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江戸時代までは武士や貴族などの一部の人々だけが苗字を持ち、庶民は苗字を持たず、明治時代から国民のほぼ全員が苗字を持つようになりました。ゆえに、大部分の国民の夫婦同姓は明治時代から始まることになります。すると、「選択的夫婦別姓は日本の家族制度を崩壊させる!」という自民党保守派の考えは「選択的夫婦別姓は明治時代以降の家族制度を崩壊させる」ということになります。家族制度や家族観は時代とともに変化しています。「選択的夫婦別姓=家族制度の崩壊」は論理は飛躍しているように感じます。新聞、テレビ、雑誌、ネットの解説でも、明確な説明はありません。ただ「古い制度を変えたくない」「市役所などの官庁の”国民(住民)情報の切替作業”が面倒である」という理由で反対しているような気がします。中国や韓国は夫婦別姓でも社会は難なく機能しているので、選択的夫婦別姓にすると切替時期に行って期間だけ混乱するだけだと思います。また「選択的夫婦別姓は共産主義・社会主義者による陰謀である」という暴論もあります。「選択的夫婦別姓に反対」の理由をわかり易く明確に教えて下さい。よろしくお願いします。

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A 回答 (22件中1~10件)

家父長制でうまい汁を吸ってきた親父たちが


反対しています。
そもそも男優位の社会を捨てることなど
とんでもないと思っています。
女は男の家に嫁に入るものだと
思い込んでいます。
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頓珍漢な回答が来る前に念押ししますが、選択的夫婦別姓を望む理由を問うてはいらっしゃいません。

(望む理由はどーでもイイ)
あくまでも反対する理由です。
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自分はファシリテーターではありませんが、


質問者様の御質問は「選択的夫婦別姓に反対する理由は何か?」ですから要不要を問うていません。
質問文の中で「家族制度崩壊は信ずるに足らない」「法改正により行政に刹那的な負荷がかかるがそれを言い出したら立法機関は仕事ができない」と記載されていますから、それを踏まえて回答しましょう。
因みに自分は論理的な反対理由はない(成立しない)という回答です。
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ちょっと理解が浅いですね。



昔は名字がなかったのですから、選択的に別姓にする意味がまったくないということです。佐藤花子が鈴木花子になるのがいやというのはナンセンスで、そもそもアイデンティティは「花子」でしかないわけです。だから戸籍上の佐藤が鈴木に変わってもなにも問題なく、佐藤や鈴木という名字があるのは便宜的に家族という単位で同じ呼び方をしましょうといういたって合理的な仕組みです。しかも女性の名前を変えなくてはいけないという規定も一切ありません。二人で相談してどちらかを選ぶという結婚に際しての恥テテの共同作業です。
結婚すると名前まで変わってしまうのではないのですから選択的別姓なんて無駄な議論は一切不要です。
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いくつか補足したいと思います。

また最後に「別の論点」を3つ提示します。

そもそも「日本だけ夫婦同姓制度で世界標準は夫婦別姓」というのが間違いです。

なぜなら「世界には姓・氏というものを持たない国もあるし、別姓制度の国でも理由が真逆の文化もあるから」です。世界の姓・氏の制度は《多様で様々》なのであって「日本以外は夫婦別姓」というのは誤解を招く言い方です。

たとえばモンゴル、インドネシア、ミャンマー、アイスランドには氏(名字)が無いとされています。これもちょっと微妙な表現ですが、たしかに名字を使わない民族が存在します。
 そして彼らが「どうしても名字を必要とする」場合、父親の名前を自分の名字として使います。男女別姓になるのはこれが理由で、日本の議論にある「家系・家名を継続させたいのかどうか?」という議論とは全く別の価値感であるわけです。

 それなのに「日本だけ別姓制度ではない」というのは論理的とはいえません。

また、別姓制度になっている国や文化においても違いがあります。
・儒教文化圏:男女問わず子供は「先祖礼拝をする」ために別姓であり、女性は結婚しても自分の姓の先祖礼拝をします。そして子供は父の姓を必ずなのり、この点でいえば「妻は夫と子供と別の姓を強制されて、日本的な家族感と文化が違う」といえます。

・欧米:欧米とひとくくりにするには多様ですが、少なくとも別姓の理由は儒教文化とはちがいます。
 たとえばイギリスはそもそも民法に同姓別姓の規定がありません。それ以外のほとんどの国は元々夫婦同姓で女性解放以後、複合姓を認めています。
 つまり儒教文化と違い「女性の権利を家族として認めるがゆえの同姓別姓選択」でありフェミズム的価値観が論理的主体なのです。

