限定しりとり

初めてこの辞書を使いますので、あまりわからないんです。
遠回しって言葉は「とほまわし」でも読めるってことでしょうか。

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A 回答 (4件)

>遠回しって言葉は「とほまわし」でも読めるってことでしょうか。



「読める」のではなく「書ける(昔はそのように書いた)」ということです。

「遠回し」を仮名で書く場合、「現代仮名遣い」では「とおまわし」と書きますが、「歴史的仮名遣い」では「とほまはし」と書きます(書きました)。

ちなみに、読み方は「トオマワシ(to o ma wa si)」とか「トホマハシ(to ho ma ha si)」ではなく、どちらも「トーマワシ(tô ma wa si)」です。
歴史的仮名遣いは古い時代の発音の名残りとも言われますが、古文を読むときにそんな古い時代の仮名表記通りに読むことはふつうしません。


現代仮名遣いは、戦後(昭和20年代以降)の仮名遣いです。現代文は現代仮名遣いで書くことになっています。
歴史的仮名遣いは、戦前まで行われていた仮名遣いです。「旧仮名遣い」と言う人もいます。古文や戦前の文書を読むときは、歴史的仮名遣いを知っておく必要があります。
詳しくは下記を参照してください。

旧版『現代かなづかい』(昭和21年 内閣告示第33号)の原案
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/jo …

新版『現代仮名遣い』(昭和61年 内閣告示第1号)
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/jo …


ふつうの国語辞典は、見出し語を現代仮名遣いで表記し、歴史的仮名遣いを括弧で囲ったり小さい文字や片仮名などで併記してあります。
初めて使う国語辞典は、巻頭にある「凡例」(表記や記号の解説)を最初に一通り読むことをお勧めします。

下の図は岩波国語辞典(第8版)の凡例と本文の抜粋です。
赤い傍線を引いた部分が歴史的仮名遣いです。
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この回答へのお礼

助かりました

返事するのが遅くなってすみません。丁寧に説明してくれてありがとうございます!大変勉強になりました。外国人としては、日本語のもうひとつの魅力的なところを見つけました。これからも、続けて勉強していきたいと思います。

お礼日時:2020/07/20 22:02

辞書に書いてあるとおり、「文語」=「古語」の仮名遣いで、現代語の場合は「とおまわし」です。

「大辞林」などは、古語・現代語のどちらも扱っているので、注意が必要です。
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この回答へのお礼

初めて知りました!教えてくれてありがとうございます!

お礼日時:2020/07/17 18:15

ネットの大辞泉の場合、



とお‐まわし〔とほまはし〕【遠回し】 の解説
[名・形動]直接的な表現を避けて、それとなく言うこと。また、そのさま。「遠回しに注意する」

のような表記です。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E9%81%A0%E5%9 …

〔 〕の中は「見出しの仮名遣いと異なる歴史的仮名遣い」を表わすと解説されているので、紙版でも同じだろうと思われます。
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この回答へのお礼

丁寧に説明してくれてありがとうございます!とてもわかりました。

お礼日時:2020/07/17 18:14

旧仮名遣いです。

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この回答へのお礼

なるほど!わかりました。ありがとうございます

お礼日時:2020/07/17 18:13

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