個人事業主で家が自宅兼仕事場です。築60年を超える木造家屋を入手し、全体にわたり大幅な改修を行っている最中です。初期状態に戻すことが目的であり、新設や拡張・増築・延長はありませんが、柱や屋根以外ほぼやり直します。作業がまだ終わっていないためリフォームにかかる総額も確定していません。この支出が資本的支出または収益的支出のいずれになるのか調べましたが、費用がやや大きくなる(おそらく200万前後)ことが予想されるため、単年処理の修繕費扱いではなく資本的支出つまり減価償却の形で処理しようと考えています。そこで質問がいくつかあります。
1.改修前および改修後の耐用年数はどのように決まるのでしょうか?基準がありますか(22年?短くできるならそっちを希望します)?ちなみに建物の取得価格はゼロ(土地代のみ)でした。
資本的支出額の計算は、「資産の使用可能期間を延長させる部分に対応する金額 = 支出金額 ✕(支出直後の使用可能年数 - 支出直前の使用可能年数)/ 支出直後の使用可能年数」となるそうですが、この計算に必要になります。
また減価償却を計算する際にも耐用年数が必要になってきます。
これらは下記サイトを参考にしました
https://kanjokamoku.k-solution.info/2013/11/_1_1 …
2.賃借対照表には上記の額を(住居/仕事場)の割合で按分したものを資産に記載すればよいのでしょうか?
3.改修の途中であるため、資産に計上するにもまだ総額が不明です。改修の完了後、つまり次年度に繰り越してすべてまとめて計上することは可能でしょうか?
どうぞよろしくお願いします!
No.1
- 回答日時:
>1.改修前および改修後の耐用年数はどのように決まるの…
資本的支出の減価償却はけっこう複雑ですから、下記を熟読して理解できなければ、あるいはこれだけで結論が見出せなかったら、個別の案件として税務署に指示を仰いでください。
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2107.htm
https://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/5405.htm
>2.賃借対照表には上記の額を(住居/仕事場)の割合で按分…
はい。
>3.改修の途中であるため、資産に計上するにもまだ総額が不明です。改修の完了後、つまり次年度に…
竣工した時点で資産に計上しますが、個人の税金は 1/1~12/31 の「1年分」がひとくくりで、「年度」4/1~3/31 ではありません。
「平成30年分」ということですね。
税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
早々のご回答ありがとうございます。
1.
>資本的支出の減価償却はけっこう複雑ですから、下記を熟読して
正直なところよく理解できませんでした。複雑というのはおそらく建物取得の時期と資本的支出の時期とのタイミングによって計算がややこしくなるという意味なのかなと解釈しました。自分のケースだと建物価格=0なので同時と見なしていいのかと考えています。
2.3.についてはよく分かりました(3はこちらの書き方が不正確ですみませんでした)。
今回のリフォーム費用は竣工時にまとめて来年の確定申告時に記載することにします。先延ばしだ~!
お礼まで!
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
1.土台から改修するような大規模な工事であれば22年ですが、小規模な改修ですから減価償却期間は、4年です。
2.そーです、50%/50%
3.構いませんよ
ご回答ありがとうございます。
1.わたしも「4年」という数字をサーフィンで見かけ、4年で償却できるならそっちがいいなと思っていました。
ところでこの「4年」という数字には根拠となる規定がどこかにあるのでしょうか?もしあれば教えていただけますと非常に助かります。
補足:建物に関して、基礎が元々なく礎石の上に柱が立っているだけなので土台というべきものははありません。大引や根太を入れ替えて畳や床を新しいものにし、内外壁をやり直す、あとは本当にボロボロの一部だけは柱から丸ごとやり直しといった具合で、増築はありません。改修規模は水回りを除いた全体に及ぶので大きいとも言えますが、あくまで最初の状態に戻すような改修です。
2.3.についてもありがとうございます。計算を来年に先延ばしできるだけでもウレシイです(今まさに申告書の作成の真っただ中でフーフーしているところなので)。
No.3
- 回答日時:
1.
https://press.hapisumu.jp/renovation-basic-a0199 …大幅なリフォームは新築時と同じ耐用年数で良いはずです。
3.減価償却のスタートは改装が全部終わってからになると思います。
スタートが年度途中でしたら月割で計算します。
ご回答ありがとうございます。
1.
