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共産党はなぜ勝ち目がないと思われるにもかかわらず、衆議院小選挙区、参議院1人区、首長など、定数1の選挙で独自候補を擁立するのでしょうか?

首長選では現職を与野党が相乗りで推薦し、共産党だけ独自候補を立て、惨敗しているという例も少なくありません。

また、なぜ共産党は地方選挙のポスターやビラにも「憲法9条を守れ。」など、地方選挙の争点になり得ない内容を訴えているのでしょうか?

A 回答 (6件)

日本共産党の最大の宣伝機会が、選挙だからです。

当選するしないは関係なく、党勢拡大を目的としているわけです。
しかしながら、外から見ると、仰るように大差で敗北するケースが多く、意味不明に見えますね。

それでも選挙のたびに必ずと言ってよいほど候補者を立てるのは、選挙に出て目立ちたいという共産党系の人々が全国津々浦々におり、そういう人々は当選しなくても選挙に出たいと思っていて、党から公認してもらって選挙資金を得て立候補するために、日頃から共産党の活動を熱心にやっているのです。

それなのに、日本共産党がそういう人たちを立候補させないと、そういう中核党員が離れてしまいかねません。
だから、日本共産党は党勢を拡大できないとしても、党勢を維持するために、全国津々浦々で選挙のたびに候補者を立てずにはいられないのです。

ちなみに日本共産党の資金源は、党の機関紙でもある「赤旗」の購読料です。
年々、赤旗は購読者数が減少しており、かなり昔からですが、当選の見込みが薄い選挙区の順に、資金難から公認候補を断念する選挙区が出始めています。
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選挙での得票もねらいの一つでしょうが、選挙があるので町中に選挙ポスターを貼って、問題提起や主張をアピール出来ます。

 もしも、独自候補さえも立てないのであれば、問題提起・アピールの機会が減るだけでなく、「衰退?、撤退?」と思われたり、存在自体を忘れられたりします。
党員やシンパ(共感・共鳴者)にも党の存在感や価値感が感じられなくなって、求心力も失い、党そのものが弱体化する危険があるのです。
こういうことは、共産党に限らず、与党でも、野党でも、個々の議員や立候補予定者にとっても同じです。
幸福の科学などは、当選の期待などせずに、候補をたて、ポスターを貼り続けているし、自民党の2番手3番手の候補も存在を忘れられないように懸命に頑張ります。
ポスターやステッカー、広報車で流す主張、選挙公報に出す主張は、その議会や地方政治にとっての論点であることは滅多にないです。 どの立候補者でも、どの政党でも、多くの主張は具体的な政策に結びつくようなことは滅多にないです。 仮に理屈上は政策・施策・予算計上・法・条例・規則に関わることであっても、そのようなことの具体的内容や具体的効果は考えれれたりすることはまずないです。 「△△地区に○○を」とか「◆◆阻止」「☆☆に支援」「◇◇振興活性化」「***の実現」などの具体案のように見えることを「政治生命を賭けて」とアピールしていても、実際のことなど考えてないし、支援者やその政党や候補者に投票した人さえも、さした活動がなくても、現実的変化など起きなくても、問題にしません。 
共産党に限定でもないし、自由民主党がはじめたわけでもなく、どこでも同じです。
争点になるようなことは、どこの政党でも、どの候補者でも、なるべく取り上げないで、従来の路線上で内部争点にならないようなことを取り上げるのです。
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共産党はなぜ勝ち目がないと思われるにもかかわらず、


衆議院小選挙区、参議院1人区、首長など、
定数1の選挙で独自候補を擁立するのでしょうか?
 ↑
政権交代を意図している、という
建前があるからです。
この点、他の野党も見習うべきです。



また、なぜ共産党は地方選挙のポスターやビラにも
「憲法9条を守れ。」など、地方選挙の争点に
なり得ない内容を訴えているのでしょうか?
 ↑
矛盾するようですが、与党になる気が
ないからです。
つまり、共産党員に対するジェスチャーだと
思われます。
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その地区で どのくらいの支持者がいるかを 確かめるため。


支持者の全員が その人に投票するかは わかりませんが、
以前の実績から 推測ができます。
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理想に向かい問題提起しようという理念があるからです。


信者票で当選し、少人数でも「与党」を語る政党とは大違い。
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同じ落選でも、各得票数で、今後を予想するのです。


今後も選挙があり、他党と共同推薦など、
様々な局面で役に立つのです。
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