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日本語を勉強中の中国人です。下記の習う、借りる、もらう/いただく構造の中の「に」と「から」は両方使いますか。同じ意味でしょうか。

1、先生に/から日本語を習った。
2、先生に/から本を借りた。
3、先生に/から本をもらった/いただいた。

また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (9件)

No.6でコメントした者です。



 申し訳ない。
 リンクを張り間違えました。
 非常にわかりやすい某所のコメントをまとめたリンクは下記です。
【「先生ニお電話をいただきました」 二の特殊用法?〈4〉】辞書
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12546188890.html

 もうおわかりだと思いますが、少しだけ補足します。
  1)先生{に/から}日本語を習った。
  2)先生{に/から}本を借りた。
  3)先生{に/から}本をもらった/いただいた。

 1)習う、2)借りるは「準授受動詞」とも言える動詞です。 
 3)は「授受動詞」です。どちらも{に/から}が使えます。
 2)借りるは「授受動詞」に入れてもいいかもいれません。このあたりはどちらでも。

『明鏡国語辞典』の〈❽ 受身ややり取りの表現の相手を表す。〉は「受身」と「授受動詞」をあわせていますが、分けて考えるほうがよいと思います。ちょっとまぎらわしい例があるので。
 このあたりは、すでにリンクを張った下記をご参照ください。
【続 「先生にお電話をいただきました」と「先生にお電話を差し上げました」】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9291488.html
 当方が紹介している庭先生(この方もベテランの日本語教師です)のサイトは、しばらく前に下記に引っ越しています。非常に勉強になるので、当方はしょっちゅう見ています。
【現 代 日 本 語 文 法 概 説】
http://niwanoda.web.fc2.com/bunpou/07kakujosi.html
 庭先生も、「受身」 ⑪と「授受動詞」(⑤恩人)を分けています。
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この回答へのお礼

みなさん、ご親切に回答していただきありがとうございます。私はまた難しい問題に触れたようです。。。日本語は奥深いですね。とりあえずこのへんで。今後ともよろしくお願いいたします。

お礼日時:2020/12/23 11:22

No.7 の再補足です。



「もらう」「いただく」「借りる」の物の流れは、相手→話者です。
「あげる」「渡す」の場合は、話者→相手です。

格助詞「に」はこのどちらの場合にも使用でき、「に」自体が流れの方向を表しているのではありません。

No.8 の回答に挙げられている、
【現 代 日 本 語 文 法 概 説】
http://niwanoda.web.fc2.com/bunpou/07kakujosi.html

を見ると、
①目的地・到着点  物理的・抽象的移動  「へ」に近い
     家に帰る   部屋に戻る   いすに座る
     家に呼ぶ/招待する   棚に置く/並べる   部屋に運ぶ
     上に伸びる   天井に届く   駅前に止める  家に泊める
②存在の場所 物理的・抽象的
     家にいる   結論に問題がある  
     この病気は子どもに多い
③対象 「到着点」と同じ方向性がある
     人にかみつく   人に頼る 仕事に慣れる
     人に親切だ   仕事に熱中する   地理に詳しい  

のように<「到着点」と同じ方向性がある>と「に」自体が方向性を表したり、「到着点」を表しているように書かれていますが、上記の通り方向性を表しているのは<動詞>で、「到着点」を表しているのは「家」や「人」で格助詞「に」ではありません。

これは、語の意義と文での意味を混同した誤りなので注意が必要です。方向やと到達点の認識を表す場合には「へ」や「まで」を使用し「に」とは意味が異なります。

当然、手段・方法の認識を表す「で」と「に」は意義が異なります。こうした点を誤解、混同しないように注意しましょう。■
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No.4 の補足です。



「もらう」「いただく」「借りる」の物の流れは、相手→話者です。この相手の空間的な位置付けを表すのが「に」です。

この場合の物の流れは、相手を始点・起点としているので「から」で表すこともできますが、話者による対象の捉え方は空間での位置付けと始点・起点の認識で異なるために文の意味は異なります。

