限定しりとり

昔の大陸面積が小さいのは何故か?

20億年以前の大陸の様子をネットで調べてみると、
どれを見ても陸地面積が今より小さいように思いました。
これはどうしてなのでしょうか?

海水の量が多かったのでしょうか?
地殻の起伏が少なかったかはなのでしょうか?
そもそも地図の表示の仕方が違うのでしょうか?

A 回答 (3件)

☆☆ まったく知らないのでが、面白そうなテーマだったので、webで検索してみました。



https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD …
http://ntooffice.blog21.fc2.com/blog-entry-3371. …
☆☆ このヌーナ・コロンビア大陸って、どうやって地図のように描くことが出来たのかが、分かりませんでした。
☆☆ で、調べたら、次のような記載がありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%87 …
> 20世紀後半の研究の進歩により、過去の大陸移動の様子が詳しくわかってくると、パンゲア大陸以前にも、超大陸が存在したことが分かってきた。古地磁気を使った研究(古地磁気学)により、過去の大陸移動は約6億年前まで詳細に遡ることが可能で、更なる過去について各大陸の移動ルートを逆算推測し、各地の地層データも踏まえて導き出された超大陸がロディニアである。
> 1991年、ポール・ホフマンがアメリカの科学雑誌『サイエンス』にロディニア大陸の主要配置について発表した[4]。ロディニアは、後の超大陸パンゲアが形成された地域からほぼ正反対の、現在の太平洋地域に、やや南半球寄りに形成されたと考えられている。ロディニアの大陸配置が地球の全球凍結を引き起こした(南北両極とも海洋なので凍結しやすい)という説もあるが、いわゆるスノーボールアース現象は約7億年前の出来事とされ、ロディニアの大陸分裂が起こってから約5000万年後[5]、というのが現在の通説である。
> 約7.5億年前にロディニア大陸が分裂をはじめ、その後に関してはゴンドワナ大陸と呼ばれるかなり大きな大陸と、シベリア大陸、ローレンシア大陸、バルティカ大陸と呼ばれる小さな大陸へと分裂したと考えられている。ロディニア分裂後に関しては、各々の大陸が1億年ほどかけて異なる配置に集結し、新たな超大陸パノティアが約6.5億年前にできたとする異説[6]もある。
> ロディニアよりも前の時代に関しては、昨今の地質学や古地磁気学データから、約20億年前から18億年前の間にあったコロンビア超大陸の存在が支持されており[7]、大陸移動説に基づいた学術研究が行われている。

☆☆ 検察を続けたら、次のような記載がありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%8F%A4 …
> 27億年前の大陸生成
> 大陸の地殻を構成する花崗岩の組成は、その下のマントルの組成と大幅に異なっている。海洋地殻を形成する玄武岩はマントルの一部が溶解してできたものであるが、花崗岩は玄武岩が水の存在下で再度部分溶解して生まれる[20]。そのため、地球誕生当初の地表には大陸地殻は無く、その後年代が下がるにしたがって大陸が増えてきたとされる[21]。陸地の生成は一定のペースでコンスタントに進んだのではなく、段階的に起こったというデータがある。すなわち 世界各地の花崗岩の中のジルコン結晶の生成年代を分析した結果、27億年前と19億年前にジルコン生成のピークが認められ、この時期に集中的に陸地が生まれたとされる[22]。27億年前には大陸の周辺の浅い海に大規模なストロマトライトが形成されたと考えられている[23]。
> なお太古代はマントルの温度が現在よりも高かったため、マントルが部分溶解してできるマグマの成分も現在と異なっており、マグネシウム分が非常に多いコマチアイトなど現在のマグマでは見られない成分の火成岩が存在した[24]。また花崗岩も後世にみられない組成をもち、ナトリウム成分に富んだトーナル岩(tonalite)・トロニエム岩(trondhjemite)・花崗閃緑岩(granodiorite)からなり頭文字からTTGと呼ばれる。マントルの温度が高かったため、沈み込みプレート自体が比較的浅い地下で融解して大陸地殻に貫入したためと考えられている[25]。

