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jazzを聴くためのアンプで、これは!と思われるアンプをご紹介いただけませんか⁈
プリ&パワー、プリメイン、真空管、トランジスタ…何でも構いません。
皆様のご経験を参考にさせてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (11件中1~10件)

私も A No.1 yosifuji20 さんとほぼ同じ意見で、安価な Amplifier は各々に個性的な音色を持っているものの、Cost を度外視したような高額の Amplifier は型番や回路方式が全く違っていてもその Maker 独自の Sound Character になってしまうという感想を持っています。

……かつて PHILIPS TDA1541AS2 と SAA7350 という全く異なる方式の DAC (Digital Analog Converter) Chip を用いているにも拘わらず 50 万円もする 2 台の MARANTZ 社製 DAC の音が殆ど同じで違いが判らなかったのに驚いた経験があり、愛用していた PHILIPS DFA1000 (MARANTZ PM95) と共通する部分に MARANTZ 社の Sound Character を感じました(^_^;)。

Amplifier の場合、Maker 独自の Sound Character を持っている Maker が幾つかあり、私が愛用した McIntosh (C34V) と PHILIPS DFA1000 (MARANTZ PM95) とでは随分と趣の異なる音色でした。……だからと言って Jazz 向きとか Classic 向きと言えるものではなく、高額の製品になるにつれて他製品との差異も小さくなって行くように感じます。

でも Speaker は製品によっても設置法によっても大きく音色が変化しますので、先ずは Speaker 選び、Speaker の設置法調整が一番であり、Speaker には妥協しないことです。

Speaker が「これ以上の改善は環境的にも予算的にも無理」という状態になって初めて Amplifier の改善を始めるのですが、その時点では Speaker に散財してしまって良い Amplifier を買う余力などないでしょうから、初めに買う Amplifier は Headphone 試聴でよく吟味しておくべきでしょう。

勿論 Headphone での音と Speaker からの音とではかなり異なるものなのですが、その違いを差し引いた、両者に共通する音色が Pre-Amplifier 段までの Sound Charater であり、そうした Sound Character の解説 (例えば McIntosh 社の Sound Character は太くて雄大、でも決して鈍重ではない等といった解説) はあちこちで目にしているだろうと思います。

……一般的に (と言うか、広く受け入れられている定番的なものとしては) JBL や ALTEC 系統の Horn 型 Speaker System を McIntosh や MARANTZ (日本 MARANTZ ではなく旧 US MARANTZ) 系 Amplifier で鳴らすというのが Jazz では多いですね。……Phono Cartridge も A No.1 yosifuji20 さんが仰る通り SHURE V15 系が定番でした。

でも音の善し悪しは聴者の好みですので、McIntosh で JBL を鳴らすのが一番というわけではありません。

DENON DL103D/103T で Pick Up して ACCUPHASE E202 で YAMAHA NS-1000M を鳴らしたって当時としては HIgh-End の音を得られたものでしょう。

Jazz の Media も時代によって Sound が異なります。……現代の Contemporary Jazz は Fusion 系の Sound ですので、かつての Modern Jazz に適した再生 System では Equalizer 調整しないと返って変な音になりますし(^_^;)。

>jazzを聴くためのアンプで、これは!と思われるアンプをご紹介いただけませんか⁈

どんな Jazz を聴かれるのか? Speaker は何を使用し、どんな音量で聴いてどんな音がする部屋なのか? どんな音色が好みなのか? といった情報もないことには製品型番まで突っ込んだ Advice はできないものですよ。

因みに私は天井の高い 20 畳以上の洋室に置いた BOSE M901 を PHILIPS DFA1000 を用いて Peak で 100 Phone 以上にもなる大音量で鳴らしていた米国在住時代と、帰国後の小出力真空管 Amp' で自作の小口径 Full Range Near Field Monitor Speaker と低域補償用の自作 Super Woofer を小音量で鳴らすものとでは同じ系統の Jazz を聴いているにも拘わらず Audio System の形態は全く異なります。……でも求める音色感、音質感は同様の方向であり、Amplifier の Maker や型番によって音色感や音質感が決定付けられるわけではない (勿論、真空管を別の Maker 型番に変えるだけでも音色感は変わるのですが)、小さな変化を積み重ねた Total での Balance で大きく音色を変えることができるということを実感しています。

素敵な Audio Life を(^_^)/
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。スピーカーはアルテック620Aで昔のモダンjazzを聴きます。スピーカーは決定したので、アンプを検討しております。自分の情報が少なくて申し訳ありませんでした。でも適切なアドバイスをいただき、感激しております。ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/28 12:24

A No.10 HALTWO です。



御礼、有り難う御座います。

>phono端子が見当たらないのですが、別途フォノイコライザーが必要でしょうか?

