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江戸時代について

江戸時代(初期末期除く)は200年以上平和な時代だったとよく言われてますが、4大飢饉があったので、正確に言うと平和な期間は途切れてると思います。

天明の大飢饉では、全国で約90万人の死者、東北の村では村人が全滅したところもあったみたいです。これは太平洋戦争での日本本土空襲並みの被害だと思うので、さすがにこの時期などは平和とは言えないんじゃないでしょうか?

A 回答 (3件)

この場合の「平和」というのは「武力闘争がない」ということを指しているのであって、


天変地異の多発する日本において干ばつとか冷害とかそういうことまで「非平和」に含めるのは酷です。
(戦後でさえ「平和」でなくなる)

なおこの場合の平和はマクロ的な象徴的な意味合いで使われるものであって、たとえば日本最長の平和期間である平安時代でさえ、
子細に見れば内乱、蝦夷征伐など紛争が絶えませんでした。
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江戸時代に限らず「平和」というのは「戦争がないこと」を意味します。

自然災害は全く別です。

なぜなら戦争と平和は「人間が自分たちの都合で起こした騒乱」なのに対して、自然災害は人間ではコントロールできないもの、だからです。

平和は「戦争しない努力」によって長期間保つことができますが、自然災害は人間の都合を考えてくれるわけではありません。だから「200年以上平和だった」というのは文字通り正解です。
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江戸時代の「平和」は、「戦争がなかった」という意味です。



江戸時代の前は、国内で戦争に次ぐ戦争が続いています。
武士=戦士という文字通りに小国分立して戦っていました。

その中で勝ち抜いて、中央集権に成功したのが江戸時代です。
ついでに鎖国をして、海外からの刺激も遮断し、それがたまたま当時の国際情勢のおかげでうまくいったので、戦争状態がなくなりました。

江戸時代の武士は、実際すでに「戦士」ではなく、単に「階級名」にすぎなくなっています。
職業軍人としては、失業状態に等しい。
軍人が失業しているのだから、「平和」ってことになります。

戦争によって負けた相手から収奪して、軍人を養っていたのに、飯のタネの戦争がない。
そこで、農民から収奪する年貢によって軍人の給料を支払う。

農民や貧民は普段から食うや食わずですから飢饉になれば、即餓死してしまうわけです。
実際、飢饉の他にも犯罪や貧困で多くの人が死んでいます。
しかし、それまでの内戦状態にくらべたら、「平和」なのです。

内戦経験のない、今の日本人の感覚とは違います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
よく分かりました!

お礼日時:2018/09/16 16:05

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