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私は民間企業で働いていましたが、30歳を過ぎてから、ビジネスの世界は自分が本来求めるものでは無いと感じ、色々と考えた後、教員を志そうと決心しました(今のところ公立中学を考えています)。大学時代に免許を取得しており、当時も真剣に検討していましたが、諸事情あって民間企業の方が良いと思い就職していました。今年(2014年)、初めて採用試験を受けまして、1次は無事通過したのですが、2次で不合格となってしまいました。また来年も受ける予定ですが、それまでに教員としての経験を少しでも積んでおこうと思い、臨時採用登録を済ませ、現在はオファー待ちの状況です(教職とは無関係のアルバイトをしながら勉強をしています)。

さて、現役教員の方々、もしくは臨時(非常勤)で勤められている方々にお聞きしたいのですが、やはり教員としての経験が無いと、この年齢になってからでは正規採用は難しいと思いますか? 

2次試験の時の試験官とのやり取りにおいては、民間での経験はあまり重視(重宝と言ったら良いでしょうか)されていない印象を受けました。どちらかと言うと、なぜ民間から教員を目指すのか、(そこそこ有名な企業でしたので)なぜこんな良い会社を辞めて教員になりたいと思ったのか? その辺りに重点が置かれた印象です。

ちなみに私は『社会に貢献できる仕事をしたいため、人を育てる仕事は、未来の地域社会や国を作るとても重要な仕事であり、やりがいのあることだと思うから』といった様なことを述べました。しかし、漠然とした建前論で自分の素直な気持ちを言葉にできていなかったせいか、いまいち試験官に伝わらなかったと感じています。

長くなりましたが、教員経験の有無が(30歳を過ぎる様な比較的高年齢になってから)採用試験においてどのくらい重視されるのか、また民間での経験が教職において活かせると思われる部分(英語を普段の業務に使用する仕事でした、英語科での受験です)、もしくはあまり活かせないと思う理由など(民間から教員に転向された方がいらっしゃれば是非コメントください)について、率直なご意見をお願いします。

A 回答 (4件)

義務ではないですけれど、一ヵ月経っても返事も返さないような方に教員になって欲しくないですね。

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普通科目は、社会経験はあまり関係ないようです。


結局、社会人経験がなくても教えることができますからね。
それに、社会人経験の必要性がないとも言えると思います。

>民間での経験はあまり重視(重宝と言ったら良いでしょうか)されていない印象を受けました。どちらかと言うと、なぜ民間から教員を目指すのか、(そこそこ有名な企業でしたので)なぜこんな良い会社を辞めて教員になりたいと思ったのか? その辺りに重点が置かれた印象です。

これは、普通ではありませんか。
転職すれば、どうして、なぜは絶対に聞きたい内容ですから、明確でなければ人間関係や処遇の不満などで辞めたと思われます。
正直、教員は厳しい仕事であることから並大抵の気持ちでは務まらないからだと思います。

>教員経験の有無が(30歳を過ぎる様な比較的高年齢になってから)採用試験においてどのくらい重視されるのか。

教員経験や社会人経験は特に関係ないと思います。要は、教員としての資質があるかないかではないかと思います。
それと、貴方自身が本当に教員をやりたい気持ちがどれだけあるかではないかと思います。
これって、民間企業の転職でも同じでしょう。いい加減奴は採用したくないのが本音ではないでしょうか。
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すみませんが私は現職の教員でもなく、経験があったわけでもありません。

ただ、教職への関心があり(なりたいというわけではありません)、今回のような質問に少しでもアドバイスをと思い、余計なお世話かもしれないもののコメントすることの多い者です。実情を現場の者として知っているわけではありませんが、参考程度に書かせて頂きます。主内容である教職の経験の有無の関わりはわかりませんが、後者の民間での経験が活かせると思われる部分について答えます。


学校は本来、社会へ進出するための準備をする場所という意味合いを持っています。学校教育の最終的な理想の一方で現在ニートあるいはフリーターが増えています。フリーターはまだしも無職の者が増えるのは精神的・病的な理由以外にも幾つかあり、それはそのままある種、教育の失敗とも捉えられる部分があるのではないかと思います。

