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英語史に詳しい方にお聞きしたいのですが、
現在のイギリスにおける地名の中で、Scandinavian dialectsの影響を受けたところはありますか?
それはどこでしょうか。
Scandinavian dialectsと英語の関わりなど色々教えてください。

A 回答 (1件)

要するに「ヴァイキング」起源の言語ということですね。


スカンディナヴィア発祥のヴァイキングは人種的に「ノルマン人」と呼ばれるので、フランスの「ノルマンディー」地方などもそれに由来します。

イギリス(イングランド)の歴史をどの程度ご存じなのでしょうか?
もしご存じなければ、下記などでざっと眺めてください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3 …

イギリスにもともと住んでいたのはケルト人、そしてヨーロッパから移住してきたアングロサクソン人ですが、8世紀ごろからヴァイキングの侵入が始まり、10世紀ごろにヴァイキングのデーン人(現在の「デンマーク」は「デーン人」に由来する)に征服されて「デーン朝」(1016~1066年)と呼ばれる王朝になります。

http://www.y-history.net/appendix/wh0601-115_2.h …

その後も、フランスに移住したヴァイキングである「ノルマンディー公」による「ノルマン朝」(1066~1154年)が続きます。

上記のリンク先にもあるように、

「ヴァイキング時代と呼ばれる8世紀から11世紀半ばまでの間に、英語は北欧語の影響を強く受けている。北欧語は古ノルド語と呼ばれ、現在のデンマーク語、スウェーデン語、ノルウェー語、アイスランド語などの先祖にあたる。北欧語の影響は地名に見られ、かつてデーンロー(アルフレッド大王によってデーン人の支配権が認められた地域、イングランドの東北部)には、Derby, Rugby, Whitby などの -by がつく地名が約600ヶ所以上、また Althorp, Bishopsthorpe など、-thorp(e) のつく地名が約300ヶ所ある。この -by や -thorp は北欧語でそれぞれ「町」や「村」を意味する。」

ということのようです。

「言語」の勉強は、「歴史」「社会風土」「伝統・文化」を学ぶことでもあります。
これを機会に、もう少し踏み込んでイギリスの歴史を勉強してみてはいかがでしょうか。
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