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アトピー用の塗り薬(アンテベート軟膏)の副作用で、
ホルモンのバランスが崩れる事は、ありえますか?

A 回答 (2件)

 tennchibi2さん こんばんは



 20代の薬剤師です。

 多くの方はステロイド軟膏(例えばアンテベート軟膏等)と聞くと怖がる様ですが、きちんとした使い方さえしていれば何も問題は起こりません。時々ステロイド軟膏は良く効くからもっと使えばもっと良く効いて症状の改善が早いだろうと勝手な解釈をして、過剰回数・過剰量を塗布する方がいます。こうなるとステロイドの欠点(副作用)しか出なくなってしまいます。

 ステロイドの副作用としては皮膚が薄くなって皮膚下の血管が浮き出て来る(つまり赤く見える)とムクム(顔の場合ムクんで丸っぽくなるので「ムーンフェース」と言われています)等が有名です。但しこうなるのは、多くはステロイドの内服薬の場合です。もしアンテベート軟膏でステロイドの副作用が出たとしたら、5g入りのチューブを1日で使い切る様な使い方を数ヶ月以上(例えば半年以上とか)し続けた場合だと思います。通常の1日数回1回適量(極力少ない量で)と言う使い方(つまり5g入りチューブを10日~2週間位で使い切る様な使い方)では、通常ステロイドの副作用は起きません。

 以上より質問の回答は、「アンテベート軟膏を使う事でステロイド(副腎皮質ホルモン)のバランスを崩す事は有りますが、通常の使い方をしていたら崩れる事はありません。」となります。
 アンテベート軟膏は処方医も強めの軟膏である事はご存知ですから、症状が良くなれば徐々に弱い軟膏に変更して頂けるハズです。そう言う意味では安心です。

 ここで軟膏の塗布の方法を1つアドバイスしますね。ステロイド系の炎症を抑える軟膏は擦り込んで塗布してはいけません。一般の方は擦り込んだ方が良く効くと勘違いしている様です。「擦り込む」とは皮膚と皮膚を擦り合わせる行為ですよね。何にも症状の無い手を擦っていたら手が赤くなるのを経験した事が有ると思います。赤くなった部分は若干でも炎症を起しているわけです。炎症を治療するお薬を塗布しているにも係らず、外部から炎症を増やす行為をするのはどう思われますか???ですから、擦り込んで塗布してはいけないんです。患部の上にのせる(カバーを付ける感覚)で塗布しても十分効果は示します。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2005/02/04 13:22

ステロイドは効いている内は魔法のような薬だと思います。


が、その使用は大変注意しなければならないと思います。

一方では「治ってもしばらく塗りつづけなければならない。」と言うお医者様有り、一方では「過剰に塗ったら副作用がでます。」と言うお医者様有り、こまめにお医者様のご指示を仰ぐのが懸命かも知れません。効果が無ければ塗りが足りないとなり、副作用が出れば塗りすぎだと言う事になるのかもしれませんが・・・。適量というのがとても難しい薬だと思います。また、慢性の病気であるアトピー性皮膚炎となると長期に塗りつづける事も多いにあるのでその心配もあります。

tennchibi2さんがアトピーかどうかは判りませんが、そうであると仮定して私の考えを述べさせて頂きます。

ステロイドを塗っていると症状が隠れてしまって、本来大切な体質改善を怠ってしまうという危険性もあります。

ともかくステロイドは魔法の薬でありますが、対処療法であることを決して忘れず、魔法が解けた時に慌てないように体質の改善を考え日々地味な努力を続けて行かれるなら
その補助として最小限に使われるべきだと思うのです。

以前、人の一生の自前ステロイドは1グラム程に過ぎないと聞きました。
世間では環境ホルモンの問題が叫ばれていますが、ではホルモン剤はどうでしょうか?どちらの方が人体に影響があるでしょうか?
免疫抑制剤であるという側面はどうでしょうか?

と、何だか怖いことばかりいってしまいましたが、色々な意見があった方がイイと思い、書き込みさせていただきました。素人の長文・乱文、気分を害されたらごめんなさい。
一意見として受け止めてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2005/02/04 13:21

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