プロが教えるわが家の防犯対策術!

国語の漢字についてです。私の今の国語の先生は漢字に厳しくて、例えば、「糸」の上の所を繋げて書いてたり、左払いがちょっと右になってたり、止め・はね・はらいが少しでもできてないと容赦なく不正解になるのですが、先生は「入試基準だ」と言っていて、実際高校入試でもこのくらいな感じで採点されるのですか?今までの国語の先生とか塾や学校での模擬テストみたいなやつで普通に正解になっていたレベルでも不正解になってしまいます。

A 回答 (3件)

きちんと説明するとわかりにくいので(もし興味があれば、文科省のHPでいろいろ検索してください)、ざっくりと説明します。


 文部科学省としては、「他の漢字ときちんと区別がつくのであれば、字形の細かいところまでは見なくてもいいよ」という方針です。先日新しい元号「令和」が発表されましたが、4画目以降は「マ」の形ではありませんでした。質問者様の受け持ちの先生によれば、あれはバツになるだろうと思います。けれども、あれを書かれたのは、きちんとした書家の方です。ですから、受け持ちの先生がおっしゃっていることは、時代の流れからすれば、時代おくれです。

 さて、ここで違う視点から考えないといけないことがあります。それは、高校入試での採点基準は公表されていないということです。私立高校はもちろんのこと、公立高校でも、受験した生徒の答案が、その高校内で公平に採点されていれば、問題ないので、採点基準の詳細は、学校任せです。つまり、学校によって採点基準は異なるのです。一般的に、偏差値の高い学校ほど厳しめです。  あなたの受験される高校の、漢字の採点基準を決める権限を持った先生が、文科省の今の方針をきちんと理解できている先生なら問題ないのですが、運悪く、大昔の考え方の持ち主であったとしたら、細かいところでケチがつけられて、バツにされてしまうかもしれません。だから、あなたの受け持ちの先生は、そのことを心配して、「きちんとお手本どおりに書いてねー」とおっしゃっているのではないでしょうか。

 残念ながら、国語のテストは、書き取りにしても記述問題にしても、真に客観的な採点というのはあり得ません。どうしても採点者の主観が排除できないのです。 (現場では、一つの問題は一人の先生が採点するようにしたり、複数の先生が採点して点数が違った時は別の先生が採点し直すようにしたり、複数の先生の点数の平均を点数にしたりと、いろいろ工夫しています。) だから、あなたの受け持ちの先生は、入試でイチャモンを付けられないようにしてくれよーと、願っているのだと思います。
 <本当は、受け持ちの先生こそコテコテの大昔の考え方の先生かもしれません。でも、せっかくの高校入試を乗り切るためだと思って、反発したい気持ちを、卒業まで、ぐっとこらえてください>

 質問とは直接関係ないので詳しくは述べませんが、筆順とか、実際は人間くさい手法(つまり、えーかげんな方法)で決まっているんですよ。学生時代、文部省のレポートを読んで愕然とした記憶があります。
 パソコンの教科書体も、結構えーかげんなので、もし「正しい字体」は何? と思ったら、OSがMACなら游教科書体で、Windows10なら、UDデジタル教科書体で確認してください。MicrosoftのofficeにバンドルされているHG教科書体では正しい字体は確認できません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

お礼日時:2019/04/21 05:52

漢字に厳しくして、むしろ漢字嫌いが増えないかを私は心配します。


入試倍率の厳しい高校(応募人数の多い学校)などでは、あえて点数に差を付けるために些末な差を採点基準にしている学校もあります。

ただ、他教科から応援に来た書道科などの先生から、これらの採点基準に疑問を投げ掛けられたこともあり、
教科内でも議論があり、「常用漢字」の許容範囲も示され慎重な判断をするのが一般的な傾向かと見ています。
ただ、あなたの目指す高校が、これらの漢字の採点基準までを普通は一般公開しないでしょうから、どのような採点になるのかはなんとも言えません。

あなたの「今の国語の先生」当然良かれと思って指導されているのでしょうが、「角を矯めて牛を殺す」ようなことにならないように願っています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

お礼日時:2019/04/21 05:52

高校によるが、中学でそれくらい厳しく教わっておくと、入試には安心して臨めて良いです。

    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

お礼日時:2019/04/20 22:19

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!