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私は現在不動産業で事務的の仕事をしていますが、定年後将来電気主任技術者をとりたいのですが、資格を取る上での以下の事を尋ねたいのでよろしくお願いします。
1.就職先の現状について
現在電気主任技術者はビル管理会社が主になっていますが、現在のビル管理会社の景気はどうなっているでしょうか。私は実務経験がないのでそこへ就職する上でどんな実務経験が必要でしょうか。
2.勉強する上で講習する勉強する学校があれば教えてください。

A 回答 (1件)

ビル管理会社の景気についてはわかりませんが、


電気主任技術者は、自家用電気工作物を所有の施設の管理者が、
必ず設置しなければならないもので、その主な任務は、
自家用電気工作物を安全に維持管理していく監督者です。

一方ビル管理会社側からすれば、電気主任技術者の資格だけで
採用するというのは現実的には難しいと思います。
電気主任技術者の資格は参考書を読んで勉強すれば、
苦労の大小は別として誰でも取得できてしまいます。(つまり実務経験はまったく必要ないのです。)
しかしながら、ある施設で専任の電気主任技術者を置くというのはありえないと思います。
というのは、維持管理する施設で漏電が発生して、その原因がわかったとしても、それを取り除くためには電気工事士の資格が必要ですし、
古くなった施設では電気関係のトラブルより機械設備(空調・給排水)のトラブルの方が多くなりますので、こういったものに対応するには配管工事の経験が必要です。
また、施設にボイラーがあればボイラー技師の資格が必要ですし、ボイラーの燃料タンクの取扱いには、危険物取扱者の資格が必要です。
というように施設におきるさまざまなトラブルに対処できる人材を求めるでしょう。
また、電気主任技術者の重要な仕事として自家用電気工作物保守点検があり、計画の作成や現場での作業員に対する指示を行わなければなりません。経験がないと作業員に的確な指示を出すことができず、結果大事故につながる恐れがあります。この際の責任を負うのは電気主任技術者です。

このようなことから、ビル管理会社が求める人材は、
まず、電気工事、給排水工事、空調設備の点検、ボイラー運転等の経験がある技術系の人材でしょう。
さらに、電気主任技術者として他の施設で経験があると非常に優遇されると思います。

ビル管理会社への就職を希望する場合、まず電気工事士の資格(できれば電気主任技術者の資格も)取得して、
会社に入ってから日々の業務の中で電気工事やその他の業務の経験を積み、電気主任技術者の経験者から、自家用電気工作物の仕組み等について現場で学べばいいと思います。
その熱意が会社に伝われば、いずれ電気主任技術者としてどこかの施設に配属されるでしょう。

勉強方法については、電検3種であれば
独学でチャレンジされるのはいかがでしょうか。
参考書が多数出ていますが、割と人気があるのが
オーム社から出版されている
電験三種 よくわかる理論 早川 義晴
電験三種 よくわかる電力 津田 成和
電験三種 よくわかる機械 新井 信夫
電験三種 よくわかる法規 田中 昭夫
のようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。私も今後の定年後指針としてがんばります

お礼日時:2007/01/08 20:12

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