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すみません至急です!(汗)
平家物語の登場人物についてです。

木曽義仲
一条次郎
土肥次郎実平

御田八郎
手塚太郎
手塚別当
今井四郎兼平
石田次郎為久

のそれぞれの人物の、立場とこの場面での行動や心情を教えていただきたいです!!!
必死に考えてはいるのですが全くわからず困っています、、よろしくお願いします!!

A 回答 (3件)

この場面がどこか記されていませんがこれらの人物が出てくるのは「木曽最期」でしょうね。



信濃から兵をあげ、ついに京に入り平家を追い払った木曽義仲であったが、時の権力者後白河法皇に疎まれ、法皇は義仲追討の院宣を出す。
戦いに敗れわずかとなった義仲の主従、その一人が、義仲が信濃から呼び寄せた召使の女性、『巴』。彼女は美しいだけでなく一騎当千の武者として活躍し生き延びていた。

敗走する義仲が何より気にしていたのが、乳母子の『今井四郎兼平』。自らの運命を悟った義仲は再起を期して北国へ逃れようとせず、
身分は低いが乳兄弟として育ち死ぬときは一緒にと契った今井四郎を案じて敢えて危険な東国の軍勢が攻め来る方向へ向かう。やがて二人は近江の大津で再会する。
彼らの前に迫るのが甲斐の『一条次郎』の軍勢。

この義仲・今井四郎主従の強い絆がこの場面を貫くひとつとなっています。

6千余騎の甲斐勢に挑んだ木曽勢300余騎、そこを打ち破り後方へ出たときには木曽勢は50騎ばかりに。
そこに布陣していたのが『土肥次郎実平』勢2千余騎。木曽勢はそれらにも挑み次々に打ち破り駆けていくうちにとうとう巴ら5騎のみとなってしまう。
義仲は、最後の5騎に残った巴に一人逃れることを勧める。巴は拒むが何度も勧められ意を決し一人戦場を離れる。
その際に巴は最後の合戦として強力で知られた『御田の八郎師重』の首を切り東国へと落ちていく。
また、この時、木曽勢の『手塚太郎』は討ち死にし、『手塚の別当』は落ちて行った。そしてとうとう義仲と今井四郎の2騎のみとなってしまう。

ここで義仲が今井四郎に、「日ごろはなんとも覚えぬ鎧が今日は重うなったるぞや(常日頃は何とも思わない鎧が今日は重くなった)」と。
勇猛で知られた義仲であったが、最も信愛する今井四郎であるからこそ弱音をはく。
今井四郎は義仲に「体も疲れておらず、馬も弱っていない、どうして鎧が重く感じられましょう。味方がおらず心が怯んでそう思うのでしょう」と励まし、
自分が防戦しているからと粟津の松原での自害を勧める。
しかし義仲は、「都で死ぬところをここまで来たのは、お前と一緒に死のうと思ったからだ。別々の所で討たれるよりも、同じところで討ち死にしよう。」と言って
今井四郎とともに馬を駆けさせようとする。
すると今井四郎は馬から飛び降り、主人の馬の口にしがみ付いて、「武士はどんなに日ごろ武勲をあげていても最期に不覚をとれば、末代に長い疵になります。」と言い、
さっきは「体は疲れていない」と言ったのに、今度は「お体は疲れておられます。」と言って「取るに足りない人の郎党に討たれでもしたら残念」と引き留める。

今井四郎は弱音を吐く義仲に、たとえ最後の時が迫っているとしても、その最期は名誉ある死を遂げねばならない、であるからひと時も意志を喪失してはならず、自害する場所を示し励まし進む。
新たな敵に今井四郎が向かおうとすると、義仲は「ともに死なん」と一緒に駆けようとする。今井四郎は不覚の死を遂げないようにと引き留める。
あくまで主君義仲の名誉を考え行動する今井四郎の心情が人の心を打つ名場面ですね。

今井四郎が50騎ばかりの敵に一人立ち向かう間に、義仲は松原に向かうが、冬の日没時、氷が張っていて深田に気づかず馬を入れてしまい、全く身動きが取れなくなってしまう。
義仲が今井四郎を気にして振り返った瞬間、眉間を『三浦の石田の次郎為久』に射られ、突っ伏したところを石田の郎党2人に首を取られてしまった。
それを見た今井四郎は、「この上は誰をかばって戦うことがあろうか、東国の方々、これを見られよ、日本一の剛の者の自害の手本だ」と太刀の先を口にくわえ馬から逆さに飛び降りて自害した。

木曽義仲は、今井四郎の心配した取るに足りない者に討たれる無念の最期を遂げてしまった。主君のためにずっと動いてきた今井四郎もその目的を失い、壮絶な最期を遂げるのである。
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>この場面での行動や心情



この場面の、「この」というのが何時のどの場面かはっきりしさえすれば、お答え出来ますけど?
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巴って、だれですか?

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