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極座標表示でr方向の単位ベクトルをer,これと直交する単位ベクトルをeθとすると
      er = i cosθ + j sinθ
      eθ= -i sinθ + j cosθ
であらわされる。
ここで一般ベクトルAは、極座標表示でr方向成分Ar、θ方向成分Aθを用いて、
      A = Ar * er + Aθ * eθ
とあらわされる。θは時間変化する。
質量mの質点の運動方程式を極座標であらわせ。

速度ベクトル、加速度ベクトルは dr/dt、d^2r/dt^2 で分かったんですが、問題の運動方程式が分かりません。どなたか教えてください。

A 回答 (5件)

>速度ベクトル、加速度ベクトルは dr/dt、d^2r/dt^2 で分かったんですが、問題の運動方程式が分かりません。

どなたか教えてください。

極座標表示での速度ベクトル、加速度ベクトルの一般式はdr/dt,d^2r/dt^2 ではありません。きちんと座標変換で出す練習をすることを勧めます。

位置ベクトルを(x、y)、速度べクトルを(Vx,Vy)、加速度ベクトルを(Ax,Ay)とします。この(x、y)を極座標で表します。x=rcosθ、y=rsinθ です。

速度ベクトルは 
Vx=dx/dt=(dr/dt)cosθ-(rdθ/dt)sinθ
Vy=dy/dt=(dr/dt)sinθ+(rdθ/dt)cosθ
です。
極座標で表した速度成分は(dr/dt,rdθ/dt)です。

加速度ベクトルは
Ax=d^2x/dt^2=d(Vx)/dt
  =(d^2r/dt^2-r(dθ/dt)^2)cosθ
    -(2dr/dt・dθ/dt+rd^2θ/dt^2)sinθ
Ay=d^2y/dt^2=d(dVx/dt)/dt
  =(d^2r/dt^2-r(dθ/dt)^2)sinθ
    +(2dr/dt・dθ/dt+rd^2θ/dt^2)cosθ

極座標で表した加速度成分は
r方向に Ar=d^2r/dt^2-r(dθ/dt)^2
θ方向に  Aθ=2dr/dt・dθ/dt+rd^2θ/dt^2
です。

運動方程式は力をr方向にFr、θ方向にFθとすると
mAr=Fr、mAθ=Fθです。

もし万有引力のような中心力の場合であれば Fθ=0です。
その場合、Aθ=0ですから
2dr/dt・dθ/dt+rd^2θ/dt^2=0です。
rを掛けたもので考えると
d/dt(r^2dθ/dt)=0
r^2dθ/dt=一定
です。これは面積速度一定というケプラーの法則になります。

r=一定の場合、dr/dt=0、d^2r/dt^2=0ですから
Ar=-r(dθ/dt)^2 です。これは向心力の表現です。

教科書に載っていると思います。座標変換と微分、自分で計算を繰り返して頭に入れて下さい。結果の式だけを覚えようとしても駄目だと思います。この結果だけを写してリポートにするというのも駄目です。
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この回答へのお礼

とても丁寧な回答ありがとうございます。図を描いてやってみたら分かりました!

お礼日時:2007/01/21 22:13

ラグランジアンを知るとすべては系統的になる。

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質点の運動方程式は普通x-y座標系(単位ベクトルはi,j)で書かれますが、これを極座標系(単位ベクトルはer、eθ)で表せばどうなるかということですね。

ということであれば参考URLの講義ノートのその6を参照されるとよいでしょう。

http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~heki/lec_note.htm
その6(極座標、回転する座標系)

(P.S)この講義ノートその1からその8までをを一通り勉強されれば相当力がつくと思います(←余計な老婆心。。。)

参考URL:http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~heki/lec_note.htm
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この回答へのお礼

参考URLありがとうございます。自分の力のなさを知りました。基礎から勉強しなおしたいと思います

お礼日時:2007/01/21 22:18

 問題になさっている状況がよく分からないのですが、運動方程式の成分


表示を極座標で行えということなら、加速度ベクトルを極座標で表現すれ
ば良いのではないでしょうか?
 上記の i と j が各々直交座標の x 方向、y 方向の単位ベクトルだとする
と、e_r、e_θ の時間微分や、動径 r 、偏角θの時間微分を考えることに
より、上記は実行可能です。
 では、計算を頑張って下さい。
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運動方程式はF=maですが


aを代入するだけです
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