No.5ベストアンサー
- 回答日時:
「交わる条件」を考えて、その補集合を答にする、という基本方針は実に適切ですね。
さてそれから、[1]「まずはa, bを定数だと思ってみる」というアプローチをお考えになったんですね。すると、「点(p,1)で交わる」とはpの二次方程式
p^2 - 2ap - 2b = 0
の解pのうちの少なくともひとつが0≦p≦1の実数であるということ。
そこで次に、そのような解が存在するa, bの範囲を考える。場合分けがいっぱい生じるので、混乱しないように条件を整理すると良いです。
(1) 実数解がある
(2) 小さい方の解が0以上
(3) 小さい方の解が1以下
(4) 大きい方の解が0以上
(5) 大きい方の解が1以下
の条件を使って
((p,1)で交わる) ⇔ (1) ∧ (((2) ∧ (3)) ∨ ((4) ∧ (5)))
ですから、
((p,1)で交わる) ⇔ ((1) ∧ (2) ∧ (3)) ∨ ((1) ∧ (4) ∧ (5)))
ということ。ですがさらに aの符号で場合分けする必要が出てきて、
((p,1)で交わる) ⇔ A ∨ B ∨ C ∨ D
A = (a≧0 ∧ (1) ∧ (2) ∧ (3))
B = (a≧0 ∧ (1) ∧ (4) ∧ (5))
C = (a<0 ∧ (1) ∧ (2) ∧ (3))
D = (a<0 ∧ (1) ∧ (4) ∧ (5))
を調べることになります。
[2] 「まずはaが定数だと思ってみる」というアプローチが、この問題の場合には一番簡単でしょう。そうすると、
0≦p≦1のときに
b = (p^2)/2 - ap
がとりうる範囲は?を考えれば良い。これって、よく見かけるヤツですよね。
計算するまでもなく、右辺は(p,b) = (0,0)と(p,b)=(2a,0)を通る(b p 平面上の)放物線で、その頂点は(p,b)=(a,-(a/2)^2)にある。0≦p≦1という制約を考慮すると
a<0のとき 0≦ b ≦1/2 - a
0≦a≦1のとき -(a/2)^2 ≦ b
1<aのとき1/2 - a ≦ b ≦0
だとわかります。
[3] 「まずはbが定数だと思ってみる」というアプローチでもOKです。すなわち
0≦p≦1のときに
a = p/2 - b/p
がとりうる範囲は?を考えればいいわけですが、p=0を特別扱いする必要がありますね。
da/dp = 0
を解けば、b<0のときにだけ極小があって、(p,a) =(√(-2b),-√(-2b)) が極小点。そこで0≦p≦1を考慮して
b<-1/2のとき 1/2 - b ≦a
-1/2 <b<0のとき √(-2b)≦a
b = 0のとき aはナンテモ
0<bのとき a ≦ 1/2 - b
だとわかります。
[4] 「まずはpを定数だと思ってみる」というアプローチでもできます。すると
b = - pa + (p^2)/2
という、a b 平面上の直線の方程式が得られる。そこでpを0から1まで変えていくと、直線が掃く範囲が決まる。
p = 0, 1, 1/2, 1/4, 3/4とかでグラフを描いてみれば一目瞭然、これらの直線は違いに交差します。ですから、領域の境界の一部は(pが互いに異なる)直線たちが作る包絡線になる。これで領域の概形がわかります。結局、境界は p=0のときの直線
b=0
と、p=1の時の直線
b = 1/2 - a
と、包絡線
b = - (a^2)/2
とそれらの交点(0,0), (1/2,0), (1, -1/2)で区切られることになります。
いろんなアプローチを試してみると、得るものがあるでしょう。
No.6
- 回答日時:
#5さんの方法がとても簡単なことがわかった。
ただ、何を言っているのかさっぱりだったが。
円と直線 y=1 の交点 ABの範囲 0≦x≦1 となることを確かめれば
よい。交点は円で y=1 とすれば
x²-2ax-2b=0
となる。この解は
x=a±√(a²+2b)・・・・・・①
である。
1.
第1、2象限、b≧0 のとき、根号内は0以上で、①の解は存在し、
√(a²+2b)≧|a| なので、2根は正負となり、その間に必ず0となる
点が存在する。これは点Aなので、これらの象限は範囲外となる。
b=0 の時も、x=a±|a| となり、点A,x=0 を必ず含む。
2.
