「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

AO入試について聞きたいです。
昨年募集定員が15人のところに60人受けて合格者60人と書いてありました。
こんなことってあるんですか?ほんとに60人全員とったんでしょうか?
それなら何故、募集定員が15人だったんでしょうか?

A 回答 (6件)

定員は、受験案内では試験で何名、推薦で何名、AOで何名、合計で100名などと割り振って記載しますが、実際には割り振った通りにとれるわけはありません。

試験を受けてくれる受験生がいなければ、極端な場合、受験案内よりも2倍以上のAOを合格にしたというようなことも起きるのですね。(もっとも合格した受験生が全員入学してくれるかどうかはわかりません。むろんひどい実績を積んだ大学を文科省がどう指導するか、大学はヒヤヒヤでしょう....)実際のデータは例えば下記で見ることが出来ます。
http://www.keinet.ne.jp/dnj/result/
そこから孫引きすると私学は
http://www.keinet.ne.jp/dnj/result/ao/16s_01.pdf
http://www.keinet.ne.jp/dnj/result/ao/16s_02.pdf
http://www.keinet.ne.jp/dnj/result/ao/16s_03.pdf
http://www.keinet.ne.jp/dnj/result/ao/16s_04.pdf
http://www.keinet.ne.jp/dnj/result/ao/16s_05.pdf

減っていく受験生を取り込もうと大変な時代です。国立大学協会も、今後推薦入試・AO入試などを入学定員の3割に拡大する方針を盛り込んだそうです。すごいですね。

備考:むろんどの大学も開学当初からでたらめな募集をしていたわけではないと思います。昨今の極端な受験数低下のしわ寄せなのです。何せ、学生の納める授業料が大学経営の基盤ですから、学生獲得競争はますます激しくなります。「そんな大学は潰してしまえ」と第3者は言うかもしれませんが、なかなか直ちにとは行かないようなのですね。
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辞退者が45人とは限らないという.....


いざ入学式を向かえてみたら.......
きゃぁぁぁっ!
誰も居ない.....消えた学生......廃墟になる校舎...........

本当に肝が冷える人が居るかもしれない怪談でした。

15人しか合格させないと、そいつらは概ね優秀者ですから、より上位の大学、より条件の良い大学、にも受かりやすいわけです。
私立大学だと、実態として大概居なくなります。上位校に行く。
そこがA判定(合格率80%)、上位大学がそれぞれB判定(合格率60%)C判定(合格率40%)として、3校受けるとすると、
上位校どちらかに引っかかる確率(どちらにも落ちることは無い)は、100%-(100%-60%)×(100%-40%)=76%です。
このケースだと、A判定の連中は、やはり上位大学に多く抜けそう、ということになります。

どうやって合格者数を決めているのか知りません、手品みたいなことをするもんだと感心しますが、最低45人は抜けるだろう、と判断したんでしょうね。どうやって決めているのか本当に判りませんけど。
30人しか抜けなかったら大事です。
同じ設備に定員の倍詰め込まなければならない。文科省から雷落とされる。場合によっては補助金停止。
少々足りない分は、補欠合格の通知を出してどうにかするのでしょうけど。
勿論、それでも埋まらないことはあるでしょう。
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はじめまして、元大学関係者です。



いま、一流私学をのぞき私立大学は18歳人口の減少で入学者の確保に苦しんでいます。とりわけ、平均レベル以下の私学としては、入学者の減少は大学の死活問題です。対策として、入試時期をなるだけ早くして早い段階から入学者を確保しようとしています。具体的には、指定校推薦の乱発、AO入試枠の増大です。

指定校推薦というのは一般的には特定の高校に数名の人数をわりあて、各高校に推薦を依頼するものですが、これを思いっきり枠を広げ、近隣の高校全てに人数の制限をなくした推薦を依頼し、推薦があればほとんどを合格させる大学もあります。「うちは全国の高校が指定校です」と自嘲気味に語っていた先生もいました。

ところが、推薦入学というのは入試時期が11月以降と定められています。11月までまっていては受験生が他の大学にとられてしまう恐れがあります。

そこで入試時期の制限がないAO入試が行なわれているのです。AO入試とは、本来出願者自身の人物像を学校側の求める学生像と照らし合わせて合否を決める入試方法であり、内申書、活動報告書、学習計画書、志望理由書、面接、小論文などにより出願者の個性や適性に対して多面的な評価を行い合格者を選抜するものなのですが、一部の大学を除き、事実上の推薦の前倒しとなっています。

60人受験して合格者60人というのは極端な例でしょうが、学生を少しでも確保したい私学ではありうる話で、大学としては60名全員に入学して欲しいでしょうね。文科省から指摘されたら「入学辞退を見込んでたくさん合格者をだしている」と弁明するかもしれませんが。
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そりゃあ、45人程度辞退したんでしょう。

辞退したというのは、もっと良い大学に受かったということでしょう。そもそも、全員合格という時点で、学生集めに苦労している大学であることがうかがわれますし、だとすれば、あまり人の行きたがらない大学ということになるでしょうから、4分の3が入学を辞退することもあるでしょう。
辞退する人でも、入学金を払ったり、少なくとも受験料を払ってくれるわけですから有り難いお客さんです。入学金を払うが入学しないというのは最高のお客さんです。その入学定員を他にまわせるので、そこでも入学金がもらえますから。
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そりゃあ、金儲けが大事ですから、15人の収入よりも60人の収入のほうが多いですから、60人採用しちゃうことはあります。



15人は最低限授業が行える人数(ちゃんと儲けが出る人数)なんです (^_^;
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合格者が全員入学するとは限らないのです。

入学を辞退した時の為に、合格者を多めに出しているのです。それだけ、人気が無いということかもしれませんよ。人気が有れば、定員に対して、そんなに大勢の合格者を出さないでしょう。
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