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No.16
- 回答日時:
どの国であろうが、話し合いでの解決を嫌い、武断攻撃で解決するのが正義とされていた時代が長かったのです。
話し合いは【時間の無駄】であり、少しでも駆け引きをミスると相手が変に有利になりすぎてしまうと言うリスクがあるのです。日本史での武断攻撃での解決は、明治維新並びに戊辰戦争が事実上最後の例となり、それ以降は警察機構が機能して内乱が生じにくくなりました。
No.15
- 回答日時:
3大欲求、食欲、性欲、睡眠欲、これらが程よく満たされていれば、攻撃的にはなりません。
日本の歴史を見る限り、今の日本ほど食べ物が豊富にある時代は無かった。単純化するとそういうことかと思います。もちろん、目立たないだけで、今の日本でも餓死者は出てるけどね。No.13
- 回答日時:
人命に対する価値観が全く違いますからね。
現代と違って人権という概念もありませんでしたし、医療なども水準が低かったので身分に関わらず死が身近でした。社会制度も全然違いますからね。古代などは裁判制度など無きに等しく、地方は中央から搾取されるものでした。黙っていれば地方は搾られるだけ搾取を受ける状況でした。ですから、地方の豪族は時には武器を手に国司と戦い自らの権利を守らないといけなかったのです。もちろん武力だけではダメですから、中央の偉い人と仲良くなって、土地の名義を借りて荘園などにしました。
中世の武士の時代になっても混沌は続きます。「館の門には生首を欠かすな」などといわれ、旅人などが「怪しい」と殺されることもよくありました。勿論、下々の者も対策をうちます。有力な寺社の隷属民となることで、身元保証をしてもらうのです。
一番人命が軽かったのはやはり戦国時代です。江戸幕府が成立して戦乱の世が治まった頃に、雑兵たちの間で流行った言葉が「行き過ぎたりや◯」。◯には二十代前半の自分の年齢を入れます。そういう生き急ぐ風潮は「戦国の遺風」などと呼ばれて上から下まで染まっていました。好々爺のイメージが強い水戸黄門も、若い頃は辻斬りが大好きで理不尽に人を斬殺して楽しんでいました。晩年、命乞いをする人を斬ったことを後悔する言葉を残しながらも、自らの手で藩内の争いの種になりそうな家臣を斬殺しています。
こういう「戦国の遺風」を一掃したのが、5代将軍綱吉です。彼は儒教的精神から生きとし生けるものの命を大切にすることを説き、政策として実行したので、「戦国の遺風」は無くなり真の太平の世になりました。
No.11
- 回答日時:
昔の人って今より攻撃的だったのでしょうか?
↑
だったと思います。
テストステロン、という男性ホルモンがあり
これが多いと闘争心旺盛になります。
世の中が平和になると、これが減少して
闘争心が衰えるようになります。
昔は、秩序が乱れていましたし、
人権思想なんてのもありませんでした。
テストステロンは多かったモノと
思われます。
ちなみにですが、男が家事育児をやるように
なると、このホルモンが減少します。
減少すると精子の数が減ったり
精子の奇形が増えたりします。
武士の争いとか農民の一揆とか、
血を流す様なことが沢山ありましたが今はありません。
↑
日本には無いけど。
昔の人は争い事が好きだったのですか?
