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以前からちょっと疑問だったのですがマスクを付けることによる風邪など感染症の予防効果は科学的根拠あるのでしょうか?
だとすればマスクの習慣がない欧米では日本人の何倍、何十倍も風邪やインフルエンザになりやすいと思うのですが…
あるいは体質や気候の関係で欧米人はもともと風邪ひきにくい?

A 回答 (4件)

>あるいは体質や気候の関係で欧米人はもともと風邪ひきにくい?



はい、そういう側面は非常に大きいです。

実際に日本人がマスクをよく着用している季節は、秋口から冬、春先の花粉の季節が終わるまでです。今時期はマスクをしている人はそれほど多くないはずです。

冬の時期に風邪(インフルエンザ)が日本で大流行するのは、乾燥によって口や鼻の粘膜が乾き、ウイルスが進入しやすくなるからです。特に太平洋側は10月ぐらいから春先まで非常に乾燥します。

マスクは、単に「菌が口や鼻に入らない、出て行かない」というだけでなく「口と鼻の粘膜の乾燥を防ぎ、ウイルスへの抵抗力を高める」働きがあるのです。したがって、日本の冬にマスクをするのは非常に予防効果が高い、ということになります。もちろん、手洗いやうがいを忘れてはいけませんが・・

欧米は地域によっても違いますが、たとえば冬の1月の降水量など見てみるとロンドンが50センチ程度で東京が65センチ程度です。東京のほうが降水量は多いのですが、晴れた日は乾燥した空気が吹き込むので湿度は平均して50%を下回ります。しかし、ロンドンは年間を通してメキシコ湾流の暖かい空気が入るために1月の湿度も90%ぐらいあります。つまりどこに洗濯物を干しても乾かない、ということです。
しかし、これだけの湿度があれば屋外での乾燥による感染は考慮しなくていいでしょう。手洗いとうがいをすれば十分である、ということです。

これ以外にも違いはありますが、日本は公衆衛生が発達したうえで「他人に迷惑をかけない」という意識もかなりあります。そして冬は「マスクをすると非常に効果が高い」ということなので、みんなマスクをかけることになるわけです。
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1 N95マスクといった特殊なマスクを除けば,ウイルスは通過します。


2 ただ,インフルエンザウイルスなど呼吸器感染の原因ウイルスの多くは,咳やくしゃみによって,水分や粘液成分と混じった塊として飛び出し他の人に届いて感染します。マスクをしているとこれら大きな塊は飛び出すことができないので感染の予防になります。ウイルスを含んだ塊は2~3メートル程度しか届かないとも言われているので,数メートル離れていれば直接の感染はありません。
3 現在インフルエンザの患者さんであれば,エチケットとしてもマスクをすることをお勧めします。
4 インフルエンザウイルスは,乾燥した季節に流行します。マスクで口や鼻といった気道の湿度が保たれた状態では免疫力が維持されて,感染の予防になると言われています。
5 ウイルスの付いた手で,口,鼻,目といった粘膜に触れることでウイルス感染が起こる率が高いので,人ごみに入った後や,食事の前,顔や鼻に触れる前には手を洗うことが予防になります。
風邪やインフルエンザ,予防できるものは予防したいものです。
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先日テレビで見たのですが



日本ではマスクをしている人達が多く、街中でも良く見かけるが
欧米ではマスクをしている人は、ほとんど見かけない
欧米ではマスクは風邪をひいた人が、くしゃみや咳で菌を周りに拡げないようにするためで
風邪などの予防のためにマスクをしている人はいない
あちらで風邪をひいてもいないのにマスクをしている人は「ちょっと危ない人」と見られるそうです

ホコリの多い所で作業する人が、ホコリが体内に入ることを防ぐためにマスクを着用しますが
コンビニやドラッグストアで売っているマスクでは、風邪のウイルスの侵入は防げない
という話は聞いたことがあります
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そもそもマスクは感染している人がつけてくしゃみなどで細菌やウィルスを飛ばさないことに意味があります。

ですので、マスクを大多数が付ける習慣がなくても感染している人が付けていればそれなりの効果はあるわけです。
ただ、感染していない人でも、ある程度細菌などの侵入を防ぐ、口腔内の湿度を保つなどということで風邪症状の予防に効果があることも確かです。
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