教えてgooなので、質問内容は踏襲して欲しいです。

お礼日時:2014/06/03 08:38

>金融緩和は世界中の有識者の間でも評判が高かったと思うのですが、これ、結局どうなんでしょう…。



景気判断の材料に実質金利があるじゃないですか?

Wikipedia - 実質金利
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9F%E8%B3%AA% …
>金利には「名目金利」と「実質金利」があり、このことが明確に理解できているか否かで、経済現象の理解に大きな差がでる。
>実質金利 = (名目金利)-(予期インフレ率)で表すことができる。
>例えば、自分が100万円の商品を購入する際の代金は銀行から名目金利5%で借り、物価の変動(インフレ率)が+4%だったとする。
>1年後の返済で105万円を支払う必要があるが、100万円の商品の価値は物価の変動に伴い104万円となっているため、実質的には差し引き1万円つまり1%の支払いですむ。
>上記の式で言えば5%-4%=1%となる。

下の内閣府のグラフをご覧いただけると、リーマンショック以降の日本が一人負けしてる状況が理解できると思います。

内閣府 - 主要国のの実質金利の推移
http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je12/h05_hz03012 …

この日本が一人負け状態の実質金利が、安倍政権以降では大きく押し下げています。

日経新聞 - マネー - あなたの預金も減っている インフレ時代の運用術
http://www.nikkei.com/money/features/37.aspx?g=D …

質問者さんが「アベノミクスの成功」をどう定義づけているかは判りませんが、アベノミクスの肝である金融緩和は成果をあげていると捉える方が自然だと思います。

>(1)現在失業率が下がっていますが、これ、相対的に日本人の給料も上がっているんでしょうか?

企業を供給、従業員の数を需要に置き換えれば、失業率が下がるとは需要が高まると言うことですから、ブラックな不人気企業は淘汰され総体的に日本人の給料は上がっていく事になります。
当たり前ですが、基本的に雇用解雇の制約が緩いアルバイトや派遣社員の方が景気の影響が大きいです。

>(2)物価目標も上がっていますが、これは燃料費?輸入に由来する物価上昇なのでは?

食料及びエネルギーを除く消費者物価指数(コアコアCPI)はプラスに転じています。

総務省統計局 - 消費者物価指数
http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/ind …

>(3)アベノミクスは何年か何十年か経てば、徐々に大企業の儲けが庶民に浸透してくる目論見だと思うのですが、結局増税したことで、大きく見ればつまり「国民から税を絞り上げて、輸出産業に再配分」という形になったと思うのですが…これ、上手く行くイメージがないんですが…どうなんですか?

アベノミクスの目論見や仕組みではなくて、経済の流れがそう出来てるので仕方が無いですね。企業が儲けなければ従業員の給料は増えないという至極単純な論理です。
不況も同じプロセスで、バブル崩壊後の国民が不景気を実感するまで数年のタイムラグが発生しています。

>(4)今更ですが、財政出動は何に使いましたか?

財政出動は必要ですが、注意しなければいけないのはお金には色が付いていないという事です。
一分野に投資しても、それがどの程度日本経済に寄与したのかが判りにくいのです。それはつまり、無駄、もしくは国益を損ねるものかどうかも判断し辛いという事です。
公共事業をカンフル剤だと言ってた経済学者さん達が、恒久的な公共事業への投資を主張し出す。あれ~何だかおかしいぞって思うわけですよ。

>何か大勢で見ればプラマイ0で、単に国内のお金をこねくり回しているだけのイメージがあるんですが…

消費税増税が影響がどの程度に及ぶのかは判りませんが、あの竹中平蔵さんでさえ、今年4月からの消費税増税に国民にメリットがなしと明言していましたから、アベノミクスにブレーキを掛ける政策なのは間違いないでしょう。

>これから年金や健康保険料など、福祉分野が破綻すると思うのですが、アベノミクスの成長戦略でこれが解消されますか?

