極東の小国日本が欧米列強からの支配を免れたのは実力なのか、運が良かっただけなのか、どっちなのでしょう

極東の小国日本が欧米列強からの支配を免れたのは実力なのか、運が良かっただけなのか、どっちなのでしょうか？

No.2 ベストアンサー 回答者： Mahler3.1 回答日時： 2022/01/26 21:14

ものすごい様々な理由があってのことで、そうしたものを全て書いていたら１冊の単行本ができてしまう。

少なくとも、運がどうのと言うような話しで無いことだけは言える。
咸臨丸の話し。これだけでもアメリカに与えたインパクトは想像を絶するものがある。
武士というものが長年培ってきた威厳。中味は別にして、周囲に与えるものは生半可なものでは無かったのだ。
江戸時代の日本なんて、欧米から見たら武力という観点からみたら問題にもならないものだったことは疑う余地すら無い。
愚か者は武力だけしかイメージできないのだろうが、ある程度の頭のあるものにとっては、武力だけで物事が動くとは限らないのだ。
人と人とのつきあい。
白人の優秀な外交官が、日本の武士に惚れ込んで意のままに動くことを喜びとした、と言ったようなことが現実にあった。
こうしたことの詳細を書いていたら、とんでもない字数が必要になるので書かないが、様々なことがあってのことなのだと言うことくらいは並の頭があれば想像がつくことと思う。

No.1 回答者： wellow 回答日時： 2022/01/26 21:08

列強たるイギリスと地方藩たる薩摩が、互角以上に戦えたのは大きいと思います。

幕府の弱体化はあるにせよ、薩摩には実力があったし、その戦況は当時の列強に知れ渡ったことでしょう。

地の利というものもあります。極東の大国はロシアと清でしたが、どちらも実際は弱体化の傾向を示していました。

日本は鎖国していたわりには国際法を知る者がいて、明治政府軍と幕軍残党の戦いを内戦と認めさせています。これができないと加勢と称した介入を招き、それは植民地化に繋がるのですが、それを上手に回避しています。