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日本人の食事摂取基準(2015版)では、18歳~29歳の男性に関する推定エネルギー必要量(kcal/日)は2650とされています。いま、8人の男性の1日あたりのエネルギー摂取量(kcal)が表1のように与えられているとします。このとき、この男性グループは、日本人の食事摂取基準で得られたエネルギー必要量と比較して、差があると言えるかを検討して下さい。また、母平均に対する95%信頼区間を計算してください。(有意水準α=0.05とする)

表1   
ID 1 1850(kcal/日)
  2 2450
  3 3520
  4 2130
  5 1980
  6 4510
  7 3800
  8 2380

A 回答 (2件)

統計処理の基礎なので、研鑽して下さい。



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1.差があるかどうかの検定

母集団は日本人男性。
検定したいグループは8人。

検定統計量(の絶対値)<境界値の場合には棄却されない、つまり成り立つ。

検定統計量は、母集団の分散が未知の場合なので「t検定」を使う。
t={(グループ平均-母集団平均)×√グループ標本数}/グループ標準偏差

また境界値は、「t分布の逆関数表」を使って調べる。

①グループ平均を求める(計算過程略)
 平均=2828

②母集団平均は2650

③グループ標準偏差
 √(Σ(データ-平均)²/標本数})で計算すると919

④tを計算
t={(2828-2650)×√8}/919=0.55

⑤境界値を求める
t分布の逆関数表で、自由度=8、有意水準5%の場合を求めると
境界値=2.306 (「t分布の逆関数表」で検索の事)

⑥結論
0.55<2.306なので、当てはまる、つまり差が無い。

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2.95%信頼区間の計算

信頼区間 = 標本平均 ± t × 標本標準偏差 ÷ √標本の数

標本標準偏差は√不偏分散で求める。
分散を求めるときの分母を(標本数-1)にしたもの。

①標本平均
 2828だった

②標本標準偏差

不偏分散= Σ(データ-平均)²/(標本数-1)=965593なので
標本標準偏差=√965593 = 983

③tを求める
t分布表から、自由度「7」、信頼係数「95%」に対応する t の値を求める。
「t分布表」を検索して、読み取ると2.365

④信頼区間を計算

信頼区間 =2828±(2.365×983)/√8 = 2828±822

信頼区間 =信頼係数(当たる確率)95%で「 2006kg 〜 3650kg 」
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この回答へのお礼

助かりました

御丁寧にありがとうございます。
問題を丸々教えて頂く形になってしまい、お恥ずかしい限りです。現在情報系の学部の一回生なのですが、学習内容で躓いていたところだったので非常に助かりました。
もう一度問題と向き合ってみようと思います。

お礼日時:2017/07/19 11:06

合計して平均を出して2650から引いたらいいやん

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