成長戦略はさておき、景気が良くなれば税収が増えるわけですから、社会福祉も改善や充実化に期待は持てるのでは。少なくとも、無い袖触れない不景気な状況よりはマシでしょう。

>一番重要だと思われる成長戦略が特にヤバイ気がして…「若者や女性を強くしよう」とか…若干意味が分からない…「老人も働け」は悪くないとは思いますが、とてもこれからの日本を支える材料になるようには見えません…

成長戦略が何で重要なんですか?w
政治や政府が市場を完全にコントロールできるわけがないと思いますが。

因みに、僕はどちらかといえばリフレ派を支持しています。なので人口デフレ論の池上さんや藻谷さんに対しては懐疑的です。
ざっと見た限りですが、質問者さんや他の回答者さんと、僕とでは、経済に対する考え方はかなり違うんじゃないかな、とw
    • good
    • 0
この回答へのお礼

細かい経済自体については、ここで議論しても仕方がないと思うのですが…。
現在行われているリフレもインフレも、結局はお金を増やして市井にお金を回し、例えば施設投資なら施設投資で「買う人、作る人、対価をもらう人」等々が出てくる。で、経済が回り始める。で、プラスになるんじゃないのって事ですよね?

金融由来のインフレの場合は、最初は「おお、金が増えた」と思って経済が動き出すんですが、「あれー、でも金の価値が何か下がってない?」てな事になって…でも、経済活動が走り出し、例えばわかりやすいところで外貨とか、或いは人口とかですよね。それがその活性化した間に余分に稼げていれば、差し引き0にプラスアルファって事ですよね?
それが継続するのが、緩やかなインフレって事ですよね?

経済は勉強していないので、細かいことは分かりませんが、ざっくり言うとこれでおおざっぱには合ってますよね?
何もない、或いは外貨が前より稼げない、人口が減っていく状態で、女性がどうの、若者がどうのとか言ってて、そのリフレは上手く働くのか疑問なんですよ。それ、弱いバブルじゃないのかなって。

そこで、その弱いバブルを吸収して実体にしてくれるモノがあるのが、若さを保つアメリカ。しかし日本は?
もう、高齢化社会は約束された決定事項と言っていいのでは?
これは例えばの話で持ち出すんですが、アメリカと比べるのは、ちょっと怖くないですか?
世界的な超大企業を多数抱え、人口は3倍超、巨大な軍事費はありますが、それに伴う技術革新と強烈な外交力。そして、豊富な資源と自給率。軍事費が圧迫しているのかもしれませんが、それを凌駕しそうなパワーですよね。
EUはあのやたら仲の悪い国同士が、イヤイヤながらも結束しはじめている。日本並み、或いは日本より小さな規模の国でも、高齢化を回避し始めている国もある。これは移民も大きいのでしょうけど。
アラブは油。
オーストラリアもロシアも使い切れない膨大な資源。

逆に、日本は本当に笑ってしまうほど「技術」以外は何もない。

金融で成功しても、それがどのくらい価値があるのかが分からないんですよ…。
まずは、成功を喜ぶべきだと思うんですが…成功しても怖さは拭えない。


デフレになって、まず中小が多数消えてしまいましたよね。技術しかない日本にとって、これほどの恐怖はないような。もし、デフレ前に金融政策、アベノミクスが入っていれば、もしかしてとも思いますが…(増税は別にしての話ですけど)

なので、成長戦略や、ばらまき方が非常に大事になってくるかと思うんですよ。まだ、昔貿易黒字で集めまくった外貨は日本にあるんですよね。日本がお金持ちであることには変わりないんですよね。

箱作って放置して、最終的にそれに使った労力を無駄にしてしまうより、すぐに効果が出なくても我慢して市井に回して、個人を強くし、中小の復活を促し(ある意味リセットされたんで、新しい業種が生まれることを祈りつつ)、子供も産ませ…そういう事ができれば、と、どうしても思ってしまうんですよね。
結果、現在減税やら金融やら増税やらで何とかしようとしている状態は、根元から解消されるんじゃないかなって。
例えばですが、海水を石油と同レベルの燃料にしてしまう技術を手に入れるとか(あくまでたとえですよ。ドラえもん的発想なのは理解してます)できたら、一気に日本は復活できるでしょう。でも、身動きがのろくどでかい大企業だけでは、イノベーション(ドラえもんの例は別にして)が生まれるのも厳しい。
まぁ勿論、コッチの方向性も生やさしいものではなく、今やっていることと同様な綱渡りなのかもしれませんが。


減税で企業を呼ぶったって…マイクロソフトもGoogleも(ネットばかりでスイマセン笑)とても入ってくるとは思えない。アジアのそれなりの企業が参入してくれれば、御の字でしょうか?