学校では多くの教員が小~大まで学校という狭い空間で勉強をしてきた者がそのまま狭い社会に参入しております。勿論、今ではネットもありますし、民間企業の方などと交流を交わし広い目を持つ者もいます。しかし、主として身を置く場が学校のみであった者と、民間に勤めている者との間では、学校という場を出た後の広い社会について常識が違うということもよく耳にします。ただ、教育現場では学校特有の常識でないと回らない部分もあるということもまた事実の様です。その差は納得いく形で埋めていかなければならないようですが、質問者様が生かせるとすればまさにそこ、つまり学校と民間の認識の差なのではないかと私は思います。


回答NO1さんが仰っている様に、現在「キャリア教育」が推進されています。これは上記のような理由があるからです。今一度、社会に貢献できる、社会で生きていく力のある人間を育もうということを謳い、教育の在り方を見つめ直そうとしています。質問者様は民間企業で10年前後の経験を積まれたことでしょう。その中で社会的に生きるというのはどういうことか身をもって理解してきたことがあると思います。学校で問題にされていること、今の教育で問題にされていることを知り、それでは実際の社会の中で生きていけないという批判的なものや、こういう姿勢を持たなければ教育は意味がないというものを押し出せば良いのではないでしょうか。


『社会に貢献できる仕事をしたいため、人を育てる仕事は、未来の地域社会や国を作るとても重要な仕事であり、やりがいのあることだと思うから』というような意見ですが、これは民間でない者でも言えることです。そして仰る様に薄い建前として捉えられてしまいます。

勿論、仰っていることは教員になる上で重要な要素なのですが、社会人受験の場合はそこに民間の経験をどのように繋げていくのですか?というのが面接官の聞きたい所です。教育に携わっている者が民間企業に勤めていた者に求めるとすれば、そのキャリア教育に準じた改革的な要素なのではないかと思います。まともな所であれば外からの血による変革を好意的に求める者もいるはずです。


具体的には受験教科から言えば、英語と言っても教育現場での英語は文法・筆記を主としていて、「受験英語」であると言われます。平成20年に学習指導要領が改訂されたことで改めてコミュニケーションの充実が図られましたが、民間企業で英語に携わっていた者としてビジネス英語など、生きた英語とは何かを説くことで今求められている教育に触れることができるのではないかと思います。

また、中学校というのは多感かつ難しい期間です。特に進路関係。今はほとんどが高校に進みますが、何もやりたいものがないまま大学に進学するなどという状況も生まれています。これがそのままニートやフリーターの増殖にも関わっていそうです。そういう者たちは高校進学の時点でもあまり考えずに普通科に属することが多いというデータもあったようです。ここから考えたいのは、中学時点での進路意識がそのまま高校卒業後まで関係してくるということ。つまりは、人生計画や社会への見識が足りない生徒が増えているのではないかということです。

これは教員の進路指導に大きく関わってくる部分です。ここで、質問者様の経験が生きるのではないかと思います。生きる上で苦しい部分、就職試験の厳しさ、社会人としての内情など伝えていける所はいくつもあるでしょう。中学時点で身に付けておかなければならない所も説得力を持って伝えられるはずです。わかっている中学生ならば、学校社会でしか育ってこなかった教員の言葉を「どうせ教員じゃないか」と受け止めてしまう子もおりますから、教育を受ける側にも先程述べたような学校のみの者と民間経験の者との差が(おそらく)出ます。


面接の印象では、理由・動機の方を重視されたということですが、至極当たり前の話かと思われます。休退職も多く、あくまでもデータ上は精神疾患も多いとされる教職員になる上では、現職を辞めてまでやりたいとされる根拠・やる気が必須だからです。例えば、ただ給与の安定を求めるとか、やりがいを求めるとかであれば、回答NO1さんの仰る様に早期の退職を危惧されますし、子どもの教育に携わっていなかった以上、生徒への影響を心配してしまいます。つまり、失礼に当たってしまうかもしれませんが、安易な感情で教職を求めていないか、あるいは「逃げ」から教職に流れてきたのではないか、ということを相手は心配しているということです。ここら辺の心配をはねるだけの動機と訴える心が必要です。


私が上までに書いてきたのは、動機を教育の結果・現状から求め、そこに質問者様の経験を踏まえるというアドバイスです。そして、同時に質問者様がしていくこと・利点も、経験からくるものであるということですね。


