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格助詞を勉強している高校生です。
格助詞を勉強していくなかで、「格助詞とは、名詞と述語の関係を示す助詞である」と習いました。
これは、必ず名詞につくという解釈で良いのでしょうか?

もしそうであれば、引用の「と」は格助詞の使い方としてちょっとズレてるように感じました。

A 友達に宿題を手伝ってくれと頼まれた。
B 彼は「あっ!」と驚いた。
C ポスターには、「好評発売中」と書かれていた。

上記のAとBのように、動詞の命令形や感動詞の後ろに「と」がつくことだってあります。
また、Cのように、名詞につくことだってできます。
AとCは引用部が動詞(頼まれた、書かれていた)の内容になっていますが、Bは引用部が動詞(つかんできた)の内容になっていませんよね?
また、引用部が述語の内容であっても内容でなかったとしても、引用部全体と述語の関係を考えられるということは、「と」は直前の言葉ではなく引用部全体にかかっているとも考えられます。

引用の「と」は「名詞と述語の関係を示す助詞」なのではなく、まるで文章と文章をくっつける接続助詞のようなはたらきをしているように見えてしまいます。

長文かつ読みにくい文章で申しわけないのですが、引用の「と」について詳しく教えていただけたらうれしいです。

質問者からの補足コメント

  • すみません!Bの文章を間違えて書いてしまいました...

    ☓B 彼は「あっ!」と驚いた。
    →B 「ふざけるな!」と胸ぐらをつかんできた。

      補足日時:2020/06/24 11:21

A 回答 (3件)

1.


「宿題を手伝ってくれ」
「ふざけるな!」
「好評発売中」
を名詞と呼べるのだろうか?
ということですね。
これはたしかに難しいと思います。
名詞の定義を見ても、
※事物の名を表し,またそれを指し示す自立語。活用がなく,単独で主語となり得るもの。(大辞林)※となっており、その意味で、
『引用の「と」は格助詞の使い方としてちょっとズレてる』
という点には同感できる。
複数のネット辞書でも、この点に言及しているものは見当たらない。(現時点では)
質問子のご指摘どおりで、

「格助詞とは、直前の内容(=多くは名詞)と述語の関係を示す助詞である」

のように言わないと紛れが生じるのではないか。
色々弁明はあるかもしれないが、辞書編纂者の方々は検討すべきかと。

2.
「ふざけるな!」と(言って)胸ぐらをつかんできた。

の省略です。
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格助詞は主に名詞について、その名詞と他の語(他の名詞、あるいは、述語としての動詞・形容詞)との意味関係を示します。


引用「と」は引用した中身と、続く動詞の関係が「引用」であることを示します。言う、思うであればその中身を示すことになります。
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「格助詞とは、名詞と述語の関係を示す助詞である」という定義は誤りです。

そもそも、名詞とは品詞であり、述語とは文での語の働き、つまり機能の名前で、異なるレベルの分類で、これを並べるのは誤りです。

正しくは、格とは何かも含め次のような定義になります。

言語で格というのは、語の他の語に対する関係あるいは資格をさしています。
<格助詞>と呼ばれるものは、<名詞>あるいは<副詞>にむすびつけられて、それの他の語に対する関係あるいは資格を示すところの語です。この関係認識の表現は、単に語だけではなく、句あるいは節の関係認識に発展し、接続助詞へと転成していきます。

格助詞「と」は並べるという意識を表わし、他者の発言とそれに対する判断を並べた場合に引用ということになります。

A :友達に宿題を手伝ってくれと頼まれた。

ここでは、「頼まれた」内容が「宿題を手伝ってくれ」という節であることを「と」で引用しています。

B :「ふざけるな!」と胸ぐらをつかんできた。

この場合は、「ふざけるな!」という文と、それに伴う動作を並べ、引用しています。

C ポスターには、「好評発売中」と書かれていた。

ここでは、「好評発売中」が「書かれていた」という判断を並べ引用しています。

良く知られた、

国境の長いトンネルを抜ける【と】雪国であった。

の「と」は、接続助詞に転成しています。■
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