日本が、もしもアイスランドのような小さな規模の国であれば、金融で喰っていく道もありそうな気はするんですが、さりげにそれなりにでかくなってしまってるし…これからのじいさん達を、金転がしだけで養うって言うのは、ちょい現実的じゃないように思えるし、もし乗り切っても、そのときは人口がしぼんだ何もない国になってそうで。

なんか、とうとう自分の主張を述べてしまいましたが…これを受け入れてくれと言っているわけではなくて、なんか、金融で安心できる要素があるのか。勿論リーマンショック前にまで戻るなら、それはまず大歓迎なのは変わりはありません。
そっから延びてくれる納得できる要素があれば…例えば、金融政策だけでも十分日本は現状維持で生きていけるんだよと言うモデルケースなんかがあれば、それは計算上のことでも良いので、教えて欲しいです。

お礼日時:2014/06/01 21:31

2%のインフレ政策はじっとしていては取り残される政策です。

『頑張る者が報われる経済』。それは頑張れる者が報われる経済。さらに頑張れる者だけが報われる経済。つまり頑張れない者は落ち落ちこぼれる経済なのです。
これぞ、生存競争による自然淘汰の世界です。ウイルスから人間まで、生きているものはこの摂理からは逃れられないのです。生命は延々とこれを繰り返して来たのです。世界は生存競争で成り立っているのです。日本だけが例外ではありません。
健康保険や年金も例外ではありません。将来、足りなくなることも想定されるので、自己責任で準備しておくことです。それが出来なければ、自然淘汰されるのです。
貴方は日本政府に期待しているのですか。それとも自然淘汰がお嫌いですか。

この回答への補足

つまり、自民党だろうが天皇だろうが民主党だろうが官僚だろうが、それは日本の一機関に過ぎないという考え方です。
日本国として浮揚したいという意味で、アベノミクスも結局日本のためにどうしていけばいいの?と思っています。

補足日時:2014/06/01 13:05
    • good
    • 0
この回答へのお礼

えっと、つまり「弱者救済をして欲しい」と言う考えを、私がこの質問を通して押しつけていると言いたいわけですよね?

違いますよ。

私が「お礼」に「反論、突っ込み、自分の考え」を入れたのは、まあ、セコイ話ですが、経済の詳しい人に、より実体に近いところを聞き出したかったからです。

当初は、「第3の矢」が上手く行けば、2%インフレ、それにより経済発展が実現して、高齢化社会がどうにかなる可能性があるモノだと思っていました。だから、最初は第2の矢、第3の矢にこだわっていました。これが良くなれば、もしかして「日本いけるの?」と思ったわけです。
ただ、だんだん話を聞いているウチに、高齢化社会は、そういう次元の話ではないと言うことが分かってきました。


ただ、弱者救済に関して言えば、私の持論では、日本国内限定では庶民にお金を回すことで、結果日本の生産力が上がると考えているので、確かに「是」です。
が、別に押しつける気はありません。そういう流れにはなっていませんし。
そもそも弱者である老人を働かせる案に関しては「良いと思う」とさえ言ってますよ。
押しつけるのであれば、この持論を補強する理由をずらずら書きますが(笑)

基本的には、自民党も民主党も天皇も勿論含めたそして当然全日本国民、日本に住むネコも含めた、グローバルと反対の意味での「右翼」の立ち位置で質問させて頂いています。「富国強兵」と言うところです。

お礼日時:2014/06/01 12:50

アベノミクスは成功しない?




★回答

安倍総理の戦いはこれからが本番でしょ ○か×かどっちかはこれから

今までは第一次安倍政権の時に戻った程度

民主党のための 下落  行ってこい相場でしょ

やれやれ  デフレ気味 自民党相場レンジにもどったなって感じ

一部の官僚 緊縮財政 増税原理主義 既得権益者と
マクロ経済を見ながら 安倍がどうするか?
にかかっているわけですねー

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8479280.html

・・・・・おわり・・・・・・・・・・・・・


金融緩和、財政出動、成長戦略とあります。
金融緩和は世界中の有識者の間でも評判が高かったと思うのですが、これ、結局どうなんでしょう…。

★回答

『大胆な金融緩和』
『機動的な財政出動』
『民間投資を誘発する成長戦略』

昨年までマスコミや御用学者は まったく違うことを言っておりました。
宣伝のような言葉は信じないことです。

アベノミクスの三本の矢
http://okwave.jp/qa/q8327917.html

・・・・・・・・おわり・・・・・・・・・・・・・・・・・・



これから日本はどうなりますか?


