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父は糖尿病性腎症なのですが、今まで飲み薬だけで経過を診て来ました。薬を飲み始めて5年程になりますが、先生からインシュリン導入のための、うち方を覚えるための入院をすすめられました。
インシュリンを導入するために入院は必要なのでしょうか。
先生と直接話をしたいのですが、大きな都立病院で先生と話をしたくてもなかなか時間がないようですぐに取り次いでもらえないので聞く事が出来ません。

本当なら入院したほうが良いのも分かっているのですが、
色々家庭の事情もあり、入院費や治療費を払うのも大変なため
出来れば避けたいと思っています。

ちなみに、糖尿病の教育入院は既にしました。
栄養相談も定期的に行っています。

A 回答 (4件)

やろうと思えばもちろんできます。

簡単と言えば非常に簡単です。ただし危険を伴うのは言うまでもないでしょうが。

恐ろしいのは過量投与です。インスリンを必要以上に打って、低血糖を起こすことです。下手をすれば命がありません。

しかし、逆に言えば、これさえ避けられるなら何も怖いことはありません。少な目から始めて、徐々に増やしてゆくだけのことです。確かに、入院なんかして金と時間を消費するのは馬鹿馬鹿しいと私も思います。

それにインスリンを使っていれば、いずれ必ず低血糖発作は経験すると覚悟をすべきです。低血糖をまったく起こさないような打ち方では、異常な高血糖が続いていると考えざるを得ません。苛酷な話ですが本当なのだから仕方がない。患者は低血糖発作をも失神に至らないように対処することを覚えなくてはならんのです。

万全を期すならばグルカゴンの注射を処方してもらうことです。インスリンと正反対の機能を持つ薬剤です。お父さんが気絶したら、ズボンを脱がして尻たぶにぶち込むのです。血管を狙う必要はないので簡単です。誰でもできる。お父さんがインスリンを打つところを家族が見ておけばよいのです。

さて、入院せずに、危険を最小限にしてインスリンの使用法を習得するにはどうすればいいか、です。

最も必要なのは、電極チップです。血糖値の測定に用いる使い捨ての部品です。これがどうしても一日五個は欲しい。一ヶ月で百五十個。欲を言えば一日七回、一ヶ月で二百十個あったら文句なしです。

良心的な医者なら、一日七回ぶんを保険内で出します。常識のある医者なら一日五回分。金儲け第一だと一日三回ぶんしか出しません。四回以上出すと、医者は損をすることになるのです。実のところ、ここで医者の良し悪しを見分けることができるので、インスリン導入時に電極を一日七回ぶん出してくれる医者にめぐり合うまで捜し歩くことをお勧めしたいくらいです。(インスリン注射に慣れたら五回か四回にしてやるべきです。医者の儲けのために。でも導入時には譲ることはないと思う。)

ちなみに一日七回の血糖値測定とは、三回の食事の前後で六回、それと就寝前の一回です。

やみくもに測ればよいというものでもありません。初心者は怖いので測りたがりますが自制も必要です。測るべきときに測るものです。食事をすれば必ず動くから測る、長い時間が経てば動くから、寝る前に測るのです。

こうして血糖値を測りながら、インスリンの量を増やしてゆくだけです。最初はもう不足する量で始めているわけですから。

さてしかし、大問題があります。毎度の食事の量を安定させる、一定にすることは不可能だ、ということです。

食後の血糖値を支配するのは一回の食事に含まれる炭水化物の量です。このことを日本の糖尿病医療はなぜか頑なに無視しています。でもこれを一定にしないことには血糖値は安定しません。一定にしないなら、これにあわせてインスリン(超速効型もしくは速効型)の投与量を増減しなくてはならないのです。(だから入院なんてしたって、費用のわりに効果は少ないと私は言う。)

医者が指示する食事療法では、食品交換表を用いたカロリー制限だけのはずです。でもこれだけだと、ほとんど絶対にインスリン療法は成功しません。うまくいくはずがないのです。やってみりゃわかります。

食事に含まれる炭水化物量を監視しなくてはなりません。食品成分表というものを使います。吸収されない炭水化物があるので、マイナスすることを忘れてはなりません。食物繊維のことです。

血糖値を動かすのは炭水化物だけではありません。蛋白質と油脂も影響します。これは一定に固めてしまうのが、管理からしても患者の「負担感」からしても楽です。そして注意を炭水化物に集中させて、インスリンと血糖値の関係の把握に努めるのです。

糖尿病治療の先進国はアメリカです。英語ができるなら、インターネットや洋書でインスリン療法の全貌を知ることができます。日本はまことに情けないことに後進国で、インスリンの扱い方を日本語で知ることはできないのが現状です。

私がいま、お父さんのために心配しているのは、いったいどういうインスリンを使うことになるか、です。今のベストはノボラピッドとランタスの併用なのですが、きっとその選択はなされないでしょう。

参考URLは海彼の情報に最も通じたサイトです。隅々まで読む価値があると自信をもって推薦します。

参考URL:http://www.somos.co.jp/
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この回答へのお礼

御礼が遅くなりました。すみません。。。
父の病院とかで、ちょっとバタバタしていました・・・。
色々と参考になりました。ありがとうございます。

父の入院が2月予定なので、インスリンもどういったものを
使うのかまったく分からないのですが、ここで、ある程度自分でも
知識を身につけて行ったほうが良いと思いました。

一ついえることは父の場合、腎臓保護が第一目的のようです。
少しでも透析を遅らせるためにも。

インスリンのお話といい、電極チップのお話といい、
なんと参考になったことでしょうか!参考サイトもじっくり見ました。
ありがとうございます!