あれっ! ホントだっ! 失礼しました(^_^;)。

Phono Disc を聴く場合は別途 Phono Equalizer が必要ですね。

でも 5 千円の AUDIO TECHNICA AT-PEQ3、MC Cartridge 用でも 1 万 5 千円の AUDIO TECHNICA AT-PEQ20 で何ら問題はない筈……私が愛用した McINtosh C34V も Phono Equalizer 部なんてどう見ても AUDIO TECHNICA AT-PEQ3 より高級な素子構成には見えないものでしたし(笑)。

C29 は 1985 年頃に定価 $1400 だった Amp' ですね……C34V の Phono Equalizer 部は C29 のものを Alumi' 板で覆った程度のものでした(汗)。

下写真は私の C34V を調整のために開けてみた時のものですが、左億にある Alumi' の覆いで囲まれているのが Phono Equalizer 回路です。

ホント、調整箇所が多くて手間の掛かる子でしたが、音は素敵でしたね(^_^;)。

私が SOFTON Model 6 の次に手にした 4万円の城下工業 Sound Warrior SW-T10 は 12AX7 1 本と 6BQ5 2 本で Phono 入力と Bass Treble Tone Controller を実現していましたので 12AX7 2 本と 6BQ5 2 本の TRIODE RUBY はてっきり 12AX7 1 本を Phono Equalizer 回路に用いているものと勘違いしてしまいました。

http://www.devicenet.co.jp/store/sw/

12AX7 は高増幅率の双三極管ですので、これ 1 本で Stereo Phono Equalizer を作れますし、6BQ5 は低増幅率の三極管と 5 極 Power 管の複合管ですから、これ 2 本で Line 入力から Speaker 出力までを賄える筈。

作動増幅で 10W 以上の出力を出させる Amp' ならば 12AX7 を左右 1 本ずつ作動増幅させて 10V~20V の Line 出力を得られるようにする場合がありますが、6BQ5 の三極管部を Input Buffer として 3W/8Ω の出力を持つ RUBY の Pre Amp' 部は 5V の出力もあれば充分ですので 0.785V (-2dBV) 入力を 5V (+14dBV) に増幅するとしても 16dB 程度の増幅率があれば充分……20dB 増幅が可能な 12AU7 1 本で充分な筈であり、40dB 増幅が可能な 12AX7 を 2 本も用いる理由が解せませんね(^_^;)。

うーん、12AX7 Pre' Amp' と TRIPATH TA2020 及び 三洋 LV49157V D 級 Power Amp' では中高音域にちょっと不満があるので、中高域は御気に入りの 6BQ5 Power Amp' にするべきかなぁなんて思っていた矢先に TRIODE RUBY を知って、ちょっと食指が動いているのですが(笑)、12AX7 2 本使いの謎を解きたいですね(^_^;)。

素敵な Audio LIfe を(^_^)/
「jazzを聴くためのアンプ」の回答画像11
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A No.2/No.7 HALTWO です。



御礼、有り難う御座います。

>luxmanSQ38FDあたりを狙ってみようと思います。
>もし具体的な機器でおすすめいただける物がありましたら教えてください。

LUXMAN SQ38FD は銘器ですが、既に保守が不可能な Amplifier です。

出力管の NEC 50CA10 は既に LUXMAN の保守 Service にはなく、中国製の Replace 管は評判が悪いし、他に代替管がないので、Mania の方達には音色が変わることを承知の上で 6BQ5 や 6CA7 の Power Amp' 部に作り替えてしまっている方もいる Amp' です。

