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知人が注文住宅を建てました。
一級建築士事務所の設計士に設計を依頼し、
施工は設計事務所とは無関係の工務店に依頼して建てたといいます。

私の親も今後そういう建て方で家を建てたいと言っていることもあり、
興味があって詳しく話をきいてみたのですが、

知人曰く
出来上がった建物には設計図とは寸法が違う箇所がいくつか出た。例えば階段幅や天井高等々。

知人としては、設計士が工事の管理をしてくれていると思って信頼していたのだが

肝心の設計士は、設計図と違った箇所を発見していながら、
工務店に指摘してやり直させることもなくそのままスルーしていた。
施主である知人が図面との食い違いに気づいた時には家が完成してしまっていた、
とのことで、怒っていました。

ちょっと驚きました。
設計事務所には家の建築価格の一割程度の設計料を払うわけですから決して安くはないですよね、
その金額払ってあえて設計事務所と契約し設計管理を任せても、 
結局、設計士は設計図を書いてしまえば終わり、というのが建築界の実情なのでしょうか?

もしそうなら、うちの親には勧められません。
ハウスメーカーでいいじゃないか、という気になります。

実情に詳しい方、実際のところはどうなのでしょう、教えてください。
宜しくお願いします。

A 回答 (7件)

設計監理は任せていなかったのでしょう


任せていれば階段幅や天井高違ったままなら
設計士から設計料以上の損害料をとる契約書に
してなかったことが監理してもらえなかった
理由でしょう、初歩のミスですね。
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この回答へのお礼

お答えありがとうございます。

損害料をとるという契約にしておかないと、
設計士はきちんと管理をしてくれない世界なのですね。
勉強になります。

お礼日時:2017/04/08 22:14

何か理由があるのだと思います。

それが納得行く理由が無かったのでしょう。
図面と、仕上がり寸法が合わないのはおかしいのですが、そういう事はありうると思います。
実際にハウスメーカーに頼むときには、何畳サイズ、というものと、平米、何センチ、何ミリなど、様々な数字が混在していますし、全て(大体の大きさで)任せます。
天井高が違うのは、どこから、どこまでの寸法の事を言っているのか、それなら全体が注文サイズと違うのではないか?ということです。
知人の方の頼んだ工務店は、有る意味設計士さんにはお客様に当たるのかもしれませんし、なぜ、そういう寸法違いが出たのか、知人の方に説明不足なのかもしれませんね。
しかし、一体どれくらいの違いなのか、まさかミリ単位ではないでしょうね。
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この回答へのお礼

お答え有難うございます。

天井高は10数センチ、階段幅は数センチ単位で違うようです。ほかの場所も、設計図を起こす前の段階では、設計士とかなり時間をかけて話を詰めて決定し、設計図にしてもらった箇所なのに、
完成したら設計図とセンチ単位で違っている箇所があるとか。

こういう事がおこりうる業界なんでしょうか?

お礼日時:2017/04/08 22:28

住宅の場合は、車など鉄板を加工するのとは違って誤差が生じやすいのでしょうけど、


10センチ以上の誤差なら、工務店の事情によって(材料の経費削減など)
向こうの都合で、勝手に変更した可能性もありますよね。
階段については、設計ミスか、施行ミスなどの瑕疵があると思うので、
やりかえさせる事も可能です。
設計士に高いお金を払ってその程度の仕上がりとは、残念です。
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この回答へのお礼

お答え有難うございます。
やりかえさせるにしても、ストレスのたまる不愉快なことですよね。
高いお金を払う意味ないと思ってしまいます。

お礼日時:2017/04/09 00:05

>実際のところ



実際のところ「その人(会社)次第」ですね。

質問中の言葉・名称の間違いがあるかないかの確認はしませんが、普通「設計事務所に払う監理費」は「図面と施工内容のすり合わせ」をする業務は入っています。
コレをやってくれないならまさに「なんの金を払ったんだ」になりますね。

あとは契約に関連内容の項目が含まれているか・その内容の問題になります。


>もしそうなら、うちの親には勧められません

今回あなたは図らずも「そういう事態がありえること」を知ったわけですから
親(またはあなたが同席する場合)に「設計監理費は入っていますね?現場での図面との確認はやってもらえますね?」
と確認を取って、契約内容のどの部分にそれが書かれているか説明をしてもらえば良いわけです。
また、今回の件を話して対応を確認すれば心配は相手の不履行以外はなくなります。