お礼日時:2007/01/25 22:38

#3です。

その医者は嘘吐きで無責任な屑野郎かもしれません。なぜなら

>一ついえることは父の場合、腎臓保護が第一目的のようです。少しでも透析を遅らせるためにも。

とあなたがたに告げたわけだから。これは控えめに言っても誤魔化しです。本当ならこれまでの治療に失敗したという単純明快な事実を告げるべきところです。いままでの血糖制御があまりにもへぼかったから腎臓に異常が現れただけですから。糖尿病発覚からたった五年ですからね。いや、五年もあったのに無為無策のまま血糖コントロールはまったくできなかった、ということを意味するのです。

合併症に至るまでの糖尿病の治療は血糖の制御だけです。これだけです。腎症が出てから腎臓保護が第一だなんて、人を馬鹿にしています。透析までだって、血糖値を抑えるだけのことなんだから。今も前も、実のところ、何も変化はないのです。変わったのは、医者に楽をさせるほどの余裕が患者の体になくなったということです。これまで医者が楽をしたぶん、患者の体から余裕が削り落とされたということです。いたずらに体が蝕まれたということです。五年もの間にそれに気づかず、見過ごしたということです。

医者はできれば血糖をタイトにコントロールなんかしたくないのです。高血糖にしておきたいのです。高血糖ではすぐ死ぬことはないから。低血糖だと今、死んでしまうこともあり、それは分かりやすく医者の責任てことになるから。それは患者の利益の正反対なのでした。

最善のインスリン療法とは何か。これはとっくに結論が出ているのです。食事ごとに超速効型、一日に一度(もしくは二度に分けて)ベイサル、と。

これが最も有効なのは、高血糖の時間を最小限にできるからです。考えただけでもすぐ分かることだし、DCCTによって証明されてもいるのです。でもそれは、低血糖に最も接近する、突き抜けさえするということなのです。危険は危険です。

この危険を患者が引き受けるかどうか、は患者が判断すべきことのはずですが、その知識を与えるのは結構面倒なので、父上のようなご不幸が後を絶たないのです。

入院から得るものがあるなら、いかに医者があてにならないか、です。嘘偽りなく、それが体験できれば金は無駄でないです。

「強化インスリン療法」が選択されるかされないか、これは見所です。その提案がなかったなら、医者を変えるべきかもしれません。ただ、低血糖発作の危険は増します。えーとしかし、それが当然のことなのは、当然というのは、透析にいたるまでの時間を延ばしたいならば引き受けるべきリスクだということは、分かっていただけたでしょうか。

あー、あと電極チップは一個百円もするんです。悪徳医だとこの値段で買わせます。混合診療で違法なのに。背に腹は変えられないのでこれを受け入れると、月、年にしたら大変なことになるの分かりますよね。暴利です。

インスリンと電極チップさえあれば糖尿病患者は生きてゆけます。医者は中間搾取者にすぎないということを、この最初の入院で早くも悟ることができれば出費は必ずしも無駄ではなかったということになるかもしれません。

糖尿病は医者をあてにしていたら駄目です。患者本人がなんとかするしかないということを痛感する入院になれば、出費は無駄でなかったことになります。そうあることを祈ります。
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この回答へのお礼

色々参考になるご意見をありがとうございました。
私自身、担当医からは直接、入院の説明、病状説明を
受けていないので、家族同意もないまま勝手に入院を
決められても困るので、一度病院に行ってちゃんと担当医と
話をしてきます。

血液検査の結果をみても、腎臓がかなり悪くなっていることは
確かなので、今後の治療方針や疑問点など、私がちゃんと
聞いて来ようと思っています。

色々ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/28 22:47

詳しいことはわかりませんが、インシュリンを打ってどれくらい下がるのかは人によって違うのかも?


一日何度も血糖を計り、主治医がそれを見て量を調整してました。
退院後も定期的に主治医にメールをして微調節していたので、それだけ低血糖は危ない物なんだと思います。。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!
確かに低血糖は怖いと言うことは以前、教育入院の時に勉強しました。
やはり入院しないと個人個人違うから分からないのですね。
退院後もメールで指示して下さる病院なんですか?
とても親切でいいですね。

お礼日時:2007/01/22 22:29

インスリンの単位数(打つ量)や作用時間(即効型など)も5種類ほど出ているようです。

この辺は入院して毎食検査して何単位打つなど調節していかないと効き過ぎて低血糖発作や血糖を下げられない状態が出るんですが単位数が多すぎたり作用時間を守らないで低血糖で昏睡状態になったり最悪死亡するリスクもありますので入院を勧められるようですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!
やはり入院は避けられないようですね。
低血糖は怖いものだと言うことは聞いているので
やはり先生ともよく相談していかないといけないんですね。

お礼日時:2007/01/22 22:33

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