そもそも 50CA10 そのものが他の三極管よりも優れたものとは言えず、TV の水平偏向出力管を三極管に利用したような球で銘器を作り上げてしまった LUXMAN の技術力に敬意を表されているような Amp' ですので(^_^;)、真空管 Amp' 回路に相当な造詣を持っていらっしゃる方でもなければ手を出すべき Amp' ではないだろうと思います。

どのような Amp' なのかの情報がありませんが、KT88 の Amp' を既に御持ちなのであればそれを利用された方が遙かに無難です。

Pre' Amp' ですが、Phono Disc を聴かれるのか、CD を聴かれるのか、Data を貯め込んだ PC から出力されるのかで大きく変わります。

Phono Disc を用いないのであれば Phono Equalizer 部は不要ですし、PC Audio なのであれば DAC (Digital Analog Converter) が必要である一方で Pre' Amp' は不要となります。

Pre' Amp' の機能は Phono 入力と多数の AUX (Tape や Tuner 等の高 Level) 入力機器を切り替え、若干の Tone Control (Bass と Treble) 補正機能と Filter (Phono Disc の反りで発生する音を抑える Subsonic 及び Tape Hiss Noise を和らげる Low Pass 等) 機能及び Volume Controller の機能に集約されるもので、多数の機材を切り替える環境でないのであれば多数の機器切り替え機能は無駄となり、PC Audio では Tone Control も Volume Control も PC 側や DAC で行えることから Pre' Amp' 自体が不要になる場合もあります。

CD を聴かれる場合は Volume Controller さえあれば良いでしょうから Pre' Amp' を購入する費用で良質の Volume Controller 器を購入された方が遙かに良い音を得られるでしょうね。

例えば

http://softone.a.la9.jp/Model5/m5-1.htm
http://softone.a.la9.jp/Model5/M5-2.htm

私はこの製品を使ったことがないのですが、同社の PC Audio 用 DAC 機を使ったことがあり

http://softone.a.la9.jp/

の Line Up を見ても、Unique な製品を Produce する才能溢れた方がいらっしゃる Garage Maker だなぁと気に入っています。

上記紹介 Volume Controller では KOA 社製抵抗器よりも OHMITE 社製抵抗器を用いた製品の方が Jazz 向きだろうと思います。

私は PC Audio 派になってから Volume Controller を自作の固定 Attenuator と PC 側の Software Level Controller との組み合わせで行うようになっており、自作の固定 Attenuator を制作する際に OHMITE 社の抵抗器と良く似た Solid Carbon 抵抗器を数種類試してみて以来、Solid Carbon 抵抗器は Jazz 向きの御機嫌な音になるものが多いと感じています。……気に入ったのは TOA (東京光音) 社や Allen Bradley 社ですし、Classic を含めた私が聴く音楽に最も御機嫌の音になったのは DALE 社の巻線抵抗器でしたが(^_^;)。

Phono Disc を聴かれるのであれば真空管式 Pre' Amp' は「私個人の意見としては」御勧めしません。

Phono Equalizer 部は 12AX7 という真空管を用いる回路以外に選択肢がなく、回路方式が限られている上に抵抗器や Condensor による音色感の違いも大きく出ない部分で、もともと部品点数の少ない回路ですので何をどうやっても何万円などという価格になろう筈もないのですが、真空管式 Phono Equalizer 内蔵 Pre' Amp' はどれも外装に Cost をかけて高額化させていますし、音色とは異なる物理計測特性による性能という点では Solid State 式の方が遙かに高性能です。……そもそも 5 万円以下の真空管式 Amp' にも組み込める値段のものですし。

……で Phono Equalizer に Solid State 式のものを用意すると、あと必要なのは Volume Controller だけですので、Pre' Amp' (Line Amp') 回路による音への色付けは邪魔ですし、それだけのものに何万円もかけるのも気が引けますし……(^_^;)。

Line Amp' 部での音への色付けも含めて好みの音色を出せる製品であると確信できるものなのであれば兎も角も、そうではないのに不要な端子や切替器が多々ある Pre' Amp' は結構悩ましいものですよ(笑)。

