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「お前」という言葉には、本来は相手の「手前の空間」を指すという意味合いがあり、そこから2人称を表す丁寧表現だったらしい(寺澤 盾「英語の歴史」)ですが、今となっては基本的に真逆の意味で使われるようになっています。

この例のように、昔と今では逆の意味に変わっている日本語の語彙の具体例があれば教えてください。

A 回答 (7件)

「お前」が目上への尊敬語から、現代の対等か目下への二人称へと変化したのと同じように、時代を経て敬意がなくなった言い方としては、「貴様」「手前(てまえ→てめぇ)」などがあります。

「敬意逓減の法則」で検索してみてください。
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>昔と今では逆の意味に変わっている日本語の語彙の具体例があれば教えてください。


副詞に多いですね。例えば「全く」、嘗ては否定語を伴いましたが今日では強い肯定を表す場合があります。
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関西では、「てめえ、いてもうたろか!」と二人称にも使用し、一人称の「われ」も「われ、なにさらしとんのや!」と二人称にも使用されます。

この場合も話者の観念的な移行により一人称が二人称として使用されています。■
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いいえ。



相手の「手前の空間」を指すという意味合いがあり、そこから2人称を表す丁寧表現だったのではありません。

手前、生国と発しますところは長州にござんす。長州と言っても。。。

の場合は観念的な自己が現実の自分を指し「手前」言っているので一人称ですが、相手の立場に観念的に移行した場合に二人称になります。丁寧に言う場合は「お手前」になり昔と今で何も変わっていません。
一人称の場合は昔から「手前ども」と謙譲表現しています。

「手前」が反敬語になると「てめえ」になります。英語研究者には話者の観念的な移行など理解できておらず、膠着語である日本語が何故体系的に敬語を発展させることができたのかも理解できていないので誤った理解を真に受けない方が良いと思います。■
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>基本的に真逆の意味で使われるようになっています。


逆とは思いません:
お前、御前(おまえ、ごぜん)
目の前にいる相手をさしている、これは同じなんです、
ただ、丁寧語かそうでないかの相違だけで、その相手をどう見ているのかが逆転しているかもしれんせんね。
手前(てまえ)→手前どもでは(私どもでは)
江戸っ子弁では「てめー」
勝海舟「てめーなんざー」→私なんかでは・・・
現在の「てめー」→てめーなんど死んでしまえ・・・なんてね
「ヤブ医者」竹林の七並みの医者?、なるほど。
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日本語ってそんな言葉だらけですよ


そもそも「お前」に限らず、全くも違う意味合いで使われているのにそれが一般通用化してしまった語句も山ほどあります
ま、私からすれば「二重敬語」なんて概念も大概に馬鹿馬鹿しいとしか思いませんけど、一般には失礼に当たるとされていますね
(これだから日本人は頭が悪いんです)
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「ヤブ医者」元は名医を指す言葉だった

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