第3象限、a,b<0 のときは √(a²+2b)<|a| なので、①は2つと
も負なので、ABの範囲にはない。また、a²+2b<0 のときは、解
自体が無く交点は無い。
第4象限は始めに示した議論になり、とても簡単になった。
No.3
- 回答日時:
ABが円に含まれることを示すにはAB上の1点だけでもよい
です。すると簡単に、この範囲は求める領域でないことが
わかります。
たまたま、第1、2象限のすべての(a,b)の円が A(0,1)点を
含むことに気が付いた。
それに対して、求める領域であることを示すには、AB全体が
円に含まれないことを調べないといけません。
No.2
- 回答日時:
訂正
2項のだい3象限で
a≦0 としても b<0 なので
(x-a)²+(1-b)²=x²+2|a|x+a²+1+2|b|+b²>a²+1+b²
b軸を含めてよかった。したがって、図のb軸の破線は無し。
4. まとめ
ABが円の外にあるのは、a軸を除いた(b軸を含むが原点は除い
た)第3象限と
第4象限の
0<a≦1 かつ b<-a²/2
または
a>1 かつ b<-a+1/2
の範囲となる。
No.1
- 回答日時:
(x-a)²+(y-b)²=a²+b²+1
これは、(a,b)を中心とした、半径 √(a²+b²+1) の円となる。
これは、(a,b)を中心に、半径 √(a²+b²+1) の円を描いて考える
とわかるが、計算で求める。
線分ABを (x,1) (0≦x≦1) とする。
1. (a,b)が第1,2象限の時 (b≧0)
円の中心からA点(0,1)までの距離の2乗は、b≧0 から
(0-a)²+(1-b)²=a²+1-2b+b²≦a²+1+b²
なので、A点は円に含まれる (等号成立は b=0 のとき)。
2. (a,b)が第3象限の時 (a,b<0)
円の中心からA点(x,1) (0≦x≦1) までの距離の2乗は、a,b<0
から
(x-a)²+(1-b)²=x²+2|a|x+a²+1+2|b|+b²>a²+1+b²
なので、ABは円の半径外にある。
3. (a,b)が第4象限の時 (a>0, b<0)
円の中心からA点(x,1) (0≦x≦1) までの距離の2乗は、
から
(x-a)²+(1-b)²=x²-2ax+a²+1-2b+b²
なので、
x²-2ax-2b≦0・・・・・・①
であれば
(x-a)²+(1-b)²=x²-2ax+a²+1-2b+b²≦a²+1+b²
となって、ABは円の半径内にある。
①を満たすには
x=a±√(a²+2b)
が存在することであり、まず、判別式
a²+2b≧0 → b≧-a²/2・・・・②
の必要がある。また、0≦x≦1 だから、上のxの小さい方が1以下で
a>0 , b<0 だから
a-√(a²+2b)≦1 → a-1≦√(a²+2b)・・・・・③
となる。ただ、
a≦1・・・・・④
ならば、この関係は満たされている。つまり、②のみとなる。
a>1 のとき③を2乗して
b≧-a+1/2・・・・・⑤
となるが、a>1 のとき
-a+1/2>-a²/2
だから、⑤のみとなる。
まとめると、
0<a≦1 かつ b≧-a²/2
または
a>1 かつ b≧-a+1/2
のとき、円はABを含む。
したがって、
0<a≦1 かつ b<-a²/2
または
a>1 かつ b<-a+1/2
のとき、ABは円の外にある。
4. まとめ
ABが円の外にあるのは、a,b軸を除いた第3象限と第4象限の
0<a≦1 かつ b<-a²/2
または
a>1 かつ b<-a+1/2
の範囲となる。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 大学・短大 線形代数についての問題です。 A = 1 -2 -2c+1 2 -1 -c+2 1 -c+2 2c 7 2023/05/20 18:21
- 中学校 OA=OB=OC=AB=AC=1、 ∠BOC=90°となる四面体OABCの 辺OA上に点DをOD:D 4 2022/10/11 10:07
- 数学 数学 2次関数 1 2023/05/10 21:45
- 数学 2次関数y=ax^2のグラフは点A(4,2)を通っている。y軸上に点BをAB=OB(Oは原点)となる 1 2022/04/08 00:05
- 大学・短大 | 1 -2 -2c+1| |2| A=| 2 -1 -c+2 | b=|2| | 1 -c+2 2 2 2023/05/14 21:42
- 数学 2点A(-2 ,4),B(2 , 8)を結ぶ線分ABについて、次の座標を求めなさい という問題です。 1 2022/06/20 10:26
- 数学 (1)の平面の式を求める問題で ABベクトルとACベクトルの外積が平面の法線になるから ax+by+ 2 2023/04/13 13:50
- 数学 写真の問題について質問なのですが、図のように、直線lと円CがP,Qの共有点を持つとき、PQとABが垂 1 2023/01/13 18:19
- 数学 数学 2次関数 2 2023/04/09 19:08
- 数学 数Bベクトル 平行四辺形ABCDにおいて、辺ABを3:2に内分する点をE、対角線BDを2:5に内分す 3 2022/06/19 12:11
おすすめ情報
- ・漫画をレンタルでお得に読める!