私は McIntosh C34V という Amp' を愛用したのですが、音色も機能も実に素晴らしいものであったものの、背面のみならず上面天板内にもやたらと端子や Switch Selector 及び Level Controller があり、使用しない端子全てに Cover をかけ、天板内の Switch Controller を全て最適な状態に調整しても数ヶ月ほどで調整値がずれてくる Analog 機特有の問題に随分と苦労させられました……その苦労がまた楽しかったのですが(^_^;)。

まぁ最も安価に楽しみたい手法は良質の DAC さえあれば良い PC Audio であり、KT88 Power Amp' との間に固定 Attenuator を咬まして出力電圧を最適値付近にした上で (KT88 Amp' に Input Level Controller があれば不要です)、微妙な Volume Control は Software Volume Cotroller で行うという方式ですが(^_^;)、Phono Disc を聴かれるという場合は Phono Equalizer 内蔵 Pre' Amp' か Phono Equalizer 単体とするか、悩ましいところですね。

真空管式 Amp' は各々個性のある音色を呈するものですが、値段で性能が変わるものではないので(^_^;)、安価なものでも音色さえ気に入れば高額 Speaker と繋いでも何の不都合もないものです。

私は上記 SOFTON 社と同じく御気に入りの Garage Maker である城下工業の SWD-TA10 を次に使い倒す Amp' の最有力候補に計画し始めているのですが(笑)、Audio は Design も大切でしょうし、何より 6BQ5 という真空管が好きな私は A No.6 satumaimo-pu- さん御勧めの TRIODE RUBY も素敵な Amp' に思います。

http://www.shiroshita.com/sw/swd-ta10.html
http://www.triode.co.jp/tri/ruby.html

RUBY は 12AX7 による Phono Equalizer 内蔵ですし、新品で購入できる値段でしょうから経年劣化の心配がなく、修理消耗部品確保の心配も要らない現行品ですし……私も 12AX7 を Mullard 社の管に替えて PC-DAC からの音色を変えられるようであれば城下工業 SWD-TA10 ではなく TRIODE RUBY を選択するかも知れません(^_^;)。

それと A No.8 bluemurder さんが紹介されている「620A の背面を外す」という手法……是非、試してみることを御勧めします(^_^)/……欲を言えば中に入っている Network も外に出し、Western Electric 社製の内部 Speaker Cable も他社製のものに交換してしまいましょう(^_^;)。

620A の箱 (Enclosure) は ALTEC 社でさえも A から D の箱を供給、Third Party も含めれば幾らでも箱があるほど単純なもので、それ自体には「この構造の箱でなければ上手く鳴らない」などという特別な価値があるものではありませんで、良い音色にするには User の Tune-Up 次第という Speaker です。

素敵な Audio Life を(^_^)/

この回答への補足

いつも親切丁寧なご回答をいただきありがとうございます。以前からluxmanSQ38FDを手に入れたいと思いながら、希少真空管であること、メンテナンスが困難なことが原因で手が出ませんでした。RUBYを検討してみたいと思います!因みに背面パネルを見る限り、phono端子が見当たらないのですが、別途フォノイコライザーが必要でしょうか?あと申し上げておりませんでしたが、現在はMcIntosh C29、無名KT88シングル、マイクロBL-91、620Aです。先にお伝えすべきでした…申し訳ありません。C29はいいアンプですが、スピーカーとの組合せでしょうか、以前使用していたluxkitA3032より聴き疲れしてしまいます。これまでいろいろ試してみたのですが、迷宮にはいったので、質問した次第です。よろしくお願いいたします。

補足日時:2014/12/30 11:40
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ソースとして、NHKのFM放送を聴くのも良いと思います。



レコードをMCカートリッジでかけた、録音の良い放送が多いです。
知らない曲や良い演奏や録音を発見する喜びもありますので、大変楽しいです。

普通のオーディオ装置でも聞きますが、昔の古い真空管式のFMラジオで聴くと、これの方がよい音がすることが有ります。
三菱のP610という有名なスピーカーが一本入っているだけですが。

同じように、真空管式のレシーバーで、レコードもFM放送も聞くことができます。
オークションで探せば、安く手に入ります。
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私の家の近所に620Aを置いてあるお店があります。


ジャズ喫茶でもなんでもないんですが、おいてあります。

それが、素晴らしい音でなっているんです。
私は、勇気を振り絞ってマスターに声をかけると、
待ってましたとばかりに笑顔で応対してくれました。
良い音でしょうっとハッキリ自分から言ってました。

620Aを「後面解放」にして使用しておりました。
私はビスを外せば簡単に後面解放になると思っていたのですが、
インターネットで画像をみてみると、後ろの板はがっちりハマっていますね。
っということは、マスターは板を切ったのでしょうか・・・?

