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Katherine Mensfieldの『The Garden Party』の最後に出てくるセリフ(主人公のLauraとその兄のLaurieのセリフ)についてですが、

Laurie put his arm round her shoulder.
"Don't cry," he said in his warm, loving voice.
"Was it awful?"
"No," sobbed Laura.
"It was simply marvellous. But, Laurie----"
She stopped, she looked at her brother.
"Isn't life,"
she stammered,
"isn't life----"
But what life was she couldn't explain. No matter.
He quite understood.
"Isn't it, darling?"
said Laurie.

となっていて、
"Isn't life,"の個所の訳は「人生って」
"Isn't it, darling?"の個所の訳は「そういうものだろうね」

となっています。

どうして"Isn't life,"と"Isn't it, darling?"がそういう訳になるのでしょうか?

教えてください。

A 回答 (2件)

ほぼ直訳ですね。



7行目と9行目でLauraはstammerしながらも「Isn't life 何々」と言おうとしています。ラストシーンですから感動的な場面だと想定して直訳すると「人生は何々よね」ですから、そこを小説らしくするために「人生って」となります。その「何々」の部分については「But what life was she couldn't explain. No matter.」なのです。

一方で「He quite understood.」です。そこでLaurieは「(Life is 何々)isn't it?」=「(人生って何々)だよね」と言ったわけです。親しみと優しさを込めて「darling」を添えています。これを自然な日本語にすると「そういうものだろうね」となるわけです。どういうものかについては、繰り返しますが「But what life was she couldn't explain. No matter.」の一方で「He quite understood.」なわけです。

ちなみに、文脈や解釈によっては後者を「そういうものだよね」とか「そういうものなんだろうね」にしてもいいと思います。
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この回答へのお礼

「Isn't life 何々」の何々は
「But what life was she couldn't explain. No matter.」である、ということですね。それを小説らしくした表現が「人生って」となったことがわかりました。
また、「(Life is 何々)isn't it?」=「(人生って何々)だよね」であって、それを自然な日本語にして「そういうものだろうね」になったわけですね。
詳しくご解説頂いてありがとうございました。

お礼日時:2015/07/04 22:34

暗黙の了解を表現したものです。


Isn't life ~?
後続にはおそらく、些か口にし難い形容詞が意図されているのでしょう。
それを察知した Laurie が同意したことを表現した訳となっているわけです。
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この回答へのお礼

Isn't life ~?というのは”暗黙の了解”を表現したものなのですね。
Isn't~の表現の意味がよくわからなかったので、ご回答を頂いて理解に助かりました。
"Isn't it, darling?"はLauraの言葉にできなかった部分に同意したことの表現なのですね。
端的に明確にありがとうございます。

お礼日時:2015/07/04 22:33

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