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会議の日程などで,it has to be before Fridayを,「金曜日より前でお願いします」(金曜日は不可)ととったのですが,「金曜日まででお願いします」と訳す人がいました。

「金曜日まで」というのは日本語の感覚では金曜日でもよいということになると思ったのですがどうなのでしょう?
たとえば,the report should be by Friday (morning)というと,金曜日(の朝)でもよいと思っていました。

本題に戻って,
it has to be before Friday
は「金曜日より前」と「金曜日まで」のどちらが適切か教えてください。

A 回答 (2件)

こんにちは。

1/9のご質問ではお礼のお返事を有難うございました。

ご質問1:
<it has to be before Fridayを,「金曜日より前でお願いします」(金曜日は不可)ととったのですが>

その解釈の通りです。


ご質問2:
<「金曜日まで」というのは日本語の感覚では金曜日でもよいということになると思ったのですがどうなのでしょう?>

おっしゃる通りです。

1.日本語の「まで」は、「時の流れ、空間的移動、状態・動作の継続によって至り及ぶ限界点を示す」のに使う副助詞です。

2.つまり「限界点」「帰着点」を含みますから、「金曜日まで」となっていたら、到達点である金曜日も含まれるわけです。


ご質問3:
<it has to be before Fridayは「金曜日より前」と「金曜日まで」のどちらが適切か教えてください。>

前者の「金曜日より前」です。

1.beforeが時を表す名詞や節で使われる場合は、=earlier thanというニュアンスで覚えておかれるといいでしょう。

2.つまり、「~するより前に」「~より先立って」「~ないうちに」という原義があり、「~」の部分は含まれないのです。

3.before Fridayとは言い換えれば、「金曜日になる前に」と言っているのです。それが簡潔になると「金曜日の前に」→「金曜日前に」とはなりますが、これは≠「金曜日までに」とは違う意味です。

4.before Fridayを日本語のこなれた翻訳にすると「金曜日までに」となってしまう場合もありますが、正確には「金曜日前」「金曜日になる前」なのです。特にその期日が重要な場合は、正確に「金曜日前に」と訳す必要があります。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

とても説得力のあるご解説ありがとうございました。
自分の解釈でよかったと安心できました。
またお願いします。

お礼日時:2008/04/14 12:37

 なるほど。

いろいろな苦労をされていらっしゃることでしょうね。次の文を見ても、

●It's the day before exams and everyone is studying like crazy.(試験前日なので,みんな猛烈に勉強している。)

 試験日は含まれていないことはわかりますね。問題のは、「日本語にするどくない人が翻訳をしている」ことではないでしょうか。たとえば、「課長以上は、交通手当がつく。」というときの「以上」の意味をどうとらえるか? という問題など。「one more than」は、「2つ以上」ですね? 
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/14 12:35

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