★回答  いいシナリオの場合

貯蓄から投資へ 根本的にインフレ社会にもどる
日経平均は日経平均255  1989年12月25日  38957円 基準点をこえる
世界界の笑いものから 脱却する

以下参照
経済の推移を予想できるかたお願いします
ベストアンサー
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8586350.html

人口飽和状態より少ない人口の方が賃金あがるのでは?
ベストアンサー
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8527203.html


★回答 悪いシナリオの場合

以下となる
デフレ気味 日本にすみつく ダニといっしょに崩落
日経平均は日経平均255  1989年12月25日  38957円 基準点をこえられない
世界界の笑いものから脱却できない
http://elsp.soragoto.net/toushi/ni225/ch1.htm


森永卓郎 教授の「経済“千夜一夜”物語」 二つのオカルト経済学
通常の経済学でシミュレーションした結果によれば、デフレ脱却期の増税は百害あって一利なしだ。
安倍総理が通常の経済学を採用するのか、それとも財務省 経済学を採用するのか。
私は財務省経済学が勝つ確率が高いと思っている。それは、日銀官僚以上に財務官僚の立ち回り方が上手いからだ。
もし予定通り消費税 増税となれば、景気の拡大は来年春までの短い命になりそうだ。
http://www.dokkyo.ac.jp/profinfo/eco030.htm
http://npn.co.jp/article/detail/05356231/


<消費税10パーセント問題点 2年目以降に 経済状況が崩落>

マクロ計量経済学による計算結果↓ここ
http://elsp.soragoto.net/toushi/szei1.jpg

●【宍戸駿太郎氏】消費増税は精神分裂!


http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/ …

消費税10パーセントは 1年目までもつが ↑2年目以降大変なことになることが明らかだ。

<日本固有の消費税の問題>

(1)貧乏人ほど負担が大きい逆進性
(2)事業が赤字でも納税義務のある実質的な直接税(形式的には間接税)
(3)中小零細企業が価格転嫁出来ないケースが多い
(4)輸出戻し税などの輸出大企業への優遇・不公平 
(5)デフレ期に税率を上げるとデフレを促進
(6)税率を上げるのが 目的で 税収は増えない
(税率を変えると 軽減税率の話が出るので 役人が天下りしやすくなるため)
(7)消費税は 財政再建が遠のき時間がかかる効果をもたらす  
(8)もともと 竹下政権の時 所得税を O 円にするためだった税金を
社会保障のためですと財務省がごまかして 存続偏向したのが消費税
(9)日本の欠陥消費税と 海外の消費税はまったく別物である
(10)消費税でデフレ気味にすれば 外為積立金が増やせる
今の120兆円を20兆円程度でいいリフレ派の金融政策は嫌いだ
為替介入がいらなくなり 自分たちで使える国民の税金が減ってしまう
為替手数料で利権を財務省でがっちりいただこう
(11)間違った増税には 愚かな財政支出が必要になるという結果になっている
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37813
(12)すぐ消費税上げないと 国債が暴落すると言う うそ報道による 国民誘導
仕組みは↓ここ
http://livedoor.blogimg.jp/hardthink/imgs/7/4/74 …


・・・・・・・・・・・・おわり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


政府はどうすればいいですか?


★回答

目先のことに とらわれず
抜本的 本質 日本の不況の元凶(以下参照) を解決していくのみである
日本に住み着く ダニを 少しづづ 削除していく
安倍政権=公務員制度改革が本丸であると考える
2014年6月からの 官邸主導人事が本丸じゃないの

マスコミは目先しか言わんよ
日本には優秀な金融ジャーナリストっていないんでしょうか?
ベストアンサー参照
http://okwave.jp/qa/q8315679.html


安倍政権=公務員制度改革が本丸であり

それで規制改革が進んではじめて

経済成長と株価が長期的に上がりはじめる 失敗すれば終わる

竹中平蔵 「公務員制度改革は試金石であり改革の本丸
http://www.youtube.com/watch?v=G4euC8kdyRA


以下参照して確認

公務員の天下り先潰しは、経済効果があった?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8466971.html

