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溶解度積
AgCl は PbCl2 よりも難溶塩なのに溶解度積がAgClの方が大きい理由はなんですか?AgClは二乗でPbCl2は三乗だからですか?

A 回答 (2件)

AgCl  ⇄ Ag⁺+Cl⁻


1-x   x  x(mol/L)
溶解度積Ksp=x²=1.77x10⁻¹⁰、x=√1.77*10⁻⁵mol/L

PbCl2 ⇄ Pb²⁺+2Cl⁻
1-x   x   2x(mol/L)
溶解度積Ksp=x³=1.17x10⁻⁵、x=³√0.117*10⁻²mol/L

AgCl は PbCl2 よりも難溶塩なので溶解度積がAgClの方が小さいが正しい。
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溶解度積・溶解度という用語や本当はどのように使われているのか確認すること、溶解度積の値も要確認です。

どこかに誤読があると思います。
それが何に対しての溶解度なのかもです。

溶解という現象は非常に難しく個々の物質で溶液との関係でもその機構が異なります。↓溶解度の一覧の例です
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%B6%E8%A7%A3 …

溶解度積についての解説です↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%B6%E8%A7%A3 …
このページの下の方に溶解度積の表がありますが、AgClとPbCl2では、かなり違っているのがわかります。

その表から、AgCl の方が、PbCl2 よりも、溶解度積が何桁も小さいので、AgClの溶解度がPbCl2よりも小さい事が言えます。
一般に、水への溶解度は、PbCl2>AgCl です。

溶解度積の定義は 
ΔG°=-RT・lnKsp
のように、本来は熱力学的なパラメーターを元に定義されます。

中高の化学ではそれを無視して現象や用語のみを教えてしまうので、教えられた方は非常に混乱します。
この式から溶解度積は温度依存性があることが言えるのですが、溶解度に上限がある物質もあり様々で一言では説明できません。
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