長くなってしまいましたし、それこそ私は経験者ではないため説得力もあったもんではないので、これ以上は一旦控えますが最後にもう一度だけ。面接官が知りたいのは、民間の立場にいた者からの教育観なのではないかと思います。質問者様が現在の教育の結果(社会人として出てきた過去の子どもたち)を捉えて、どうお考えになり、どういうことを自分の力で改善したいと思うのか、そういう所を考えていった方が良いのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。またお返事が遅くなってしまい申し訳ございません。みなさんのご回答を読んで色々と考えてみました。

まず、教員とは児童生徒の生きる見本とならなければいけないということ。また、彼らより人生経験が多い立場から、また教育的観点から、時に苦言を呈して彼らの行動や考えを是正しなければならないこと。また民間での経験があるということは、教職一筋で来られた方々よりもより広い視野で、児童生徒への指導をできる可能性があるということ。

友人知人から、現在の教育現場について話を聞いています。一昔前とは様変わりしていること。数年単位で文科省や教育委員会の方針が変わっていて、現場にとても負荷がかかっていること。リーダーシップの無い管理職(すなわち校長)が多く、無用の混乱や無秩序を招き、やはり現場の教員に負荷がかかっていること。とにかく校務分掌などの雑務が増えていて、それを優先せざるを得ないため肝心の授業準備や児童生徒への個別対応にかける時間が取れないこと。無気力で主体性が無い子供も多く、手取り足取りの後押しが必要であり、非常に手間暇がかかるなど。

年配の方の話を聞く限り、昔は良い職業だったんだと思いました。今は学校にもよると思いますが、非常に厳しい職場環境である場合が多いという印象です。テレビや本、新聞を見ている限り、大変な環境下にあることは承知していましたが、生の声を聞くとそれ以上です。自分が抱いていた微かな『学校』という良いイメージ、それはもう残っていないというのが、正直なところ現在抱いている想いです。

ただそういった理想というものは、社会において何処でもあると思うんです。初めて会社というところで働いた時、当初抱いていたある意味華やかなイメージは消えていきました。現場の極めて泥臭い人間同士のつばぜり合い、果てしなく面倒で地道な作業の積み重ねが仕事でした。そういう意味においては、ある職業が持つ理想や外面のイメージと現実が乖離しているのは、どこの世界でも同じだと思います。

問題はそういった苦しい環境の中においても、どれだけ目の前の子供たちをより高みに導けるか、どうやったらそういった指導ができるのか、日々試行錯誤できるかどうかだと思うんです。そういった観点からは、現在の義務教育は改善の余地がまだたくさん残されているのではないか。例えば英語教育においては、将来学校や仕事で外国人とやり取りする素養を鍛えるために十分なアクティビティの機会が確保されているか、現実世界で多用される口語的な表現を実際あり得る場面設定で教えているか、非英語圏の人々と英語でやりとりすることは念頭にあるかなど。これは近年の授業を私はまだ知りませんから、何とも言えないことではありますが。そういった想いを強く持っており、それが教員志望の主たる理由です。

お礼日時:2014/12/13 00:21

教員です。

かなり『ぶっちゃけ』な意見です。

>教員経験の有無が(30歳を過ぎる様な比較的高年齢になってから)採用試験においてどのくらい重視されるのか

ほぼ、関係ないでしょう。実際、民間からの転職者は、同僚にもいます。

ただし、年齢的に「中堅」なので「即戦力」な人材は求められます。

>民間での経験が教職において活かせると思われる部分(英語を普段の業務に使用する仕事でした、英語科での受験です)

それは、あなたの「経験値」がわからない以上、誰にもこたえられないでしょう。

現在、小中学校でも「キャリア教育」が推進されています「職場で使う生きた英語」の授業は、あなたが「できます」とアピールできるポイントだとは思いますが。

>あまり活かせないと思う理由

普通の「転職」と同じでしょう。「前職での思い入れ」をひこずらないことかと。

また、雇用側は「何故、辞めたのか?」つまり「また、辞めないか?」を危惧しますから。その部分の「志望動機」と「前職を辞めた理由」を明快にしないと、雇用はないのでは?

雇用する教育委員会の教員は、ほぼ「新卒」出身で「転職組」はまずいない。彼らに「転職」者への危惧心が大きいのはやむを得ないかと…

ただ、現場で「民間」と「新卒」での違いを「会議の発言」では感じます。

「民間」からの人は「どんなに優秀」でも「思っていても言わない」傾向があります。

学校でも「出る杭は打たれる」のですが、確実に仕事は回ってくるので、発言力は付きます。

「優秀」なのに「一歩下がった状態」は「惜しいな~」とは思います。
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