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QNo.2442223の質問を読んでいて、借りてる本人及びその友人とも切ない思いになりました。
まず借りている方について、弁護のような表現になりますが、あしからずご容赦下さい。
何故そういった額を借りてしまうのでしょうか?
お金の貸し借りはよくない、と親御さんから教わったのに、借りに走る。
それは何が原因なのでしょうか?
会社生活でのストレス(いじめ、暴行など)からギャンブルなどに投資する。そういったことなのでしょうか?

今世の中では消費者金融会社が生保を担保にお金を貸していたとか、グレーゾーン撤廃などがよく新聞などで耳にします。
でも、そういった実情にさせるのはいったい職場など社会の風潮から多重債務者は借り入れに走るのでしょうか。

QNo.2442223の回答をしている方の一部は借りた人が甘い考えがあると書いています。が多重に債務するわけが何かあるのではないでしょうか。
そう考えると簡単に「甘い」とはいえないと思います。

愚痴的内容かもしれませんが、自分の今後の教訓も含め、人生経験ある方など、良識的な回答をお待ちしています

A 回答 (6件)

まあ、私も一時使ってました。


カードを作っちゃったのを機に、目的は趣味の物の購入をリボ払いみたいな感じでというのが多かったです。
使い出すと便利なように出来てるんですよね。
月○万づつだからまだイケルみたいな。(ソノ時点では余裕は有ると感じている)
で、浪費癖がつくと極度額に達しても他から借りてもまだイケルと・・・
気がつくと返済分は決まってる最低額しか払わないけど浪費癖がついてると他の分はなかなか返す気にならないで別の事に使ってしまう。極度額を超えると別のカードも作って買い物をする。最後には収入から払える額を超えて返済しなければいけない事態になっちゃう。で、どこかの分が返済期限に間に合わない。
1社から催促のハガキが来て、親の知るところとなりその1社分は親が肩代わりしてくれました。
残りは一時的に親戚が肩代わりしようか?と言ってくれましたがソレでは余りに情けないので自力で払う事にしました。(確かに金利分は魅力でしたが、個人間の多額の貸し借りという事に抵抗がありました:対会社という事では向こうも商売と思ってるから借りる事に抵抗感は無い)
親戚連中まで呼ばれて集中的に説教を喰らった私は、そろそろ整理しておかないとこりゃマズイ状態になったという事で残高合計200万程度の借り入れを約1年かけて返済しましたが、イザ返す気になっても最初はなかなか残高が減らない。
(明細を見ると金利分がすごく多いことを改めて実感する)
この状況に返済だけを考えて、気持ちから節約してとにかく支払いに充てました。
(的を絞って早く返せそうな所に集中して返済し、借り入れ残が途中からどんどん減っていくと何かうれしくなりましたので更に返せそうな分は返すという良い方向にいけました)
私の場合趣味関係に使ってたので我慢さえすれば生活には支障ないという状況と、たまたま収入の少ない月が続いて返済が一時滞った後は他の借り入れがなくても充分返済に回せるので助かったのだと思います。
収入が少ない期間がなかったとしたら、更に借り入れが増えて自力だけではどうにもダメな状況になっていたと思います。
ちなみに1社は今でも連休前などに「ご利用のご予定はありませんか?」と携帯に電話してきてくれます。(別に電話するなとか言ってないしカードも返却していない:本当の緊急時に数百万も明朗会計で24時間いつでもすぐに貸してくれそうな所は他に無いだろうと思って未だに数社分持ってる)
その返済以降では、銀行のカード口座営業時間外で欲しい物を見つけた時に一時借りてすぐに返済するといった以前と比べると非常に計画的な利用(すぐ返せる分しか買わない,借りたらすぐに返す)になりましたが(浪費癖については恐らく死なないと直らないと思います)、近年では銀行の営業時間も長くなったので消費者金融系カードは全く使わなくなっています。
短期返済体験した本人から言えば、「借りる側の金銭感覚に問題がある,返済の計画性が無い」という事かなと思います。
但しコレは娯楽や趣味でカードを使ってた場合で、生活に窮してやむを得ず借り入れを繰り返すといった場合には色々苦しみがあるのだろうなとは思います。
ギャンブルでの用途については知人の兄弟に泥沼状態の人が居る様ですが、どうにもならない様です。(親兄弟が数百万肩代わりしても、また繰り返すの連続との事:コレも私の浪費癖と同様で死ななきゃ直らない系だろうと思います)
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私が思うに、「恐ろしさが、実感として感じられない人」では無いでしょうか?