日本の不況の元凶
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8536491.html

●最大の岩盤規制は自民党税制調査会だった

http://diamond.jp/articles/-/45949?page=2

岸 博幸 [慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授]
官邸自らが自民党税調と対決するとともに、諮問会議と規制改革会議の体制の一新を図るべき

岩盤規制は自民党税制調査会などの 野田など(古議員)が 不安要因
利権調整は得意だが
経済 数値計算はできません コンピューター音痴 非科学的である
馬鹿は 早く 能力のある若いやつにかわれと言う感じ

日経225下げの原因である
日本国民の国民経済 資産価格を下げる ダニである


・・・・・・・・・・・・おわり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この回答への補足

多数の小さなノイズも混じっていて、これらを全部会わせると+になるのか、ーになるのか。

今までの回答を頂き、私が受けた感じでは、

1,一応第一の矢でひとまずリーマンショック前の状態に戻るかもしれない。
2,しかし、少子化高齢化をどうにかできるほどの財源はとてもじゃないけど集められない。

後何年かは現状維持、数年後気持ち景気が上がった感が得られる可能性もあるけど、増税という消費を冷えさせる冷や水を日本に浴びせたのが不安要因。もしかしたら、景気良くなった感は得られないかもしれない。
安倍時代に安倍強運でラッキーが起きてくれれば。

その後、じわじわ高齢化が進み、補償費用が膨らむ。

その後は、政府が国民に頭を下げてくる気がしますが、この辺はこの質問とは関係なくなってくるので…。
どんどん外貨の稼ぎ頭がいなくなり、しかもどんどん保障費用が膨らんでいく。日本国内のお金も徐々にすり減っていくのかなと…

そんな感じで理解しています。
このまま少子化が進めば、ジリ貧かな、と言う感じ?

補足日時:2014/05/31 19:14
    • good
    • 0
この回答へのお礼

これは、返礼に窮します。
今回、こういった経済系の多数のニュースやコラムを見て、訳が分からなくなったので、質問させて頂きました。

でも、いろいろ参考にさせて頂きます。

お礼日時:2014/05/31 19:00

#2、#5です。

たくさん答えがついていますが、私はどうもピンと来ない。

>これから日本はどうなりますか? 政府はどうすればいいですか?

どうなるかは、まだ分からない、と書きました。政府はどうすればいいかについては、減税です。私は消費税8%への増税を取り消して逆に減税してほしいくらいです。ちなみに、FRB前議長バーナンキは昔、日銀が国債を大量に買い上げ(大規模金融緩和)、「減税」財源を引き受けるべき、と提言しています。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%B3% … 

アメリカ経済はそんな感じで絶好調のようです。アメリカは意図的に景気回復初期、中期には増税していません。その時期に増税をやったら、政治家はクビになったでしょう。このことで、より正常で健全なデフレ脱却が可能になるのです。そして、財政再建は景気回復によって理想的な状態でなされるのです。なんとしても10%増税は阻止したいものだと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ほんと、なんでここだけ無視するんですかね? 政府は…
ここだけ見ると、どうしても、本当に一部官僚が、或いは財界の有力者とか大物政治家とかが近視眼的になっているのではないかと疑う方が自然だと思えてくるんですよね。

アベノミクス限定で考えるなら、ここだけはやっぱり謎ですよね。

お礼日時:2014/05/31 12:59

もうちょっと回答追加。



>例えば政府が国民に優しく良い福祉社会を約束するより、ソ○ー、○ナ、○ヨタ、減税したんだから3倍稼げやとか言って、何か何らかの弱みを握って煽る方が現実的な気もするんですが…あがきの意味で…どうでしょう。

それをやったのが、IMF危機後の韓国。
主要財閥を整理して、残った財閥の競争力を高めたのはいいのですが、サムソンが風邪を引けば韓国が重病に陥る(笑)ような状況に陥っています。

会社の経営というのは、悪くいうと博打みたいなところがあり、ある会社が一時的には儲かっても、その状態が永遠に続くわけではないのです。
ですので、同じ業種にはできれば三社、悪くても二社が競合するのが望ましい。


