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I cannot but think that the foundations of all natural knowledge were laid when the reason of man first came face to face with the facts of nature, when the savage first learned that the fingers of one hand are fewer than those of both; that a stone stops where it is unless it be moved, and that it drops from the hand which lets it go.

という文章がとある参考書にあったのですが,なぜ三行目の所がセミコロンなのかがわかりません。
3つのthatが並んでいるだけなのではないのでしょうか。
ちなみに訳例では三つのthatを同じように並べていました。
いろいろ考えましたがよくわかりません。
ついでに,セミコロンの用法なども知っている方がいましたら教えていただきたいのですが。

A 回答 (6件)

文中のthatに番号をつけると…



I cannot but think that(1) the foundations of all natural knowledge were laid when the reason of man first came face to face with the facts of nature, when the savage first learned that(2) the fingers of one hand are fewer than those of both; that(3) a stone stops where it is unless it be moved, and that(4) it drops from the hand which lets it go.

…と4箇所にあります。ここで問題にしているのは(2)(3)(4)のthatですよね?それぞれのthat以下をちょっと訳してみると、
(2)片手の指の数は両手の指の数より少ない
(3)石は動かさない限り止まったままだ
(4)手を離すと「それ」は手から落ちる
となります。
#(4)は自信が無いな、辞書の無い状態では…。
#…でも問題は「それ」の部分だから話を続けよう。
で、(4)の「それ」は(3)で石のことを言っているから石のこととわかります。

(2)だけを独立して訳せと言われたら訳せます。なぜなら文はここで一旦終わるからです。
(3)だけを独立して訳せと言われても訳せます。なぜなら関連する2文の前半だからです。
しかし、(4)だけを独立して訳せと言われたら…私には出来ません。「それ」が何だかわからないからです。

本来ならば、(3)と(4)との間もセミコロンで区切らなくてはならないのかも知れません。しかし、それでは「それ」が何だかわからなくなるため、わざとコンマにしているのだと思います。
つまり、「(2)と(3)との間がセミコロン」なのが変なのではなく、「(3)と(4)との間がコンマ」なのが変なのだと思います(もちろん、前述のとおりの理由のある「変」ですが)。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
確かによく考えてみたらそうですね。
(2)また(3),(4)
というふうに(3)と(4)ひとまとまりで,(2)に付け足しているということですね。

お礼日時:2002/01/05 13:22

セミコロンの使用は日本人には難しいですね。

なぜなら日本語には存在しない記号だからです。(ピリオッドも日本語には無かった筈ですが)過去に類似の質問があり私も回答していますので参考にしてください。

私たちがあることを人に説明する場合、多くの場合は「XはYのようだ」で済むわけですが、文学作品では作者は「XはAのようだが、Bが生まればかりのようでもあり、Cを水中に入れたときの姿にも似ている・・・」といろいろな比喩を続けて書くことが珍しくありません。この時、作者がコンマで区切って続けるか、セミコロンを使うか、必ずしも文法どうりではありません。文学作品では作者のくせや好み優先だと思います。従って翻訳の仕方にも翻訳者の癖や好みが現れます。(多くの場合はセミコロンは無視される)但し、学校文法では「癖」や「好み」では説明できませんので、訳文に工夫が必要でしょう。(あなたが見た訳例では無視していたようですが)

質問の文では、セミコロン以下は削除しても文章は成り立ちます。逆に更に、that
を加えて(幾つでも)主題の説明を続けることも出来ます。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=83385
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

セミコロンがピリオドとコンマの中間だ,というのはわかるのですが,具体的なその適応範囲みたいなものがつかみづらいんですよね。
つながれる対象が,節であったり文であったりして難しいです。
ケースバイケースだというのはわかってはいるのですが・・。

やっぱりこういうものはたくさん読んで慣れるしかないのでしょうね。

お礼日時:2002/01/05 13:52

セミコロンは、基本的にはカンマよりも長い単位で文章を区切るための Punctuation です。

節での区切りとなるケースが多いのはそのためでしょう。セミコロンは、区切る単位が単純でも短くもないという条件で、任意に使用してよいと思います。ほとんどの文には多かれ少なかれカンマが含まれていますから、カンマ区切りとのコントラストを意識してセミコロンを併用すれば効果的です。

ご質問の英文にセミコロンを 1 つ挿入するならば、both の後よりも nature の後に使用した方が文が締まります。koke0610 さんが指摘されているように、最後の 3 つの that 節はいずれも learned の目的として対等と考えられますから、1 つにだけセミコロンを使うのは不適切です。参考書の製作過程で何か手違いがあったのではないでしょうか?