>建築士に設計を依頼する意味は

元々のタイトルについて、コレを単純に説明すると
「素人の提案を良い形でまとめる知識がある」
ということです。ここは知識量とセンスと応用能力で決まります。

そもそも決まった規格寸法の組み合わせでどうにかなるレベルの「注文」なら貴方の言うようにメーカー物で充分です。

人によってそこから先のレベルは違います。今回のように。
とは言っても「違った箇所を発見していながらスルー」はさすがに残念すぎますね。
(それでも現場で指摘したら予算の都合なりでそのままにしたのかなと思いたいですが、そうなると工務店の見積もりから通して力量不足)

同級生の親が家を建てたときには基礎工事から現場に来て、基礎型枠が対角線で3ミリずれてると厳しい指摘して建ててたようです。
(この数値の指摘・修正の強要が良い悪いは別ですし、良い家なのかと言われても悪いはずはないけど・・・ですが)
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この回答へのお礼

丁寧なご回答有難うございます。
大変参考になります。

設計士を相当選び、契約内容をきちんと確認しないとだめですね。

お礼日時:2017/04/09 10:00

1)言葉


 建築士に依頼する内容(建築士が行う内容)は、「設計」「工事監理」です。
 (設計管理、工事の管理と言う言葉は使いません。)

 「設計」:施主の要望を適切に把握して、専門の知識、技術、法律的な側面を
      加味し、与えられた土地(与条件)の環境、状況に適合する
      建物を、設計図書として、施主に提供する事。

 「工事監理」:作成された設計図書に従い、設計図書通りの建物が、作成されるか、
        工事内容を「監理」し、必要に応じ、是正させる業務、を言います。

 注意)工務店の工事担当者、工事責任者は、「工事管理」を行う者で、「工事そのもの」が
    安全に、確実に行われるよう「管理」するものをいいます。

2)大原則
 「設計」「工事監理」を行う建築士の、大原則は、「施主の利益の代弁者」であると
 言う事です。

 設計や工事監理を通じて、施主の利益が損なわれることがあっては、いけないのです。

3)今回の事例
 イ:無関係の工務店
   この工務店が、本当に「無関係」であったのか、甚だ疑問。

   本来は、複数の工務店に、見積もりをさせ、競争入札とするのが、望ましい。(見積もり合わせ)
   お話の状況から、この設計事務所、建築士の質に、非常に疑問が沸きます。

 ロ:状況
   「設計図とは寸法が違う箇所がいくつか出た。」
   「設計図と違った箇所を発見していながら、工務店に指摘してやり直させることもなくそのままスルーしていた。」

   これらの状況は、「工事監理」業務を、怠っている事を、表しています。
   勿論、建築士の質も問題もあって、「設計図書」自体の技術的な品質が、劣っている事も
   考えられますが、行うべき「工事監理」を行っていない、と言う事でもあります。

 上記の状況から、「施主の利益の代弁者」との立場は、全く見えません。
 質の悪い設計事務所、建築士に、引っかかった、と言うべきでしょう。

4)実際のところ
 イ:一級建築士事務所、一級建築士
  「一級建築士」とは、公的な認定を受けた「資格」です。
  言えば、「試験さへ受かれば」設計の能力、工事監理の能力が無くとも、
  「一級建築士」となれ、
  建築士事務所の「管理建築士」が、「一級建築士」資格を所持していれば、
  一級建築士事務所と名のることが、出来ます。
  
  この為、一級建築士事務所といっても、「ピンキリ」で、
  名称だけで、無条件に信じてはいけないのです。

 ロ:選択
  建築士事務所を選定するに当たって、「評判」が重要だと、思います。

  その地域に根差して、長い実績があり、評判の良いところ。
  実際に、設計、工事監理をした物件を案内させ、施主に
  感想を聞く。
 
  これらの事は、最低限の行うべき調査でしょう。

 ハ:ハウスメーカー
  ハウスメーカーが悪いとも思えません。
  ハウスメーカーと言うのは、その社内に「一級建築士事務所」を
  持っています。

  皆、社員なので「施主の利益の代弁者」と言う原則から言えば、疑問符が付きますが
  しかし、大きなハウスメーカーであれば、それに代わるものとして、企業の信用度、と
  言ったものが、あります。

  仮に悪意を持って、施主に対応し、訴訟でも起こされたら、企業としての
  損失は大きなものになります。

  そのため、抑えるべき処を抑えれば、建築士も社員であるので、あくどい事は、
  余りしません。

5)その他
  結局のところ、自分の住宅と言う高価な物を、依頼するので、
  設計事務所も施工店も、それなりの手数を掛けて、真剣に
  調査をするべきだ、と言う事だと、思います。

  長くなってしまいました。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答感謝いたします。 

> 本来は、複数の工務店に、見積もりをさせ、競争入札とするのが、望ましい。(見積もり合わせ)
知人の場合もその通り、複数の工務店に見積もりをさせ、その中から選んだ工務店に施工させたと聞いています。
施主の利益の代弁者であるべき設計士が、何なんだ!と怒って当然ですよね。

>質の悪い設計事務所、建築士に、引っかかった、と言うべきでしょう。
こういう場合、泣き寝入りになるのでしょうかね。 金銭的賠償を求めるという事は出来ないのでしょうか?


