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今日、歯医者で歯垢除去をしました。

で、その際に歯磨きの仕方を教わったのですが、歯をゴシゴシ力強く磨いてはいけない。しかも、食後すぐに磨いてはイケない。なぜなら、歯が削れるからと。

で、歯医者からの帰り道で、アレ?と思ったのです。
歯ブラシで歯が削れるくらいなら、グリグリ歯垢を除去する施術の方が、歯を削ってしまうのではないかと。

どうなのでしょう?

・歯磨きで歯は削れるのでしょうか?
・歯垢除去は歯を傷めないのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

少し難しいかもしれませんけど、できるだけ簡単に。



歯の表面はハイドロキシアパタイトという組織でできています。
この組織は酸に弱く、酸によって脆くなります。
この現象を脱灰と言います。
この脱灰された状態は歯が弱いとされています。
食事の時、酸を含む食べ物や歯の表面についた虫歯菌が
糖分を分解するときにできる酸で脱灰されます。
しかし、唾液の中に含まれるCaによって脱灰が修復されます。
これを再石灰化と言います。
特に食事の時にこの脱灰→再石灰化が繰り返されます。
また、唾液には酸を中和する能力(緩衝能と言います)があり、
唾液は脱灰を抑制しつつ再石灰化を行う優れものです。
つまり、顕微鏡レベルのむし歯は治るということです。
しかし、再石灰化にも限界があって、脱灰が強くなったものがむし歯です。

安静時と食事を摂っているときの唾液を比較すると
摂食時の方が再石灰化や緩衝能により効果的なので、
一時は「食後すぐに歯磨きすると歯によくない」
という説が流行りました。
おそらく今回の指摘はこの説によるものです。
ただし、これは残念ながら間違いです。
研究で食後すぐに歯磨きする方が効果的と判って
現在では俗説とされています。
(食べ残しに覆われた部分など、脱灰が強くなりますよね?)

ちなみに、歯ブラシで歯が削れるというのも大げさ。
エナメル質はまず削れません。
実験では象牙質は削れにくいとされていますが、
歯ブラシで強くこする人が削れるケースが多く
かみ合わせによるたわみが一因とされていますが、
普通に生活するうえでは心配いりません。
(歯医者さんで歯石取りするときは削れます)

唾液は大変重要なので、よく噛んで食べましょう。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございます。

お礼日時:2018/04/24 11:02

歯石は歯の表面に着くものなので、


歯石取りは、表面付着物を削るだけです。
歯の本体は削らないように取る、これができるのが歯医者さんです。
ご安心を。
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この回答へのお礼

腕がものを言うということですね。
ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2018/04/24 11:01

場合によるね


へたぴがすると
がりってけずられることも
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この回答へのお礼

腕のいい人にあたりたいですね。
ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2018/04/24 11:01

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