話が変わりますが、国が援助してJALを再建したのは、一見してお金の無駄遣いのようですが、長期的には正しいわけです。
まあ、稲盛さんがバシっと結果を出したので、想定以上の成果となっていますが。
日本にはプロの経営者が少ないので、稲盛さんの後継者となるような人格・見識・実力共に優れた後継者が現れることを願ってやみません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうですよね。
アメリカだとビル・ゲイツとか、スティーブ・ジョブズとか?
なんか、アメリカ人はホント経営が上手いというか、搾取と悟らせない搾取が上手いというか。見習いたいです。

お礼日時:2014/05/31 12:54

えーと、rikukoro2さんが回答をいっぱいつけているので、基本はそれでいいんですが、反論するとしたら増税関連ですかね。



確かにアメリカではオバマ政権に入ってから増税していますが、日本の場合は「消費税増税」だから問題なんです。
個人や法人の支出に税金をかけるから、増税前と同じだけお金を使っても、自動的に国にお金を取られるので、個人消費が落ち込みます。
実際、4月の小売の統計の数値も、前回の1998年の消費税増税よりも、落ち込みが激しいですし。

消費税増税以外でしたら、私は消極的賛成でしたが、まあやってしまったものは仕方がない。
ただ、安倍さんの豪運で、どうもこのまま乗り切れそうな気配もあるので、7月の夏ボーナス以降が勝負ですね。
まあ、想定よりボーナスが多く出て乗り切れればよし。乗り切れない場合は、財務省の焼き討ちを呼びかけます。(笑)

おーーい、過激派さんたち。
本当の敵は安倍政権じゃなくて、政治家の影で国民を貧しくする陰謀をたくらんでいる財務省の高級官僚たちだよ。
中国の手先でないならば、行動でそれを示してくださいな。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうですよね、何かいろいろ強運ですよね(笑)
いろんなところが上手く噛み合った感はあります。中国も上手く良い感じにかわして。さらに利用した?かな?みたいなところ、民主から自民に変わったとき、そういうのは流石手練れの党だなと思いました(笑)

ほんと、なんで増税やっちゃったかな…
増税やって一時的に税収が上がっても、経済がしぼめば同時に税収がしぼむ。上がった税収は、ほとんど成長戦略に回されることなく、保障政策に消えていく…日本人がみんな若者に生まれ変わるわけでもなく、このままの日本は続いていく。
次の増税でまた一時的に税収は上がっても、この先さらに本格的な超高齢化社会が待っている。
増税と言う切り札は本当に最終の最終局面、もう少し耐えれば光が見える!なんてところで使って欲しかった気もしますが…
安倍政権にとっても、良いことがあるように見えないのが本当に不思議な現象です。

そうですよね、願うなら、ウチら7割の「え?景気よくなったの?」って人たちが数年後「あ、来たね」と言うところまでは、せめて持ってきて欲しい。
10%増税…何か普通にやりそうですよね。

安倍ちゃんの強運頼みですか…

お礼日時:2014/05/31 12:46

>例えば政府が国民に優しく良い福祉社会を約束するより、ソ○ー、○ナ、○ヨタ、減税したんだから3倍稼げやとか言って、何か何らかの弱みを握って煽る方が現実的な気もするんですが…あがきの意味で…どうでしょう。



 政府は民間にそれらの口出しはできません。なのでそれより簡単なのは
中国の危険性や中国にいるベトナムへの恫喝など盛んに報道する事です。
 国民に隣国の危険性を煽ることにより、出生率は上がります。米国も戦争の時期は出生率があがります。本当に戦争する必要性はありません、危機をあおるだけでいいんです。
 なので個人的にネットで中国の危険性を言う方は歓迎です。なにせ出生率増加につながるかもしれないんですから・・・
 人が死ぬわけでも、貧乏になるわけでもない、費用されもかからないわけですから
    • good
    • 0
この回答へのお礼

いや、まぁ…
政治的な手法で、中国辺りにそれをやるというのならまあ政治家同士のお互い様ってことで、意味は分かりますが、出生率はどうなんでしょうね…
一部熱狂的な閲覧者はいると思いますが…
あの辺、元々印象操作が凄かったイメージがありますから。「クリックしたくなるタイトルで煽り、面白いコメントを抜き出す」「読むと面白い掲示板まとめ、エンターテインメント、アフィリエイト」的な…
まぁ、隣国をけなすことで自尊心が保てるなら、それもまあアリなのかとも思いますが…あまり触れたくはないです。

お礼日時:2014/05/31 12:25

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!