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とある、直訳とスラッシュリーディングを金科玉条にしている人のサイトからの引用です。


≪ 例1)
「6月は雨が多い。」
という日本語文を英文にしてみましょう。簡単なようで、むずかしいと感じる人も多いのでは? よく使われるのは以下の2文です。
1)We have a lot of rain in June.
2)It rains a lot here in June.

1)を直訳すると、「私達は6月にたくさんの雨を持っています。」
…(この場合、rainは名詞、s=we, v=have)
2)を直訳すると、「6月には、ここではたくさん雨が降ります。」
…(この場合、rainは動詞、s=it, v=rains)

We have~の英文を、初めから「6月は雨が多い。」と意訳してしまったら、英文に直そうと思った時、We have~の英文をすぐに思いつきますか?英文を「直訳」しておくことで、英語らしい言い回しの英文が、すぐに頭に浮かぶようになるのです。


例2)
「そのニュース聞いて嬉しかったよ。」
と言う場合、

1)I was happy to hear the news.
中学2~3年の英文法・不定詞/副詞的用法
(直訳) 私は、そのニュースを聞いて嬉しかった。

この英文(s=I, v=was)は、自然な日本語そのままから英文を作れるので比較的簡単ですが、以下の英文も、とても英語らしい表現なのです。

2)The news made me happy.
中学2~3年の英文法・第5文型(SVOC)
(直訳) そのニュースは私を嬉しくさせた。

この英文(s=the news, v=made)を、「直訳」すると日本語としては多少不自然になりますが、「直訳」しておかないと、すぐにこの英文を作り出すのはむずかしいです。

日本語としては、不自然な訳でも、「英語らしい表現を引き出すために必要な事」…それが「直訳」なのです。≫

だそうです。しかし、なんか、何を言いたいのかよくわからない意見ですね。

「私達は6月にたくさんの雨を持っています」は誤訳です。日本語として成立していません。覚えるために自分の頭の中でとりあえずそう考えるというのなら、それはそれでその人独自のやり方だからかまわないでしょうが、日本語になっていないものは「訳」ではありません。

we have rain を「雨が降る」と訳すのが直訳です。
「6月は梅雨の時期だ」と訳せば意訳です。

逆に「6月は雨が多い」 を直訳するなら June is a rainy month. です。

だいたい it rains を「it って何だ?」と思わずに「雨が降る」だと無条件で知っているのなら、we have rain も「雨が降る」だと知っていればよいだけです。

そもそも英語で何か表現するときに日本語なんて考えていないですよ。
たとえば
We have lots of earthquakes in Japan.
というふうにいきなりいうだけです。「地震を持っている?」なんてことを日本語で考えてから英語にするわけではありません。

The news made me happy.
The news surprised me.
こういうのも、そのまま思いつくからそのままいうのがふつうです。

「そのニュースは私を嬉しくさせた(日本語としては「喜ばせた」のほうがよい)」なんてことを先に考えてから英語にしたりはしません。


そこで 英語の得意な方に質問です。みなさんは、英語を話す時、このような へんちくりんな日本語を
考えてから これを英語に直していますか?

質問者からの補足コメント

  • どう思う?

    日本人は英語を音よりも文字で覚える傾向が強いですが、それが そもそも間違いだと思うんですよね。よろしければ、こちらの掲示板もご覧ください。
    https://9200.teacup.com/ingles_555/bbs

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2019/04/28 18:08

A 回答 (2件)

私の場合は、英語が得意というほどでもないですが、日本語を英訳して話はしません。


あまり日本語と英語に関連性がないため、英語を使う時は英語脳になっていることが多いです。
主語と定型的な言い回しを経験の中から引っ張り出してつなげているだけのような気がします。
こういう時は、日本語がいつにも増して不自由になります。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

Thank you

回答ありがとうございます。

例のサイトの主の考え方だと、英語を話すというのは 先ずは紙に 何かを日本語で作文しててから これを和文英訳して 音読することを指しているようです。ですから、最初から英語で表現する という発想がないようです。この方法は 英語の感覚を養うには かなり不合理だと思うんですよね。

お礼日時:2019/04/28 17:40

そこまで直感的に訳が浮かぶ人にとっては必要ないと思います。

しかし、英語を習いたての中学生たちには必要でしょう。また、we have rain.を「我々は雨を持つ」は英単語をそのまま日本語の意味に置き換えた訳です。強ち間違いではありません。英米と日本との文化の違いによるものと思います。一般に直訳とは呼びますが、誤訳とまでは言えないでしょう。また、「6月は梅雨の時期だ」とまで訳すと意訳ではあるのでしょうが、少々、文学的過ぎ情緒的過ぎて、一般に言う意訳を越えていると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>しかし、英語を習いたての中学生たちには必要でしょう。
Haveという動詞を「持つ」と直訳してしまうから、使える範囲が限られてしまうのです。Haveを教える時には、日本語で「持つ」とは言わない場合でも、たくさんの使い方があることを一緒に学ぶべきです。実際、その方がずっと多いと思いますよ。「持つ」という意味で使う場合は、
I have a bicycle. 自転車を持ってます。
I have only $5 with me. 今、5ドルしか持ってない。

これに対して、「うちには犬が2匹いる」は、We have two dogs. 誰も「私たちは2匹の犬を持っています」と日本語で言いません。
「うちの会社のビルは10階建てです」Our office building has 10 stories.
「ここは6月に雨が多いです」We have a lot of rain in June here.
「明日英語のクラスがあるの」I have an English class tomorrow.
「お時間ありますか?」Do you have time?
「息子は来週歯医者のアポがあります」My son has a dentist appointment next week.
「楽しんできてね!」Have fun! Have a good time! Have a nice trip! Have a nice weekend!
数え挙げたらキリがないですね。
このようにフレーズで覚えると、使い回しが出来るのです。
英語と日本語は、1:1ではない!ことを初めから教えて欲しいです。


そもそも、日本語を起点にして複数の英訳を考えるというのが、あまり賢い学習法ではないような気もします。 英作文なら、英語のキーワード、キーフレーズを設定して これを上手に使う練習をした方が よっぽど効果的です。
ただ、日本語を起点にした英語の学習法もあり、これは 私が「リバーズメソッド」と呼んでいるんですが、やや 高度なテクニックが要求されます。
字数制限の為、続きは こちらをご覧ください。
https://9200.teacup.com/ingles_555/bbs/t10/8

お礼日時:2019/04/28 17:16

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