知っている事と、実感として感じられる事ととは開きがあります。飲酒運転と一緒です。飲んで事故を起こした時の事を想像して、それが実感として恐ろしければ、飲酒運転はしません。飲酒運転をする人は、恐怖心が無いので飲酒運転をするのです。

高金利の金を借りたらどうなるか、恐ろしさが実感として感じられれば、借りませんが、恐ろしくないから借りるのです。
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私の意見としまして、単刀直入に人間には


欲があるのでいたしかたないんじゃないんでしょうか?

それが強いか弱いかだけの問題だとも思います。

ここまでテレビやネット、色んなメディアで金を借りる事が安易にできるよって情報が行き交う中では残念な事に
お金に少し困れば、逃げ道として出来てしまってる以上しかたのないことかもしれません。

ちゃんときっちり返済している方も多くいられますし、一概にこれが悪いとも駄目だとも言えないと思います。

ただやはり意思が弱く欲のある方がこういうものに
はまってる気がしますが。

わたしも数年前そうでしたので、経験上の理屈です。
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最初はアポイントメントセールスに引っかかり、生活費が厳しくなり消費者金融に手を出しました。


 親には恥ずかしくて言えませんでしたし、お金の貸し借りは友情を壊すとしつこいほど言い聞かされていたので個人間での貸し借りはする気になりませんでしたので、コマーシャルで買い物だ旅行だと気軽に使わせるイメージを与えていた消費者金融の無人機に入ってしまったのです。
 一応それなりに返済をしながら使っていたのですが、会社を辞めることになってしまい支払いがきつくなって、つい親に言ってしまったのです。結局そのときは消費者金融もアポイントメントセールスも親に全部払わせてしまいました。給料も貯蓄が無いことも知られて返済はしないで良いといわれました。

 その後、暫くは借入のない生活だったのですが、再度の借金生活のスタートは一枚のクレジットカードからでした。某スーパーのカードで特定日にカード提示または利用で割り引きという特典と、年会費無料ということで入りました。ちょうどネット上でカードがないと不便な場面にぶつかり欲しいと思っていた時期でもありました。
 が、その直後すぐにカードが欲しくなりマスターカードを発行している消費者金融でもカードを作ったのです。
 カードが出来てきて、つい使いすぎ請求書を見てビックリ!なんとか払えましたが生活費が厳しくキャッシングのお世話に。
 一括でキャッシングしたら返済がきつくなるのでリボに、そしてクレジット会社のカードもショッピングも一気に請求が来るとキツイのでと全部リボになるように設定してしまったのです。
 それから数ヶ月たったある日、いつもの様にカードでショッピングをしようとしたらエラーが・・・・限度額の50万円を使いきっていたのです。リボで請求額がほとんど変わらない上に、請求書もよく確認していなかったため気づいたのは利用停止になってからでした。

 親には言えない、とりあえず払うことは出来る。けどお金が自由に使えない・・・・数ヶ月の無駄遣いですっかり収入以上にお金を使うことに慣れてしまった自分にとっては大きな苦痛でした。
 そして、気がつくと消費者金融マスターカードも平気でレジに出して使ってしまうようになったのです。それも限度額になり、キャッシング枠も使い切ってしまいました。

 そんなときに目に入ったのが銀行系消費者金融の広告。クレジットキャッシングも消費者金融も高いし、少し借り替えようと思い手にしましたが、融資額が低くキャッシングは完済できそうになかったので、現金を手に入れるとショッピング枠の返済に全てをつぎ込んでしまいました。
 既にリボ払いカードショッピングの魔力にはまりこんでいたのです。

 これで暫く返済とカードショッピングでやりくりして生活していたのですが、リボなのでだんだん残額が大きくなり、また限度額に。

 この頃には多重債務者であると自覚しつつ、また契約したり、大口で借り換えをしたり出来ていたので『まだ大丈夫』と思い、返済をするために借入をしたり、返済で戻った借り入れ枠から借りたりと完全に借金依存の生活パターンにはまり込んでいってしまったのです。

 親には言えない・・・・・いよいよダメなら団信があるんだから自殺すれば良い・・・・・相続放棄は遺書に書くとして・・・・・でもまだ契約できるから大丈夫だよね・・・・・という感じでダラダラ契約、借り入れ、約定額返済、また借入、限度額下がったらまた他者契約・・・・と繰り返し、何処も貸してくれなくなった13社600万円で借金生活はストップしました。
 ちなみに各社に申告していた年収は400万円、実質の手取りは年間で280万円程度でした。

 自殺すれば良い・・・・けれど怖い。結局2ちゃんねるの借金生活板を読み漁り、弁護士に頼む道を選択しました。まだ弁護士費用を払っている段階で再生計画がどうなるか裁判所の判断を待っている状況です。
(弁護士の薦めで民事再生を選択しました。住宅ローンもなく資産もそれほどなく、ギャンブルもない浪費なので破産で良いんじゃないかとの声もありましたが、ラクに解決したらまた繰り返すよと弁護士の言葉もあり、前科もあったのでこの方法でやってみることにしました。弁護士費用も高く支払いも必要でお金はかかるのですが)
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司法書士のものです。