そして、使用しているアンプはトライオードの真空管アンプでした。
正直、私はトライオードはRUBY以外でいい印象のものはありません。
うるさい音か低音がでないか、低音が重たいかのどれかで、
本当にがっかり製品ばかり出すメーカーだと思っています。
今まで6BQ5プッシュプル、EL34プッシュプル、KT88プッシュプル、
を期待して購入したことがありますが、
どれもこれも私のJBLにはうるさくてすきではありませんでした。
唯一、RUBYだけは良い音でなりました。

そのお店で使用されているアンプは、トライオードの300Bパラシングルでした。
発売当時、キットで20万円程度で安いと結構騒がれました。
当時のトライオードの社長のところに、他メーカーから文句の電話がきた。
っとインタビューで話していました。
「真空管アンプの相場を下げた」っという内容だったみたいです。

それがこのアンプです。
http://www.triode.co.jp/tri/vp-300bd.html

完成品もあるみたいですね。

セレクター・ボリューム付の実際はパワーアンプだと思います。
PCに入れた音源を流しておりました。

スピーカーを後面解放にしている。っということなので、
アンプよりもそちらのほうが影響があるかもしれません。

ですが、その後もvp-300bdを試聴する機会がありましたが、
中古で10万円しないくらいで売っていました。

正直、ものすごくほしかったですが、お金がありませんでした。
その時もとにかく伸び伸びなるっという印象でした。
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A No.2 HALTWO です。



御礼、有り難うございます。

ALTEC 620A で昔の Modern Jazz を聴く……ならば Transistor 式 Amplifier は返って使い辛いでしょう。

ALTEC 620A は 1W の入力で 103dB/m もの音圧を発生する Speaker ですので片 Ch 100W なんて Transistor Amp' では Level を絞りきって返って不安定になったり Noise に悩まされることになりかねません。

私が住んでいた米国の田舎町では 100dB/m 以上の爆音を出しても近所迷惑にはなりませんでしたが、帰国後の現在は 80dB/m でさえも近所に気兼ねし、夜は 70dB/m にも満たない小音量で楽しんでいます。……まぁ現在は Speaker と聴収位置とが 1m も離れてはいない Near Field Monitor 環境になっていますので 70dB/m 以下の音でも充分なのですが(^_^;)。

http://www.toho-seiki.com/info04_e.htm

騒音 Level は上記 Page のように 70dB でもかなり煩いもので、音楽鑑賞での Peak Level でも 80dB ほどでしかないのが一般的です。……勿論、爆音を出しても近所迷惑にならない環境では 90dB とか 100dB も有り得るのですが……。

ALTEC 620A の場合、聴収位置が Speaker から 3m 離れていても 1W で 98dB の音圧が得られますので 80dB 前後を最大音量とするには Amp' 出力を 0.01W 程度にまで絞らねばなりません。

片 Ch 100W の Transistor Amp' では 0.01W の出力にするのには 1/10,000 もの量に Volume を絞ることとなり、1/10,000 というと電圧を 80dB も絞ることとなって 60dB 台しか絞れない Volume Controller の制御範囲を超えてしまいます。

勿論 Pre'Amp' の Volume Controler で絞るだけではなく Power Amp' の Level Controller も動員して絞り込めば 80dB 絞り込めるのですが、そんな限界近い絞り込みをしたのでは特性が不安定になるだけでなく、非常に使い辛いですよね。

ALTEC 620A は最大出力 10W 台 の真空管 Amp' を用い、Recording Studio の MOnitor Room で爆音 Monitor していた時代の Speaker ですので、家庭で用いる場合には Power Amp' の出力に 10W ですらも必要なく、1W 前後の自作真空管式 Amp' でも充分な爆音を出せる Speaker です。