☆☆ 27億年前と19億年前との2つのピークに大陸地塊の元になるマントルの噴出があって、20億年前~19億年前ころにマントルの温度が200℃ほど下がって、大陸地塊が冷えて、マントルの中へ沈み込みを初め、引きずられるように地殻の水平移動(プレート運動)が起きて、あちこちの大陸地塊が集まって「大陸が形成された」。 移動方向は地質調査の結果をつなげて推定することが出来るのでしょう。 海洋そのものは43億年前には存在し、花崗岩も一部の地域では40億年前以前から進んでいたけれども、太古代中期~後期になって、マントルの温度が冷えて、プレートテクトニクスの運動が起きて、大陸の誕生・成長が急速に進んだようです。大陸地塊が集積すると押し寄せられて高い標高に花崗岩が存在するようになり、風雨などで浸食されるので、浸食された花崗岩の地形ができます。 その状態で今度は沈降すると、浸食された花崗岩の上に堆積岩の地層が出来ます。 堆積岩の化学・同位体組成調査の結果でも、花崗岩質の大量の形成は太古代中期~後期だそうです。

☆☆ 地球のもっている水のかなりの部分が地球の内部にあるようです。海や氷雪や大気中の水、湖河川や地下水だけでなく、相当部分が地球の内部にあるようです。プレートテクトニクスで海水(水と塩分)が地球内部に入ってしまったようです。 http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/2 …
> 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)地球内部物質循環研究分野の羽生毅研究員らは、南太平洋オーストラル諸島(図1)の海洋島火山から採取した玄武岩(マグマ)の塩素の分析を行い、マグマが持つ塩素は、沈み込む海洋地殻によってマントルへ運ばれた海水に由来することを突き止めました。
https://www.milive-plus.net/gakumon161104/03/
> 海は地球全体の重量の0.02%と言いましたが、割合からすれば、この鉱物の中にはそれを大きく上回る水が含まれていました。このことから、もしかしたらマントルには海の0.5~5倍に相当する水が存在しているかもしれないということがわかってきました。

☆☆ 地球から地球外に飛び去った水分もあるのですが、その量はたいした量ではないので、太古の海の水がプレートテクトニクスでマントル内部に運ばれて海水が減った(塩分も減った)、ケイ素分の多い軽い花崗岩などの大陸地塊は寄せ集められて高い地塊を狭い範囲に持ち上げて大陸を造った。 その後もプレート運動で、大陸は離散集合を繰り返し、今は、あちこちに大陸がある。 大陸の総面積が太古代で狭いとすれば、まだ、プレート運動が始まったばかりで、その後もプレート運動で、大陸は離散集合を繰り返しただけでなく、新たに花崗岩を造り出すマントルの動きが続いたこと、海水が地中に潜ったままで元の海に戻ってきていないものがあることが混じっているのかもしれません。
☆☆ さらに検索すると、古生代以降に造山運動と呼ばれるような大きな地殻変動を起こす時期が何度かあって、そのような時期にまた海底部分が持ち上がって大陸として増えてしまったということもあるのかもしれない、と思いました。
http://www.daiichi-g.co.jp/geo/contents/data/mat …
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この回答へのお礼

水が地面に染み込んでしまったという説は、個人的には納得がいきました。火星には、マントルが冷えたことで地殻やマントルの対流がなくなってしまい、水が地殻に染み込んでしまった、という説があるくらいですからね。

お礼日時:2019/11/29 23:13

そこまで気がつきませんでしたが


それでしたら
多分
陸地の地層に塩分が含まれているか
もしくは貝などの海のものが含まれているなどで
昔は海であった可能性がある

そうなると
今の大陸を海に沈めて
昔の面積を考えなければならない

そうなると
面積が小さくなるのではないですか

私の住んでいる町では
陸地でありながら
海に関する地名がたくさんあります

どうやら
昔は海、もしくは海岸であったらしい

そうなると
昔の町の面積も小さくなります

そういうことではないですか
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この回答へのお礼

マントルに沈んでしまった地殻や海面下の大陸棚は調査し辛い(または、できない)ですからね。そうすると、過去の大陸のうち、今も昔も陸地だった部分だけしか分からないので、陸地面積が小さくなるわけですね。

お礼日時:2019/11/29 23:49

正確な「大陸の様子」が分からないからでしょう。

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この回答へのお礼

陸地全てのうち、分かっている一部しか表示されていない、
ということなんでしょうかね。
それなら納得です。

お礼日時:2019/11/29 20:59

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