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象は鼻が長い。
一般には、
Elephant has a long trunk.
と訳されます。
日本語に戻せば、
象は長い鼻を持っている。
となります。
「象は鼻が長い。」は、ニュアンス的は、「象についていえば、鼻が長い。」という感じがします。
そうすると、
Talking about elephant, trunk is long.
が一番日本語のニュアンスに近いとおもうのですが、
なぜ、
Elephant has a long trunk.
となるのでしょうか?
他にも、

牡蠣料理は、広島が一番です。
Talking about oyster dish, Hirosima is best.

この本は父が買ってくれた。
Talking about this book, my father bought it for me.

○○は、のところを
○○について言えば、と主題のようにTalking about くぉ使えば、
日本語のニュアンスに近いと思うのですが、
Talking about はあまり使われません。
なぜなんでしょうか。

A 回答 (2件)

言語学では、この構文の直訳には as for を使うのが普通です。


'As for elephants, their trunks are long.'
その後に、自然な訳として、Elephants have long trunks. を挙げます。

ただし、Elephants have long trunks. は、直訳としても悪くはありません。
なぜならば、もとの日本語が
主題:象は(象について言えば)
題述:鼻が長い(鼻が長いという特徴を持っている)
と分析されるからです。

つまり、
主題:象は/空は
題述:大きい/青い
と同じと見なすことができるのです。


主語とはもともと主題のことですから、「主題-題述」構造は「主語-述語」に対応します。
主語:elephants
述語:have long trunks
したがって、「象は鼻が長い。」に対して "Elephants have long trunks." が対応すると言っても、全く見当違いではありません。



また同じ「○○は」でも、
A:牡蠣フライはどう?
B:牡蠣フライは食べたいねえ。
であれば、
A: What do you think of oyster fries?
B: Oyster fries, I like to eat.
のように、話題化構文 Topicalization が使えます。


また、左方転移 Left dislocation が対応することもあります。
This book, it has the recipes in it.
「この本はレシピが載ってる」


As for にしろ、 Speaking of にしろ、長すぎ・重すぎで、「は」に対応するとは言いがたいのです。
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日本語には日本語の世界が、英語には英語の世界があることを理解しなければなりません。


まず、日本語ですが、日本語は助詞で微妙な意味の差を示します。
  象は鼻が長い
  象の鼻が長い
  象の鼻は長い
  象は鼻は長い などは意味は同じでも、ニュアンスは大幅に違います。
  時には、象が鼻が長い 
象は鼻も長い も使えるかもしれません。
「は」は、主格を表すとともに「提示のは」という使い方をします。

牡蠣料理は、広島が一番です。も「は」「が」をいろいろな助詞に変えられます。
意味は同じでも、ニュアンスは異なります。


Elephant has a long trunk.は文法的に間違いで An elephant has a long trunk.が正しいのですが、これは本題と関係ないので無視します。
 Talking about an elephant,the trunk is long.
Talking about oyster dishes, Hirosima is the best.

英語の世界でニュアンスを無視して事実だけを伝えると
 An elephant has a long trunk.となります。

ニュアンスを付け加えたいなら
  象は鼻が長い  An elephant has a long trunk. 最も一般的な言い方
  象の鼻が長い  Elephants' trunks are long.
  象の鼻は長い  As for a nose, an elephant has a long one.
  象は鼻は長い Regarding to a nose and an elephant, he has a long one.
つまり、ニュアンスは別の方法でいろいろ示します。

なお、Talking aboutという言い方はあまり使いません。

もう少し英語の世界に親しむとニュアンスが分かってきます。教科書ではニュアンスは無視することが多いようです。
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