Punctuation (特にセミコロン) の用法や使用規則には、多読だけでは気が付かない意外な点が多いと思います。一度 Writing や Grammar の参考書で Punctuation の解説をお読みになることをお勧めします。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

やっぱりおかしいのでしょうか??
よくわからなくなってきました。

この参考書というのはまあ有名な会社の物で,初版から70年近くもたっているみたいです(買ったのは2001年発行)。

まあ古けりゃいいってもんでもないでしょうが,誤植などではないのではと思います。
引用先も書いてありました。(THOMAS HENRY HUXLEY, Lay Sermons)

お礼日時:2002/01/06 13:08

Huxley の原文を調べたところ、全文は次のようになっていました。

koke0610 さんのご質問も、hitomura さんのご指摘も鋭かったと思います。

I cannot but think that the foundations of all natural knowledge were laid when the reason of man first came face to face with the facts of Nature; when the savage first learned that the fingers of one hand are fewer than those of both; that it is shorter to cross a stream than to head it; that a stone stops where it is unless it be moved, and that it drops from the hand which lets it go; that light and heat come and go with the sun; that sticks burn away in a fire; that plants and animals grow and die; that if he struck his fellow savage a blow he would make him angry, and perhaps get a blow in return, while if he offered him a fruit he would please him, and perhaps receive a fish in exchange.
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この回答へのお礼

ありがとうございました!
おかげでとてもすっきりしました。

現文だと何の疑問もなく読めます。
やはり参考書作成段階でちぎられてしまって,多少不自然になってしまったのですね。

わざわざ調べていただき,本当にありがとうございます。

お礼日時:2002/01/07 11:41

No.4 への追加:



後講釈になりますが、セミコロンの代表的な用法は「複数の『独立した』節を and などの接続詞なしに列挙するときの区切り」ともいえます。

ご質問の英文の最後の that 節のように、「独立していない」節をセミコロンで区切ってしまうと、意味をとるのが困難になるおそれがあり、読みやすさのために挿入するという本来の目的に合わなくなります (No.1 で指摘されているとおり)。
... unless it be moved; that it drops from the hand which lets it go.

No.3 の「1 つの that 節のみにセミコロンを使うのは不適切」という結論は私の早合点だったので撤回します。70 年を経てきた参考書の例文は、アレンジされてはいますが、間違いとはいえないようです。
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セミコロンの使い方を説明した方がいいかと思い投稿しました。



(1)コロン(:)のあとに続く節(等位節)を区切るため。

(2)接続詞を用いないで二つ以上の等位節を結ぶときに用いる。

(3)接続詞の働きをする副詞(so etc.)で結ばれる節と節との間に用いる。

私はアメリカの大学を卒業していますが、lovely_dayさんが送られた、Huxleyの原文を読んでも何度も読み返さなければ意味が解りませんでした。それも、この質問が出てから、Huxleyが19世紀にイギリスでダーウィンの進化論を支持する科学者だと調べ、おまけに彼の論文を少し読んで、予備知識があったにも関わらすです。どんな参考書を使っているかわかりませんが、この文章は高校生には難しすぎるような気がします。重ねて、元の文をきちんと紹介していないのですから、余り参考にならないのではと、英語を勉強した事があるものとして、ひとこと言わせて頂きます。


文法の勉強にいいと思う英語のサイトを見たら、英語にもかかわらず、もっと簡単に説明がしてあるので見てみて下さい。

ちなみに、セミコロンは文章の流れを良くする為に、本来は二つの文章で関連が在る物をつなげるのに使いますが、余り使い過ぎると文章が長くなり過ぎ意味が解らなくなるので使い過ぎるなと大学で教わりました。

勉強ガンバッて下さい!

P。S。一本足のスキーヤーの翻訳の質問を偶然解答が閉め切られてからみましたが、誤訳をした人に20点あげていました。10点の人の方が、正しかったと思います。

参考URL:http://andromeda.rutgers.edu/~jlynch/Writing/s.h …
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この回答へのお礼

わかりやすい解説とサイトの紹介,ありがとうございます。
おもしろそうな文法事項が載っているので,受験が終わり時間ができたらまたゆっくりと見てみたいと思います。

この問題集は確かに難しいですが(和文の解釈も),ある程度以上難しい英文がまとまって載っているようなものを求めて買い求めた物で,それなりには満足しています。(まあこのようによくないところもあるようですが)

本当は,もう本番も目前のこの時期に,ここのセミコロンは納得がいかない,などといっている場合ではないのでしょうね・・。

がんばります。

お礼日時:2002/01/07 21:35

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