>設計事務所も施工店も、それなりの手数を掛けて、真剣に調査をするべきだ、と言う事だと、思います。
我々の今後のために大変勉強になります。有難うございます。

お礼日時:2017/04/09 10:15

設計事務所との契約内容がわからないので何とも。

。。
設計事務所は契約内容にしたがった仕事をしただけなのかもしれません。
契約に工事監理が含まれていたのなら契約不履行で訴える事が出来ます。
「設計通り工事が行われること、行われていることの確認を行うのは誰の責任だったのか?」次第ということです。

知人の方はその辺をよく理解されずに事を進めたのかもしれませんので、誰の責任だったかは書かれている内容だけでは何とも言えません。

また、築いた時には既に家は出来上がっていたとうのも少しおかしな気がします。
家を建てる位置の確認からはじまって、要所要所で設計図と実際を照らし合わせる機会はあったのではないでしょうか?
20数年前と一昨年に家を建てましたが、両方ともそういう機会というか、工事の進行状況にあわせ現場で設計図を見ながら施工会社の人と「ここはこうです」、「ここはこうなっています」と図面と設備仕様の資料とメジャーを持って家の中を何度か確認しました。

そういう面で設計事務所も工務店もあまりよい会社ではなかったか、担当者のスキルや経験が十分でなかったか、設計事務所と工務店双方の契約内容に曖昧な点があったか。
加えて施主自身の不注意、工事中の目配り不足もあったと。
そんなところなのでしょう。

参考まで。
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この回答へのお礼

お答え有難うございます。

契約に工事監理が含まれていたそうです。

家を建てる土地が住まいから遠く、仕事も多忙で、頻繁に現地に通ってチェックできそうにないからこそ
設計士による工事監理に頼った面があるのだろうと思いますが、
それでも、そういう事がおきて大きなストレスを抱えるとは・・・。

お礼日時:2017/04/09 11:39

よく施主が現場に足を運ぶのは、現場の人を労う意味もあるし、任せきりでは駄目だという


暗黙の事があるのだと思います。
なぜか分からないけど、トラブルが起こった。という事態が、今の建築業界ではありうると聞きます。

工務店でさえ、何戸も現場を抱えていて、他の家と併行して工事すると聞くので、
現場から現場へ移動して、同時に進めるのは普通の事ですね。設計士もそうだと思います。
ハウスメーカーの場合は、デザインはほとんど建物の大きさによって規格が
決まっているので、天井高や階段をオーダーメイドで作ると言うのはあまり考えられないですね。
間取りは、大雑把に決める事が多いと思います。寸法違いで大きなトラブルになるというより、仕上がりの補修をするということは、ありうるでしょうね。

工務店の場合、それでも、階段や、天井高の寸法を誤るなどは、素人の仕事で、あり得ないと考えますが・・・
こういう事態も、今の分業化された現場では、チェックが行き届かないのでしょうか。

どういう設計か分かりませんが、天井高は建物全体の高さにも影響するので、変更は難しいにしても、階段は、まだ他の壁や基礎などの構造とは別と考えられるので、補修が可能なのでは?

しかしなぜ、知人の方は、そこまで設計士を信頼して任せきりに出来たのかは分かりませんが、行けないのであれば、現地で頻繁に立ち会える他の第三者(設計に関するプロなど)を立てるとか、必要であったと思います。家という財産を、他人に任せきりにするなど、危険と感じます。
自分の大事な財産を人に預けっぱなしにして、失敗したからどうしようもありません、という事態にはなりたくないものです。貴方がもし家を建てるときがあれば、いつも最悪になる前に貴方自身が自らチェック出来るような体勢を作って置かれた方が良いですね。

別の設計士、プロの人など第三者に、設計を見せて、このようなトラブルの原因究明をされては?
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この回答へのお礼

丁寧なお答え有難うございます。

自分の今後のために大変参考になります。

お礼日時:2017/04/10 09:10

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