↑
現代よりも、闘争心が旺盛であった
ことは間違い無いでしょう。
No.9
- 回答日時:
tobirisuさんと似た意見で、少ない資源を奪い合うことが争いの根幹にあると思います。
昔の人はずっと飢えていましたから、豊かな土地や食料が得られるかどうかは死活問題だったはず。
極限状態の場合、話し合うのは「時間の無駄」になりかねません。
話し合いには時間がかかりますし、その間にどんどん家族や仲間が死にます。
話し合いをしたところで、全員が生き残ることが難しいなら、結局立場の弱い人が死ぬことになります。
「弱者だから」と何もかも諦めて死ぬよりは、戦って死ぬほうがマシかもしれません。
自分一人ならまだしも、家族や仲間を守るべき男たちが、
「領主が『食料が足りない』と言うから、諦めるしかないんだ〜。皆で飢え死にしようね〜。」
などとは言えなかったはずです。
更に、話し合いは「お互いのことを信用できる」「価値観を共有している」ことが前提です。
立場も価値観も違う相手と話し合いをする場合、更に時間も労力もかかります。
現在起きている戦争も、頭が悪い人が攻撃を仕掛けているとか、合理的な選択が出来ないとか、争いごとが好きだからという訳ではないと思います。
No.7
- 回答日時:
>昔の人って今より攻撃的だったのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
>武士の争いとか農民の一揆とか、血を流す様なことが沢山ありましたが今はありません。
21世紀に入ってそういうものはほとんどなくなりましたが、20世紀まではたくさんありました。
>昔の人は争い事が好きだったのですか?
いいえ「争いごと」の解決方法が武力しかなかっただけです。
まず、根本的な問題として「武士の争いや農民一揆などが無くなったのは、近代化・工業化・エネルギー革命が起きた後」です。
日本が起こしたとされる太平洋戦争は、近代化・工業化のために石油というエネルギーを他国と争ったことが原因のひとつです。
また、戦時中に世界で初めてペニシリンという抗生物質が発見され、これにより乳幼児死亡やケガなどを原因とした病死が激減しました。
逆を言えば「第2次大戦前まで《人はすぐに死ぬもの》だった」のです。だから、争いが好き・嫌いというより「人間はすぐ死ぬから、必要に応じて《人間が大量に死ぬ戦争をしても別に問題はない》と考えられていた」のです。
さらに19世紀より前は、そもそも「地元でとれた食物でしか人々は生きられない」ものでした。これは日本に限らず世界中同じで、ということは「土地を奪われる=死」だったわけです。
だから土地をめぐる争いは必至で、文字通り「生きるか死ぬかの争い」だったのです。
もちろんこれには「公的な紛争解決手段が整っていないかった」という点もあります。警察が機能しにくかったし、裁判も未熟なやり方であったと言えます。
しかし、それ以上に「なにかトラブルがあったら、負けたほうは食べ物が食べられなくて死ぬしかない」ものだったのです。
今の社会で生きているとすごくイメージしにくいでしょう。
なので一例をあげます。それは「奴隷は過酷な制度ではなく、むしろ救済だった」という点です。
奴隷というのは、過酷な労働で使役されて《とてもつらい非人道的なもの》だとされますが、そうなったのは実は16世紀以降の啓蒙主義が発展してからです。
そして18世紀の産業革命で、エネルギーを使って食料を増産できるようになると、奴隷は非効率化し「非人道的」とされるようになったのです。
それまでは実は奴隷は「救済」でした。なぜなら、どのような場所でも土地と収穫できる量は決まっていて「その収穫物で生きていける人数」は決まっていたからです。
なので、ある民族が増えすぎると別の民族の土地を奪い、負けた民族を皆殺しにして勝った民族がその土地と収穫物を奪う、ということをしていたのです。
そこに現れたのが奴隷商人で「殺すならお金で買う」ということをして「土地も収穫物も余っているけど、労働力が不足している」という場所に売ったのです。
つまり元々奴隷というのは「戦争に負けて殺される運命の人たちの命を救う人道的行為」だったのです。
現代社会の感覚とは全く違いますが、だからこそ「奴隷は(自分を養ってくれる)主人を殺害したら死刑」だったのです。
こういう、現代からみれば、とても信じられないような過酷な環境で生きているひとたちからいえば、戦争は「生きるために必要な手段」であって、好きとか嫌いで行うモノでは無かったのです。
ただ、戦争で本当にたくさん死んだか?というとそうでもないらしいです。日本の戦国時代の合戦での平均的な死者は3%程度だったそうです。
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