仕事柄、多重債務者の方に接する機会が多いのですが、未だ不勉強な故、確実なことはいえませんが、何かが起こっているのは間違いないと思います。

それぞれ事情は異なりますが、何かしら問題を抱えている人が非常に多いように思います。
多分に見るケースを以下あげます。

一つは、家族機能が不全しているケース。
依存症を発症することが多いと言われており、日本人の6割がなんらかの家族機能の不全を経験しているそうです。
ギャンブル依存症、買い物依存症、恋愛依存による貢、金銭の貸付けなどなど。
程度の差はあれど結構な頻度で見ます。
依存症でなくとも、浪費傾向が見られる人は、これにあたる気がケースが多い気がします。
私はこれが主原因ではないかと思っています。

一つは、リストラや事業の失敗。
これは既婚者の場合、離婚に発展することも多いです。そうなると、家族機能不全も生みます。

一つは、たかり。
意志が弱く、周りにお金をつかわされているケース。

一つは金銭感覚の欠如。
お金持ちに見られるケースで、お金の感覚がないかのような人。たまに見ます。

一つは、病気や怪我の治療、出産、自然災害による資産の激減。
突如必要となったお金に対応できないケース。
少なくありません。

一つは、悪徳商法にひっかかっているケース。
巧みにクレジットを組まされたりしているケース。
この巧みさは業者によっては非常に巧妙であり、わかっていても被害に遭いかねず、プロですら危険です。最近増加しています。

一つは、保証人。
よくある話です。

一つは、計画性の欠如。
景気が良くなっているときに高額なローンを組み、不景気になってお金が払えなくなるなど。
約10年前に景気の回復を見越した利率の住宅ローンがはやりました。
これから、住宅ローン破産が激増するとの観測もあります。

その他、行政の不備もよく指摘されており、生活保護等の認定がなかなか辛く、低所得者層は家庭に経済危機が起きたときに借りることを余儀なくされるケースが多いです。
つまり、社会権がきっちりと守られておらず、それがどこにいくかというと、サラ金にいく。
毟り取られるだけ取られて、結果破産になる。
社会のセーフティーネットが効いていないのです。

借りる方も悪いというような指摘がよくされますが、私はそれは正しくないと思います。
確かに甘い故の人もいますが、かなりのケースに回避困難な「問題が起きている」のだと思います。


一般に考えて普通はしないことが、幾多数多に発生しているということは、何かしら理由があるとしか考えられません。

これは善悪の問題ではなく、その問題に対して、どうアプローチすべきかが問われるべきであり、借りている人をして悪者と定義したところで、その人達が社会からはじき出されるだけで、何の解決も見ません。

それぞれ非常に複雑な問題を抱えています。
それぞれの人生は皆理由を持っています。
多角的な問題をいかに解決するか、簡単ではないですが、考えていかななければならないと思います。
消費者金融の利用者は1200万人。
10人に1人借りていると言われます。
多重債務者は200万人。
50人に1人です。
さらに経済苦による自殺者は昨年度7940人。
これは自殺者の24%。
健康問題に次ぐ二番目の数字です。
これは交通事故死者数を上回っています。
良い悪いでは済まされない数字ですよね。

簡単に甘いと言えないとのご意見、私も同じです。
確かに甘いことが理由の人も多くいますが、問題の本質ではないと思います。
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お金を簡単に借りてしまう、借りてしまおうと思うのは、本人の資質の問題です。

「借金をするな」と教えられたという経験は誰にでもあると思います。ですが、借金をしてしまおうと思ってその教えに背くのは、やはり本人に問題があるのではないかと思います。
今は昔に比べて簡単に借金ができるように私は感じますから、堪え性のない方にとっては大変な世の中だと思いますけど、逆にいえば借りやすくても借りにくくても、借りるかどうかは本人の意志の問題です。お金を借りるにはそれなりの手順が必要ですからね。
自分で働いてその力に見合った額を毎月受け取って生活する、そういう感覚がない方が簡単に借金してしまうと私は思います。
子供の頃からTVゲームばかりやってきて、やばくなったらリセットするという癖が付いているとか、TVでやたらとセレブなイメージを流しているとか、そういった環境の問題もあるでしょうけど、簡単にお金を借りてどうにかしようとするとか、お金がないから我慢するということができない人達は、どこか感覚が狂っているように思います。そういう人達が増えたから、つけこむ商売がはびこっているともいえるでしょう。
どうか、責任を他人に押しつけるようなことはしないでください。お金を借りないで生きることができないわけはありません。返せないのに借りるというのははっきりいって異常なのです。
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