更に Modern Jazz を録音していた 1950~60 年代は正に真空管 Amp' で ALTEC 620A を鳴らして Recording Monitor していた時代ですので、現代の Speaker を現代の Amp' で Drive しては返って別の音色になってしまうでしょうね。

なお ALTEC 620A は風鳴り音や地響きまでは無理にしても Wood Bass の重低音は充分に出せますので Super Woofer は不要でしょう。……Classic で Pipe Organ の極低音を響かせたいというのであれば別でしょうが、その場合には部屋の大きさや Deadening にも考慮する必要がありますし……。

Amplifier は完動する DYNACO SCA-35 とかでも見つかれば御機嫌なのでしょうが、流石に 1970 年台以前のものはまともに動作するものが殆ど無く、修理部品もありませんので、現代の真空管式小出力 Amplifier を使うしかないでしょう。……その場合、気を付けるべきことは「出力には拘らない」ことです。

出力の大きいものは上記のように低出力を強いられて不安定になりがちですし、そもそも真空管式は Transistor 式や IC 式に較べて残留 Noise が大きいので Volume を絞りきった使い方では Noise Floor が上がってしまいます。

因みに私は Pre'Amp' に真空管式、Power Amp' に Class D 式のものを用い、Super Woofer を A No.5 nokata さんと同じく BEHRINGER CX2310 を介して独立した Class D Amp' で駆動させています。……Super Woofer 領域は歪や Noise、或いは音色など Attack/Release 感以外は殆ど判らない音域ですので CX2310 と Class D Amp で全く不満が」ありません(^_^;)。…… ただ 5inch Full Range Unit を駆動している Amp' 部は「ちょっと考え直すべきかな?」という気がし始めているのですが(^_^;)。

Class D Amp' は低域用としては気に入っているのですが「Full Range を Cover させるにはまだまだ Simple で安価な Amp' では荷が重く、補正回路を加えた高額の Amp' でなければならないのかな。それならば 6BQ8 真空管 Amp' の方が安心かな(^_^;)」という気が(^_^;)……。

出力管の音色感という点では私も KT88 (Beam 管) や 6BQ5 (5 極管) といった多極管の方が 300B や 6CA7 (三極管 Mode) などの三極管よりも好きなのですが、そう多くの出力管を聴き較べた経験がなく、なにより好きだった出力管は 6BQ8 (笑) だったので、良い Advise ができません(汗)。

まぁ私が ALTEC/JBL 系に殆ど進まなかったり、真空管は KT88 や 6BQ8 が好きなのも 70 年代以降の Jazz と Classic ばかり聴いていて 70 年代以前の Modern Jazz は殆ど聴かないからだろうと思うのですが(汗)……。

出力用真空管は高いですからねぇ(汗)……Amp' を構成する部品点数は少ないので Amp' そのものはそう高額にはならないのですが、部品点数が少ない分、個々の消耗部品代、特に出力管は懐に優しくないです(笑)。

12AU7 や 12AX7 といった Pre' Amp' 用の双三極管を挿し替えて Maker や型番別の音色を楽しむ分には懐も痛まないのですが、出力管を差し替えて好みの真空管を探すのは資金力が要りますので(^_^;)……。

素敵な Audio Life を(^_^)/
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この回答へのお礼

とても親切なアドバイスをいただきありがとうございます。機器に疎く資金も少ないため、手が届く範囲で何をチョイスきたらいいか…とりあえず、KT88シングルのパワーがあるのでプリを決めるか、メンテナンスが心配ですが、luxmanSQ38FDあたりを狙ってみようと思います。もし具体的な機器でおすすめいただける物がありましたら教えてください。あくまでも参考の範囲で検討してみます。

お礼日時:2014/12/29 16:14

CAV T-88a 一押しです。


理由は、私も前のモデルを購入して満足しているからです(笑)
http://www.cav-japan.co.jp/product/?product=t88a
以前のT-88のぼりゅーは左右独立だったのですが、新しいものは一つになりました。

私も1950年代のジャズをメインに楽しんでいます。
探しに探しまくって、このアンプの前のモデル「T-88」を10月に購入しました。
フォノイコライザーもついてますのでレコードもバッチリです。

