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リミタの出力波形について、なぜこのような出力波形になるのか、ダイオードとバイアス電圧の働きを考えながらまとめて下さい。

「リミタの出力波形について、なぜこのような」の質問画像

A 回答 (1件)

左から交流電圧を入力し、右側の端子から出力するということでしょうか。



E1、E2 の電圧の向きと、ダイオードの方向に注意しましょう。
ダイオードの特性はよろしいですね? 正電圧で導通、逆電圧で非導通となります。

(1) 入力電圧(上側端子)が「正電圧」のとき(D2 はずっと非導通のままです)
・正電圧が E1 未満のときには、D1 は逆電圧なので非導通で、入力電圧はそのまま出力電圧になります。
・正電圧が E1 を超過すると、D1 は導通となり、電流がRに「左→右」に流れて電圧降下が起こり、出力電圧は E1 で頭打ちになります。
・正電圧が再び E1 未満になると、D1 は再度逆電圧になって非導通となり、再び入力電圧がそのまま出力電圧になります。

(2) 入力電圧(上側端子)が「負電圧」のとき(D1 はずっと非導通のままです)
・負電圧の絶対値が E2 未満のときには、D2 は逆電圧なので非導通で、入力電圧はそのまま出力電圧になります。
・負電圧の絶対値が E2 を超過すると、D2 は導通となり、電流がRに「右→左」に流れて電圧降下(入力に対しては電圧上昇)が起こり、出力電圧の絶対値は E2 で頭打ちになります。
・負電圧の絶対値が再び E2 未満になると、D2 は再度逆電圧になって非導通となり、再び入力電圧がそのまま出力電圧になります。

これを繰り返します。
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