プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

北海道電力が全電力を喪失した理由は周波数にあるってどういうことですか?

周波数を作る機械は何という装置ですか?

変電所のトランス内で変圧時に作り出されるのですか?

それとも発電所の電気が出来た段階ですでに周波数は出来ているのですか?

A 回答 (3件)

大昔高校生のころヒッチハイクで、電力会社のお偉いさんに乗っけてもらったとき、


水力発電所を見学していくか?と言われ見せていただきました。
これで周波数を制御するのだとみせてもらったのが、
まさに遠心力利用のガバナーそのものでした。
へーこんな原始的なもので周波数を決定するってびっくりでした。
火力も原子力も水の力か蒸気の力かの違いだけですので、
回転数の制御は似たり寄ったりのものでしょう。
勿論コンピュータ化されているでしょうが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

みんなありがとう

ちょっとおしい

お礼日時:2018/09/08 20:43

発電所の発電機は、タービンによって回されることによって発電できます。

その回転の速さが50Hzとか60Hzという発電の周波数に直接関係します。

もし発電機で産み出せる電力よりも多くの電力が負荷になると、その回転の速さを維持できなくなります。分かりやすい例えで言うと、回っているモーターの回転軸を力強く挟むと、回転速度が落ちますよね。それと同じで、発電機に上限を超える負荷をかけると(=過剰な電力が求められると)どうコントロールしても一定の回転速度を保てなくなり、回転速度が落ちます。

回転速度が落ちるのを別の表現で言えば、周波数が落ちるということです。発電機の発電周波数をよく監視していて、どうコントロールしても一定の周波数に保てなくなってきたことが分かると、それは発電機の発電能力の限界を超えていることを意味します。
それを無視すると発電機やそれを回すタービンに無理がかかり、損傷します(タービンの羽根が破損したりします)。
    • good
    • 0

>>それとも発電所の電気が出来た段階ですでに周波数は出来ているのですか?



ほとんどすべての発電機は、交流を生み出します。
日本での周波数は、50Hzか60Hzですね。

そして、電気は生まれるとすぐに消費されます。
そして消費者の電力消費が増えると、発電機への負荷が増えて、回転数が遅くなります。
発電電圧が下がると、電気が逆流して、発電機や変圧器が壊れるでしょう。

逆に、いきなり消費電力が減ると、発電機の回転数が急速に上がって、過大な遠心力で発電機が壊れることになります。

ですから発電所は周波数を維持するのにがんばっています。

ちなみに、噂ですが、ドイツの発電事情はあまりよくないため、電力が不足して周波数が低下して、電気時計がちょくちょく遅れ気味になったなんていわれています。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!