- ・【大喜利】【投稿~11/22】このサンタクロースは偽物だと気付いた理由とは?
- ・お風呂の温度、何℃にしてますか?
- ・とっておきの「まかない飯」を教えて下さい!
- ・2024年のうちにやっておきたいこと、ここで宣言しませんか?
- ・いけず言葉しりとり
- ・土曜の昼、学校帰りの昼メシの思い出
- ・忘れられない激○○料理
- ・あなたにとってのゴールデンタイムはいつですか?
- ・とっておきの「夜食」教えて下さい
- ・これまでで一番「情けなかったとき」はいつですか?
- ・プリン+醤油=ウニみたいな組み合わせメニューを教えて!
- ・タイムマシーンがあったら、過去と未来どちらに行く?
- ・遅刻の「言い訳」選手権
- ・好きな和訳タイトルを教えてください
- ・うちのカレーにはこれが入ってる!って食材ありますか?
- ・おすすめのモーニング・朝食メニューを教えて!
- ・「覚え間違い」を教えてください!
- ・とっておきの手土産を教えて
- ・「平成」を感じるもの
- ・秘密基地、どこに作った?
- ・【お題】NEW演歌
- ・カンパ〜イ!←最初の1杯目、なに頼む?
- ・一回も披露したことのない豆知識
- ・これ何て呼びますか
- ・初めて自分の家と他人の家が違う、と意識した時
- ・「これはヤバかったな」という遅刻エピソード
- ・これ何て呼びますか Part2
- ・許せない心理テスト
- ・この人頭いいなと思ったエピソード
- ・牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?
- ・好きなおでんの具材ドラフト会議しましょう
- ・餃子を食べるとき、何をつけますか?
- ・あなたの「必」の書き順を教えてください
- ・ギリギリ行けるお一人様のライン
- ・10代と話して驚いたこと
- ・大人になっても苦手な食べ物、ありますか?
- ・14歳の自分に衝撃の事実を告げてください
- ・家・車以外で、人生で一番奮発した買い物
- ・人生最悪の忘れ物
- ・あなたの習慣について教えてください!!
- ・都道府県穴埋めゲーム
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
至急です!お願いします! 図の...
-
数学の問題です。教えてください。
-
AB=2,BC=3,∠ABC=60°の三角形が...
-
三点の座標から中心点の求め方
-
数学のベクトルの問題です。 四...
-
ベクトルの問題。解説お願いし...
-
外心と内心、もしくは重心と外...
-
三角形と比
-
数学
-
円が直線から切り取る線分の長...
-
三角形の角について
-
二等辺三角形の性質(定理)の...
-
中3数学 (問題) △ABCの辺に平...
-
高校数学 文字の置き方について
-
三角形の五心
-
青チャート基本例題119
-
長さ1の線分が与えられたとき,...
-
△ABCの辺BC、CA、ABの中点をそ...
-
数学Aの外分がわかりません。 ...
-
加法定理の厳密な証明
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
円が直線から切り取る線分の長...
-
ベクトルの問題。解説お願いし...
-
数学Aの外分がわかりません。 ...
-
ある点からある直線へ降ろした...
-
二等辺三角形の性質(定理)の...
-
3次元空間上の2点を結ぶ線分の...
-
外心と内心、もしくは重心と外...
-
2線分の最短距離
-
辺の定義について
-
ベクトルと平面図形の問題です。
-
至急です!お願いします! 図の...
-
直角二等辺三角形の書き方教え...
-
△OABに対し、OPベクトル=sOAベクトル+...
-
ヤングの実験で質問です。この...
-
数学を教えてください
-
高校数学です。 △ABCにおいて、...
-
青チャート基本例題119
-
ベクトルについて。
-
数学のベクトルの問題です。 四...
-
数Aの証明
おすすめ情報
何故第1象限や第二象限のとき距離をとる点をA点にしているんでしょうか?