 日本の選択的夫婦別姓もフェミニズム的価値観によって規定されています。これをほとんどの人が知らずに、というか土台にせずに議論しています。だから「夫婦別姓が世界標準」などとミスリードする人が出てくるわけです。

で、私は何度も「議論が尽くされていない。だから現状は反対」だとしてきました。以下に《世界を見たときに、まだ議論されていない議題》を提示したいと思います。

それは「複合姓と合成姓」と「別姓親子の問題点」です。

欧米文化のうち、スペインやポルトガル、さらにメキシコなどは複合姓を呼称できます。夫がトランプで妻がハリスなら、家族名として「トランプ=ハリス」姓を名乗れるのです。
 
また世界的にみてほとんど存在しませんが、合成姓も検討に値します。
たとえば山田さんと佐藤さんが結婚したら、新しい戸籍を作るときに新しい姓(たとえば山佐さん)を名乗れるという案です。

これなら「どちらかが姓を改名しないといけない」という不便も「姓を改名したことによって仕事に支障が出る、のは婚姻すれば全員当然のリスク」として解消でき、しかも「子供は同じ名前で家族統一」できます。

この議論二つの議論が無いのはなぜでしょうか?
(いや、個人的にはこの議論が有ったことは知っていますが、ほとんどの方はそのような知識なく議論しています)


最後、これは意外に深刻な話です。
それは「名字が違う親子は外国で児童誘拐を疑われる」ということです。
(日本人妻が海外で児童誘拐を多発させているのは別の話です)

日本は児童誘拐で出国することが少ない国なので、議論の俎上に載っていませんが、海外では割と「児童誘拐の疑いが少しでもあれば出国できない」というリスクがあります。

つまり「保護者の姓と子供の姓が違うと、家族関係が証明されるまで出国できないことがありえる」のです。
 これは日本人旅行者が出国する時でも適用される可能性があります。

これを踏まえると、先ほどの「複合姓」は選択的別姓制度に含めてもいいように思います。少なくともスペインなどの欧米国そしてそれらの国の元植民地では有効に機能するし、EUもアメリカでも通用する制度だからです。

また、現実的に今の日本でも「外国人と結婚すると、日本人配偶者の戸籍の付記として外国人配偶者が記載され、しかもパスポートなどにも表記できる事実上の複合姓制度」なのです。

しかし日本の夫婦別姓制度は複合姓を入れていません。複合姓を選択できれば「いますぐ利用可能」なのに選択できないのです。

これで「議論を尽くした」というのはとても納得できません。したがって「反対」です。

また、何人かの方は「個人の問題なので強制してほしくない」という論法で議論を終わらせようとしていますが、これも問題があります。

もし「個人の問題」なら《一夫多妻制や複合姓も選べるようにすべき》だからです。

実際、つい最近「事実上の一夫多妻制をしていた人たち」の裁判がありました。一夫多妻制ではなく多夫多妻制を望む人たちもいます。

これらはレアな「個人の問題」ですが、民法は必ず「自分達の社会の《あるべき姿を基準にしてルールを作る》もの」なのです。

従って法律問題の議論に「個人の気持ち」を持ち出すのは全く正当性がありませんし、論理的でも合理的でもありません。
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補足すると、人生は有限です。


先延ばしにするにしても自分の意識のある内に決着をみたいと思うのは性でしょう。
因みに、夫婦同姓を義務付けている国は日本だけで他国で(選択的)夫婦別姓による不都合があるという話を聞いたことがありません。
早目に世界標準に合わせるべきと思います。
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質問者様以上に回答者間で議論が白熱してますね。


自分は夫になりたい人と妻になりたい人に任せるのが一番と思います。
選択肢がないより選択肢がある方が当然に幸せだと思っています。
日本独自の家族同姓がイイと思う方は同姓を選択すればイイし、家族別姓を好む(姓変更を望まない)のであれば別姓を選択すればイイと思います。
同姓を望む方が同姓を望まない方に同姓を強要する理屈が判りません。
御質問は「選択的夫婦別姓に反対する正統な理由は何か?」でした。
論理的で合理的なら理由がないことは前述した仮想QAのとおりです。
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10~14までの回答を楽しく拝見しました。



