
当社は毎月、減価償却を計上しています。
H20/2/29決算で、H20/3/1付で資産の売却をします。
売却価格は、2月末時点の簿価で行います。
しかし、3/1で売却による除却となると、資産0円で月末簿価がないのに、減価償却だけが3月分として計上されることとなり、結果月末簿価がマイナスとなってしまいます。
この場合、3月に資産を1日だけ所有していましたが、一ヶ月分の減価償却は計上しなくてもいいのでしょうか?
それとも、しなくてはならないのでしょうか?
ちなみに、減価償却ソフトを使用してるので、意図的に手入力で減価償却を0とすることは出来るのですが、税法上認められるのですか?
国税庁等のHPで上記について、記しているようでしたら、参考に教えて下さい。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
簿記会計上の原則・例外と、税法上の取扱いとを簡単に記してみます。
原則は、次のとおりです。
まず、減価償却は月単位でおこないます。したがって、資産を1日保有しただけであっても、1ヶ月分の減価償却費を計上するのが原則となります。お書きの場合にも、1ヶ月分の減価償却費を3月に計上するのが原則です。
このとき、前月末日の簿価を売却額として資産を売却すると、お書きのとおり、当月の減価償却費分だけ「マイナス」が出ます。この額は、資産売却益として計上します。これにより、貸借がバランスします。
ただし、この「マイナス」が少額であるときは、3月の減価償却費を計上しなくても構いません。根拠は、重要性の原則です。これが、例外処理となります。
そして、税法上は、簿記会計上の原則・例外のいずれでも構いません。いずれであっても納税額計算に影響しないからです。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
おすすめ情報
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
受講証紙代の処理について
-
事業税の勘定科目は、租税公課...
-
車の整備費(6ヶ月点検、車検な...
-
ショウルームの展示物について
-
決算後に未収金の計上漏れに気...
-
入社試験にかかる費用は・・・
-
納税充当金の残高が残ってしま...
-
未払い計上と支払額に差異が生...
-
法人税別表4について
-
キャッシュフロー計算書の固定...
-
中小企業者等の少額減価償却資...
-
消火器購入時の勘定科目について
-
差し入れ保証金と保証金
-
余剰在庫部品の処分のための引...
-
仕入先が倒産した場合の買掛金...
-
免状交付の勘定科目
-
法人税の確定申告で、決算書と...
-
仕入れの月またぎの訂正について
-
製造原価報告書は作成しなくて...
-
過年度の売掛金修正に関する法...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
受講証紙代の処理について
-
事業税の勘定科目は、租税公課...
-
車の整備費(6ヶ月点検、車検な...
-
消火器購入時の勘定科目について
-
法人税別表4について
-
ショウルームの展示物について
-
納税充当金の残高が残ってしま...
-
決算後に未収金の計上漏れに気...
-
未払い計上と支払額に差異が生...
-
中小企業者等の少額減価償却資...
-
法人税の確定申告で、決算書と...
-
賞与引当金について
-
キャッシュフロー計算書の固定...
-
差し入れ保証金と保証金
-
仕入れの月またぎの訂正について
-
圧縮記帳:返還を要しないこと...
-
仕入先が倒産した場合の買掛金...
-
自動車税の前払処理 5月末決算...
-
翌月分を当月に支払う契約の家...
-
入社試験にかかる費用は・・・
おすすめ情報