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【銀行の返済順位が1番低いのが普通株の返済だそうです】その次に債権で、債権より株の方が返済義務がないことに驚きました。

社債は預金の次に返済義務が高い2番目に強い返済義務が生じるそうです。

なぜ倒産しても社債は返金処理されるのでしょう?株と社債は同じくらいに返済義務が無くなると思っていました。

社債が強いのはなぜですか?

A 回答 (1件)

それは,お金の性質上当然のことで,社債よりも株の方が返済順序が高いのではないかと思うこと自体が,理解しがたいことです。



 まあ,そう言って切り捨ててもいいのですが,ちょっと説明します。

 株のお金は,出資金です。出資金というのは,事業の元手になるお金であって,事業が続いている間は返ってきません。事業が終わって,事業を清算して,お金が余っていれば返しますという,そのようなお金です。

 ですから,支払の順序が一番弱くなるのは当然です。

 その代わり,事業が終わったときに残った財産が沢山あれば,基の出資金の何倍ものお金を返してもらうことが出来ます。

 社債は,借金,すなわち,一定の時期に返済することを約束して借り受けたお金です。ですから,事業が上手くいっていなくても,約束の日が来たら,その約束に基づいて返さなければならないことになります。

 会社の事業の資金が,出資金だけで足りなければ,銀行から借金をして事業資金を調達することになりますが,これを一般の投資家から調達する手段が社債だということになります。

 ですから,倒産したとしても,借りたお金に利息をつけて返すという約束は残りますから,返せる限りは返す必要があります。余ったら返すという約束しかしていない株とは,その点で全く異なります。

 預金は預り金です。預かり物であるので,これを預かったときの約束に従って返さなければならないことは,その約束からして当然です。ただ,銀行の場合は,預かったお金を他の企業に対する貸付金の原資としたり,国債を買ったりすることが認められており,これによって,預り金に対して利息を付することが出来ることになります。

 預金は,銀行という商売に対する〈投資家ではなく,リスクを許容できない〉一般の人たちの信頼感に基づいてお金を集める仕組みですので,その高い信頼感に答える必要がある以上,最優先で返済する必要があることになります。
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この回答へのお礼

みんなありがとうございます

お礼日時:2023/03/23 23:39

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