「あげる」「渡す」の場合は、話者→相手です。この場合も相手の空間的な位置付けを「に」で表すことができますが、この場合は相手は物の始点・起点ではなく到達点になります。したがって、この場合は始点・起点の認識を表す「から」は使用できません。

父にあげるつもりです。
彼女に渡すつもりです。

この「に」は「から」にはなりません。このように「に」は動詞の動きの対象を位置づけるだけで、物の移動の方向は動詞により異なります。その物の移動の方向を捉え表現する場合、始点・起点の場合は「から」、単に方向を表す場合は「へ」、到達点を表す場合は「まで」を使用します。

大阪から東京に行きます。
大阪から東京へ行きます。
大阪から東京まで行きます。

のように使い分けます。■
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どちらも使います。

意味も同じです。
 ただ、この問題は辞書をひいてもなかなか解決しません。

 日本語学習者のかたなら、下記の考え方をおすすめします。
 コメントをくれたのは、信頼できるベテランの日本語教師ですから。
【「先生ニお電話をいただきました」 二の特殊用法?〈4〉】辞書
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9291488.html
 ポイントになるところ箇条書きします。

●授受動詞の対象は一般的に「に」
~にあげる、 ~にくれる、 ~にもらう

●このうち「~にもらう」(謙譲語にすると「いただく」)はやや特殊な用法(「から」にしても意味はほぼ同じ)
 授受動詞以外にも、
「先生に英語を習う」 「先生に英語を教わる」
 など、準授受動詞とも言える動詞にも共通の概念です。 帰着点だけでなく、物や恩恵の「起点」が「に」でマークされる場合がある。

 理屈で考えようとしても混乱するだけです。「そういう場合がある」とお考えください。授受動詞、準授受動詞限定と考えれば、そうむずかしくないはずです。
 某所で『明鏡国語辞典』の記述も教えてもらいました。↑と同じ内容でしょう。

 そいでもってリンク先の〈から(格助)⑧〉の記述。
===========引用開始
❽ 受身ややり取りの表現の相手を表す。
「友だちから頼まれた」
「父から受け継ぐ」
「人から聞いた」
【語法】「に」に言い換えられることもある。「人に聞いた」
===========引用終了

 同様の質問が過去にもあります。ただ、当方には下記のようなむずかしい考え方では何がなんだかわからない部分が残ります。
【「先生にお電話をいただきました」と「先生にお電話を差し上げました」】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9278130.html
【続 「先生にお電話をいただきました」と「先生にお電話を差し上げました」】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9291488.html
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どれも両方使いますヨ。


同じ意味です。
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「に」は空間的・時間的な位置付けの認識を表し、「から」は始点の認識を表します。



先生にもらった。
先生からもらった。

は正しい用法ですが、

先生にあげました。

は正しい用法でも、

先生からあげました、

にはなりません。また、

会議は5時に終わります。

は、

会議は5時から終わります。

にはなりません。「会議は5時 に/から 始まります。」はどちらも正しい表現で、位置付けと、始点の相違が理解できると思います。

なお、「もらう/いただく構造の中の」は誤りで、<「もらう/いただく」という構文の中の>が正しい表現です。■
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全て使いますが、全て『から』の方が良いと私は思います。

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1、先生に/から日本語を習った。


2、先生に/から本を借りた。
3、先生に/から本をもらった/いただいた。
 時には「受身の表現でも「親に/から叱られた」ということがあります。
「に」と「から」は、本来違う言葉です。(「ここからあそこまで」の場合には「に」は使えません)
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「から」と「に」は同じ意味で使われることが、しばしば有ります。


1、先生に/から日本語を習った。
2、先生に/から本を借りた。
3、先生に/から本をもらった/いただいた。
この例はその通りです。外に「受身」を表すときに、
「先生に叱られた」「先生から叱られた」もありますが、これは「に」が普通です。
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