あと、トライオードの「RUBY」です。
とっても自然な鳴りっぷりです。
ただ、あの大きさ、あの見た目で実売価格5万円なので、
たぶん「買いたくない」っと思いますが、音はごく自然です。
スピーカーの特徴をよくだし、古いaltecやJBLの低音も弾むようになります。

あとは、CEC TUBE53です。
http://product.rakuten.co.jp/product/-/f33ea1225 …

CAVと同じくらい好きです。
つくりによさでいったら、こっちだと思います。

真空管アンプが好きなもので、真空管アンプばかりになってしまいました。
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わたしもNo.1さんと同意見です。



やはりJazzを聴くならフラットが一番です。
50年ものだろうがなんだろうが再生機器に
音色を持たせてしまっては、せっかくの
当事の録音が台無しですよね。

となるとスピーカーの推奨品が歪の少ないフルレンジ
になってしまうのですが、フルレンジは100Hzくらいから下の
低音再生が不得意です。
ましてや50Hzくらいになるともうほとんど聞こえません。

50Hz以下の低音再生の解決策としてウーハ導入ということになるのですが
いわゆる0.1Chという合成音ではなく左右のチャンネルの低音を
そのまま再生可能なウーハでなくては、違和感が拭い去れません。

でも50Hzというネットワークは無く、チャンエルデバイダに
頼らざるを得ない状況ですね。

いまどきのチャンネルデバイダなんて高価な商品となってしまい
なかなか手の出る金額ではありませんね。

でもJazzを聴きたい一心でいろいろ試行錯誤した結果
ためしに導入した下記のアンプ類がコスパに優れ
ほぼフラットなJazz再生に向いていることがわかりました。
もちろんJazzだけではなくオーケストラなどのクラシックから
民謡まで幅ひろいジャンルで楽しめます。


「これは!と思われるアンプ」
使用中のオーディオ機器の中の一部です。

プリとして使っています。(無くても可)
MIXSER MX882
チャンデバ
CX2310
4chパワーアンプ
EPQ304
上記すべてBehringerです。
それにXLRケーブル、RCA XLR変換ケーブル、スピーカーケーブルが必要です。

ネットワックは取り外し
高音はフルレンジスピーカーにつなぎ
低音はウーハに繋ぎます。

DividingFrequencyは50hZ~70hZくらいがいいと思います。

真空管などの魅力を否定するわけではありませんが
これだけフラットだと今まで聞いてきたオーディオ機器って
一体なんだったんだろうと思ってしまうくらい、感動ものです。
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パワーアンプなら


Cybernet SLM-700!(おそらく入手はほぼ不可能)
ROTEL RB-880
LUXKIT A501

プリなら
LUXKIT A502
ROTEL RC-880
YAMAHA CX-1
とか・・・

プリメインなら
LUXMAN LV-107u
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前回答者さんが言っておられるように、音への影響に関してアンプはさほど問題ではなく、なんと言ってもスピーカーですね。

スピーカーで音はいくらも変わりますが、アンプはさほどではありません。せいぜい値段の差ぐらいです。高いアンプはそれなりにいい音です。ワンマイクで音を拾うクラシックと違って、ジャズは録音時にかなり音を加工しています。ほとんどの場合、楽器ごとに別のマイクで拾ってミキシングします。その際プロデューサの好みで音を変えています。同じピアノの音でも千差万別です。だからクラシックほど原音忠実再生(いわゆるハイファイ)の意味がありません。たとえば同じジャズ演奏をクラシック向きのタンノイで再生するのと、ジャズ向きと言われるJBLで聴くのとではまったく違って聞こえます。JBLはいわゆるドンシャリ傾向が強いので、ジャズやロック向きと言われていますが、これも好きずきです。タンノイでしっとり聴くジャズも悪いものではありません。音は個人個人の好みですから、ぜひお聴きになって選んだ方がいいです。その際重視すべきはスピーカーです。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。スピーカーはアルテック620Aで昔のモダンjazzを聴きます。スピーカーは決定したので、アンプを検討しております。自分の情報が少なくて申し訳ありませんでした。

お礼日時:2014/12/28 13:20

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