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現代社会の教科書に累進課税と垂直的公平という言葉がでてきたのですがどう違うのかわかりません。もしわかる人がいたら教えて下さいお願いします。。

A 回答 (2件)

○垂直的公平⇒より豊かな(税の支払能力のある人)にはより多くの税負担をさせるべきとする考え



この場合、「より豊かな」をどのように、とらえ比較するか、どの程度の格差=累進性をつけるかが課題
       ↓
 垂直的公平を達成するために「収入(所得)に応じて徐々に税率を高くして課税」する具体策が累進課税。

例:「年収300万円10%、年収1000万円20%、年収5000万円40% 年収1億60%」

○水平的公平⇒同じ状況にある人は同等の税負担として取り扱われるべきとする考え

この場合「同じ状況」をどのように、とらえるか、所得をいかに正確にとらえるか(一般にクロヨンとかトーゴーサンとか呼ばれている問題)が課題。
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この回答へのお礼

とても詳しく説明していただきありがとうございます。とても参考になりました。

お礼日時:2005/12/01 11:55

垂直的公平とは・・・所得の多い人が、より多くの税を負担するべきだとする概念(考え方)



累進課税とは・・・垂直的公平の考え方に基づいて、課税する具体的な一つの方法(やり方)

簡単に言えばこういうことではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2005/12/01 11:56

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