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大学の授業は小中高みたいに1,2年の内容を土台にして3年の授業があるって感じですか?

A 回答 (4件)

総合大学の一般的と思われる状況を補足してみます。

例としては工学系です。
 例えば数学の微分積分や線形代数・微分方程式・複素関数論といった科目では2年生後半からの専門科目で必要な道具を習います。履修して勉強する必要があります。単位は落としてもいいですけど。では物理はどうでしょう。例えば振動学や電磁気学といったものは専門科目の基礎とも言えますが,いわゆる教養とも捉えられます。現代物理(量子力学など)は一部の専門学科以外には教養科目です。化学はよく知りません。
 教養科目というのは,人としての深みを身につける(嫌な言葉ですが人間力アップでしょうか)ためのものです。ですから,工学系であっても数学や物理のような自然科学だけではなく,社会学や心理学等の社会科学に分類される科目も教養として必修になります。こういった科目は専門の勉強のための基礎という位置付けとは限らないですが,やはり「いい人」になるには必要です。大学は就職するための教育をしているわけではなく,人を育てていますからね。僕は確かある宗教哲学を習いました。専門には何も役立ちませんでしたけど面白いでしたね。あとは体育があります。卒論のときの長時間の実験のための体力をつけるのに必要かもしれません。
 さて,一方で順番のある科目もあります。例えば「力学1」の次の学期に「力学2」があったりします。これは原則1を履修していることが2をとるための条件ですが,そこまで厳しくはない学科が多いと思われます。僕の同級生にも,1は不合格で2の単位を持っている奴がいました。必修でない場合でも履修するのが望ましいです。単位は落としても勉強しておくことが大事です。
 最後に語学。これは,読み書き話し聞くを学べると思ったら間違いです。これこそ教養科目でして,例えば,テネシーウィリアムスの小説を教材にして米国の文化を学びます。もちろん読んで訳すという授業ではありますが,途中の先生のつぶやきというか雑談が大事なんですね。ドイツ語にしても,1年目は基礎の文法等を学びますが,2年生では教材を通してドイツ文化を学びます。2年でドイツ語がしゃべれるようになるわけではありませんが,なぜイタリア人とドイツ人が違うかなどを知ることができたりします。あ!,この語学と上の社会科学については,先生がとてもいい先生だったときのことです。しょうもない先生に当たると,つまらない講義になっちゃいますね。また,工学部の先生たちはこういった文学部の先生が教える英語等を嫌っています。無駄だというのです。使える英語を教えろと主張しますが,それは工学系のわがままだと僕は思ってます。
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大学によって異なりますね。

極端に他と違うのは東大で、最初の三学期は進学する学部学科が決まっていません。ですから大学の授業って高校とどこが違うの?と思う方にはお薦めです。単位数が揃えば理系と文系さえ渡る学生がいます。ごく普通の大学でも一・二年は一般教養科目、パンキョウと呼ばれる、が入っていますが三年以降で必要な学問の基礎を叩き込まれます。実際には東大でもそのパンキョウがやたらに範囲が広いだけで、必要単位を取らないと自分が行きたい学部学科に進学できず、良くても単位が揃うまで留年です。
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そういったものもあるしそうでないものもある。


学校、学部でも違う。
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いえ、コンクリートを土台にして、木材の授業があります。

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