まずもって「個人の都合だから大きなお世話」というのは論外である、と再度指摘しておきたいと思います。推進派は議論が精査されていない部分について「個人の都合」や「レアなケース」という理由で議論を封じてきたのが、私が《今のところ反対》としている一番の理由です。

1996年から検討、という話も「議論が全部終わった」という論証にはなっていません。なぜなら「子供達にアンケートする」というのは2024年に初めて行われたものだからです。

法改正が為されたとき、すでに婚姻関係にある夫婦も別姓選択できるようになるなら、子供達もすぐに影響を受ける可能性があります。そのような影響化にあり、しかも自分達の意思はまったく反映されない子供達の影響について調査したのは「2024年が初めて」なのでは、他にも議論の俎上に上っていない疑問点がまだまだあると考えるのが妥当です。したがって《今のところ反対》です。

個人的には、#8にも書いたように「別姓夫婦の財産権の在り方は、限りなく民法の別産制になり、同性選択夫婦にも影響を及ぼす」と予測していますが、この点をきちんと検証している人を知りません。

実際、昨年末あたりから「夫の給料を妻が管理するのは経済的DVになりえる」という認識が広がりつつあります。これに別姓が足されれば、間違いなく「日本の民法は元々夫婦別産制なので、苗字が別なら共有財産になる部分はシビアに考える必要がある」という事になるでしょう。

ちなみに、欧米では夫婦楽しく拝見しました。

まずもって「個人の都合だから大きなお世話」というのは論外である、と再度指摘しておきたいと思います。推進派は議論が精査されていない部分について「個人の都合」や「レアなケース」という理由で議論を封じてきたのが、私が《今のところ反対》としている一番の理由です。

1996年から検討、という話も「議論が全部終わった」という論証にはなっていません。なぜなら「子供達にアンケートする」というのは2024年に初めて行われたものだからです。

法改正が為されたとき、すでに婚姻関係にある夫婦も別姓選択できるようになるなら、子供達もすぐに影響を受ける可能性があります。そのような影響化にあり、しかも自分達の意思はまったく反映されない子供達の影響について調査したのは「2024年が初めて」なのでは、他にも議論の俎上に上っていない疑問点がまだまだあると考えるのが妥当です。したがって《今のところ反対》です。

個人的には、#8にも書いたように「別姓夫婦の財産権の在り方は、限りなく民法の別産制になり、同性選択夫婦にも影響を及ぼす」と予測していますが、この点をきちんと検証している人を知りません。

実際、昨年末あたりから「夫の給料を妻が管理するのは経済的DVになりえる」という認識が広がりつつあります。これに別姓が足されれば、間違いなく「日本の民法は元々夫婦別産制なので、苗字が別なら共有財産になる部分はシビアに考える必要がある」という事になるでしょう。

ちなみに、欧米では夫婦別姓と婚前契約はほぼ同時期にスタートしています。つまり「姓が別で男女とも《自分の財産をもつ》なら、共有財産になる条件を決める必要がある」ということを意味しているわけです。

なので、日本の場合、選択的とはいえ夫婦別姓法が成立したら「妻が夫の給料を管理することができなくなる」と考えています。
そこの議論を全くしないで法改正しても私は構いませんが、しかし社会的な影響力の大きさを考えると「ちゃんと議論を尽くすべき」です。
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言い訳じみたことを言ってる方がいますが……


夫婦同姓で不都合に感じる人がいる一方で、夫婦別姓で不都合な事を感じる人もいます。
 選択的夫婦別姓の推進論者は思いやりが欠けていて、自分の主義主張しか考えていませんね。
 
 選択だから良いんだというのは言い訳です。選択であろうと無かろうと、現行の制度では幸せに暮らしている人たちが、選択的夫婦別姓で不幸になる可能性があると言うことなんです。
 だから、選択的夫婦別姓に、予めどんな不都合があって、それにどう対応すれば、現行の制度より日本人が幸福になれるのかを議論すれば良い。
 でも、選択的夫婦別姓推進派の人たちは、自己主張と言い訳に終始しているだけで、どうやって日本を良くするのか考えていません
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追い討ちをかける様ですが、夫婦同姓を強要されて不愉快だ、不幸せだ という意見があるからこうなっています。


夫婦同姓にしてはいけないなんてことではなくて、選択して良いという制度です。
(ご存知ですよね)
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