法定耐用年数は木造住宅用だと22年ですね。
ところでさらに、添付頂いたサイト記事の「中古物件をリノベーションしたときの減価償却」のところを参考にして計算してみたところ、出てきた数値が結局22.00で法定耐用年数とほぼまったく同じになりました(ちょっぴりガッカリ)。やはり22年計算にすべきなのか・・・
(参考)計算の概要
リノベ費用は再取得額の20%程度に収まるようなので「簡便法」で減価償却費を求めました。
・中古物件の購入費用 (=0円)
・リノベーション費用 (=約200万円)
・中古物件の簡便法の耐用年数 (=-26年)(=(建物の法定耐用年数-経過年数)+経過年数の20%)
・中古物件の法定耐用年数 (=22年)
これをもとに簡便法にて計算したところ≒22.00となりました。(中古物件の購入費用+リノベーション費用)÷(中古物件の購入費用÷簡便法の耐用年数+リノベーション費用÷中古物件の法定耐用年数)
3.
改修終了後でOKとのこと了解です。月割りはマイカーのの減価償却と同じですね。
リフォームに関連したサイト非常に参考になりました。ありがとうございました!
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 会計ソフト・業務用ソフト 固定資産管理で貸し出したマンションの登録操作について【弥生の青色申告】 2 2023/03/07 11:05
- 確定申告 不動産投資の減価償却費の算出方法 5 2022/12/03 15:06
- 財務・会計・経理 一括償却資産のメリットについて 2 2022/10/15 21:58
- 簿記検定・漢字検定・秘書検定 簿記3級 仕訳の問題です。 2 2022/09/23 22:03
- 財務・会計・経理 少額減価償却資産について 個人事業主です 建設業なのですが 令和2年分の確定申告時に、令和2年11月 2 2022/04/03 22:30
- 簿記検定・漢字検定・秘書検定 簿記→圧縮記帳について 1 2022/09/12 22:19
- 高校 日商簿記3級の勉強中なのですが 精算表が完成せず困っています。 こちらの問題の回答を教えていただきた 2 2023/03/02 09:07
- 財務・会計・経理 減価償却での会計処理は、会計実態と差異があるのでしょうか? 11 2022/05/01 21:29
- 相続税・贈与税 代償分割による遺産協議書について 3 2022/11/08 17:49
- 固定資産税・不動産取得税 中古マンションの土地・建物割合について 1 2022/06/02 15:06
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
おすすめ情報
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
自営でたまに車を運転しますが...
-
同居する親への経費支払について
-
風俗嬢の確定申告私は去年の6月...
-
ラブホテル代が経費になるか
-
自宅兼事務所(法人)の、外壁塗...
-
出張中の銭湯代やコインランド...
-
昨年末購入した今年の航空券を...
-
返金があった時の処理
-
喫茶店などでの休憩は経費にな...
-
子供の学費を経費にするのは違...
-
個人事業主で青色申告の場合、...
-
事務所の植木伐採は経費になる...
-
ローン返済中のマンション、自...
-
自宅兼仕事場の家賃につきまして
-
確定申告 在庫管理について
-
業務委託契約時の交通費
-
個人事業主の経費で被服費
-
美容YouTuberを目指ずばあい、...
-
確定申告 不動産収入の借入金...
-
個人事業主です。開業以前から...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
自営でたまに車を運転しますが...
-
出張中の銭湯代やコインランド...
-
個人事業者で事務所があるが自...
-
自宅兼事務所(法人)の、外壁塗...
-
事務所の植木伐採は経費になる...
-
事務所 兼 自宅の修繕費 経費計...
-
昨年末購入した今年の航空券を...
-
「青色申告 10万控除の帳簿付...
-
子供の学費を経費にするのは違...
-
消費税は経費にできるか?
-
ラブホテル代が経費になるか
-
返金があった時の処理
-
風俗嬢の確定申告私は去年の6月...
-
パートナー名義の賃貸契約でも...
-
芸能事務所に入ってる方が、整...
-
代理で購入した商品の経費証明
-
個人事業主の塀の修繕費の処理...
-
税務調査でも認められる商品の...
-
◎個人事務所建設費の税金上の計...
-
個人事業主の別名義の家賃経費...
おすすめ情報
耐用年数「4年」で減価償却できる理由について自己解決できました。
https://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/5404.htm
上記サイトのこの部分ですね。
>(1) 法定耐用年数の全部を経過した資産
>その法定耐用年数の20%に相当する年数
仮に木造住宅用建物の場合、法定耐用年数が22年だから22×0.2=4.4
よって4年ということですね。
自分のケースではちょうどこれに該当すると思われます。
なんとか答えにたどり着けました。どうもありがとうございました!