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東大について質問なのですが
東大では進振りというものを採用してると聞きました
例えば受験の時から一定の学部のみを学びたいと思って入学したとしても2年生までは違うことをしなければいけないのでしょうか?
わかりにかくてすみません。

A 回答 (11件中1~10件)

まず「2年まで」というのが少し違います。

東大では2年の前期まで、すなわち一年半、3期分の成績で、第一志望から枠が埋まります。2年の後期では駒場キャンパスで専門課程が導入され、3年次から本郷に移ります。

入学時には学科単位まで絞らずに募集し、教養課程としてジェネラルな科目を学び後期で専攻を絞るというのは、昔はほぼ全ての国立大学で行っていたことです。その名残を強く残し、かつ入試での枠組みを最大限に緩くしているのが東大ということです。

この制度を嫌って東大を避ける受験生も居ますが、それを超える意義があることを入れる側も入る側も理解しているので、半世紀以上もこの制度が続いているのでしょう。

理二は理学部、理一は工学部などという「相変わらずの嘘八百回答」には開いた口がふさがりません。理学部の枠は理一の方がずっと大きいのは常識。理二生のメジャーな進路は農学部です。理一と理二理三は駒場のカリキュラムでの生物系講座の有無に違いがあるとされます。
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東大関係者ではないので伝聞情報と言うだけですが、進振りと言っても「本人の意向は一切無視」と言うわけではありません。

基本的には本人の希望通りの学部学科に行かせてもらえるようです。ただし入試の時と同じく人気のある学部学科には希望者全員を入れると言うわけにはいきません。そこでその場合は入学後の成績のいい人の希望を優先して聞くようにします。これがいわゆる進振りです。
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教養科目について少し追記。




前述のように大学の開講科目はそれぞれの学部学科等に関係した内容の「専門科目」に加えて一般教養的な内容を勉強する「教養科目」があります。そして教養科目には「人文科学分野」「社会科学分野」「自然科学分野」「外国語分野」「保健体育分野」と言った分野分けがあり、学部や学科等によって開講科目や「この分野から何科目以上履修しないといけない」と言った事が定められています。また教養科目の中には「事実上の専門科目」と言うものもあります。例えば理工系学部であれば教養科目の中の数学や物理学は学生本人にとっては実質的に専門科目と同じ事になります。

なお近年は低学年次から専門科目を履修できる所が増えて来たようですが、昔主流だったような「一年と二年は教養科目、三年と四年で専門科目」と言う所の場合は「一年と二年の時は専門科目は勉強できない」と言う事になります。
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たとえば


理科3類は医学部、
理科2類は理学部、
理科1類は工学部に行きます。

しかし、これは成績で100%決まります。
9割はそのまま上がりますが、上がれない人もいます。
優秀なら1類から医学部にも行けるし、なんなら文系から医学部や理科系から法学部にもいけます。だけど枠としては多くはありませんよ。


このように東大は進路について割と柔軟なんですが、
こうなると大学生になっても成績について競争だし、ガリ勉育成しがちになり、
他の大学から東大生が批判される根拠にはなります。
しかしながら大学生が遊び回ってできることも知れてるし、
日本人の特性的には東大型のほうが合ってるとは感じます。とにかく東大は日本の大学では珍しいやり方をしてますね。
中高一貫の私立も高校はいるときや、高2で文理や進学コースに組み直しますけど、東大はそれに似てますね。
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結果的には同じ事かもしれませんが「教養部の成績で」ではなくて「一、二年生の成績で」と言った方が正確です。

例えばの話ですが「進級先全てに共通の専門科目」と言う場合があるかもしれませんし。

PS:「一、二年生の成績で学部学科を振り分ける」と言ってもある程度の進路は決まっています。早い話「法学部に行くための入試を受けた人が工学部に」と言った事は制度上あり得ないはずですから、進振りのない大学と同じく「低学年次から専門科目を開講」と言う事はあっても不思議ではないと思います。
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この回答へのお礼

色々教えてくださってありがとうございます。
もし将来の夢が決まってる人が東大を受験して専門的知識を残り2年でとは厳しいのではないのかと思ってたので助かりました。専門的な知識も1年時から少しずつできるならよかったです!

お礼日時:2021/07/25 06:39

「どの大学でも2年生までは専門的な勉強はしないのか」はそれこそ大学によりけりです。

昔は「一年生と二年生は教養部で一般教養科目、三年生と四年生で専門科目」と言うのがほとんどだったようですが、今では、と言うより私が大学に行く四十年近く前の頃には「一年生と二年生で教養科目」は変わらないとしても、一年生から専門科目を開講する所が増えて来たようです。

あと前述のように「一年生と二年生は教養科目」と言うのと進振りは全く別の話なので念のため。
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この回答へのお礼

全く別の話なのですか?!
教養部での成績で進振りするのかと思ってました

お礼日時:2021/07/24 11:31

2年生までは違うことをしなければいけない


というより、
卒業まで違うことをしなければいけない可能性がある
ということです。
2年生までに頑張らないとね。
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「二年までは違う勉強を」はどの大学でも同じです。

いわゆる教養科目と言うものです。進振りと言うのは入学後の成績によって学部学科を振り分けると言う事です。なので例えば「物理を勉強したい」と思って入学した人が化学を専攻させられると言う事もあるそうです。
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この回答へのお礼

どの大学でも2年までは専門的な勉強はしないのですか?!知らなかったです。勉強になりました

お礼日時:2021/07/24 09:05

東大だけじゃなく,他の大学でも同じようなシステムを採用しているところは少なくないですよ。


 まず大学は就職予備校じゃない。いいか悪いかは置いておくと,4年制大学の1年生ではいわゆる一般教養,つまり,例えば工学部の学生なら,数学・物理・物理化学の自然科学がみっちりと,さらに経済学のような社会科学と地理学のような人文科学から数科目を履修して,教養を積まないといけない,高学歴者というのは,そういう教養を持った人だという考えなのでしょう。ですから,1年生から工学部の〇学科の専門科目を学ぶわけではないし,その〇学科の専門科目を理解するための基礎を学ぶ。進学振り分けとかコース振り分けとか学科振り分けといろんな大学で呼ばれているのは,その基礎を学んだあとの成績順に,本人の希望をできるだけかなえる方法で行きたい学科やコースに進学してもらおうというシステム。1年生の講義内容はそのあとの勉強が何であろうと,ほぼ必須なものだから,全学共通科目とも今は呼ばれているわけだ。
 高校のときに,ある学科の勉強「しか」したくないという姿勢では,それに失敗したときの余裕が無くなるんですけどねぇ。そもそもその「ある学科」の研究の本質をご理解しておられますか。僕が勤めていた大学の AO 入試では,そういう将来を見越してある特定の勉強を強く望む高校生を合格させていますが,面接担当する50名中一人か二人くらいしか,本当にその意欲と実績を持っている受験生はいませんよ。
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この回答へのお礼

進振りについて聞きたいのですが受験の際に理科2類を受けて進振りで例えば工学部に行くことは可能でしょうか。もしいけるなら受験の際に別に理科一類と理科二類を分ける必要はないのではないでしょうか。

お礼日時:2021/07/24 09:07

> 率直な疑問なのですが目指す職業が決まってる生徒も


> 色々なことをしなければならないのですか?

それを将来につながらないもののための努力と思うか、
自分の教養を高めるための努力と思うかは本人次第。
そもそも目指す職業が決まっていてもそこにたどりつけるかは
わからないしね。
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