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He told me to study English.──僕が中学生の頃は、tell one to doと覚えなさいと言われましたが、その後、meとstudy Englishの間に主語述語の関係があるから、上の文は第5文型だと習ったように記憶しています。
そうすると、I want you to sing a song.[私はあなたに歌ってほしい]も、youとsing a songの間に主語述語の関係がありますから、第5文型と考えていいのでしょうか? この文については、「I want to sing a song.の前にyouをつけると『あなたに』歌ってほしいという意味になる」とだけ習い、特に第5文型だと教えられた記憶がありません。形は同じだと思うのですが…。
ご教示よろしくお願い申し上げます。

A 回答 (4件)

tell 人 to ~にしても,want 人 to ~にしても,


目的語である人が,後の不定詞と主述関係にある,ということがおわかりであれば十分です。

本来,SVOC というのは単に主述関係というより,O is C という be 動詞でつながる場合ですので,これも SVOC に含めるかどうかは学者によっても意見が異なります。

tell の場合は第四文型とする立場もあります。
to 以下は言っている内容になるため,
tell 人 that ~と同じように考える立場です。

私としては,人 to ~全体でひとかたまりにして
第三文型と考えていますが,
文型が何であるかは大きな問題ではありません。

主流は,tell, want の場合も,
make など使役動詞で原形がくる場合も
第五文型とする立場でしょう。
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この回答へのお礼

初めての質問投稿でしたが、こんなにあっという間に、しかも専門家の方からご教示願えるとは思いもよりませんでした。ありがとうございました。ご教示の内容も大変わかりやすく、勉強になりました。たしかに、何文型かは大きな問題ではありませんね。ただ、わが子に教えるのに何が一番わかりやすいかという観点から悩んでいました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/05/08 10:25

○ お尋ねの英文は意味が理解できればそれで良いのではないかとは思いますが、文型が気になる方もいらっしゃるでしょう。



>He told me to study English.──僕が中学生の頃は、tell one to doと覚えなさいと言われましたが、その後、meとstudy Englishの間に主語述語の関係があるから、上の文は第5文型だと習ったように記憶しています。

○ ご指摘の通り、「He told me to study.」の英文は第5文型(SVOC)です。ただし、同じ「tell+人」の形でも「He told me what to do.」であれば、第4文型(SVOO)になります。

○ どちらも第3文型と考えることはできません。その理由は、受動態の文にするために「me」を他の語句と分断して(形を「I」に代えて)文頭に出すことができるからです。

 (1) He told me what to do.(SVOO)
   → I was told what to do.(SVO)
     ※「I = what to do」の関係は存在しません。
     ※したがって、「what to do」は目的語です。
 (2) He told me to study English.(SVOC)
   → I was told to study English.(SVC)
     ※「I = to study English」の関係が存在します。
     ※したがって、「to study English」は補語です。

>I want you to sing a song.[私はあなたに歌ってほしい]も、youとsing a songの間に主語述語の関係がありますから、第5文型と考えていいのでしょうか?

○ ご指摘の通りです。「I want you to sing a song.」は第5文型(SVOC)という解釈でよいと思います。

○ 確かに、第3文型という説もあるのですが、ポイントは「you」と「to sing a song」をまとめて考えた方が良いのかどうかということです。それは、上記の「tell」の例と同じように受動態の英文ができるかどうかで検証できそうです。

 (3) I want you to sing a song.(SVOC)
   → You are wanted to sing a song.(SVC)

○ 「you」を「to sing a song」と切り離して「you」を主語にした受動態に書き換えができます。また、「you = to sing a song」という関係がありますので、「to sing a song」は補語だと考えて良いのではないでしょうか。

○ したがって、「want+人+to ・・・」を用いた英文は第5文型(SVOC)と考えるのが適切ではないかと思います。

※ ちなみに出典は「ジーニャス英和辞典(大修館)」と「新グローバル英和辞典(三省堂)」です。後者のみリンク先を紹介しておきます。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=want& …
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この回答へのお礼

なるほど。態を変えてみて形の異同を検証するという方法があるのですね。今まで思いもよりませんでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/09 21:04

まあ、第三文型といわれているようです。

しかし、第三文型であると#完全に断言#できるのであれば、その根拠となる出展はあるのでしょうかね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。お聞きしていると、「第3文型説」もかなり有力なようですね。私個人としては、「1つの文の中に別の主語述語の関係を見つけたら第5文型」と思って、それを意識して読む・訳すのが、勉強の上での早道かなあ? と思っていたのですが…。

お礼日時:2008/05/09 09:17

はじめまして。



ご質問1:
<He told me to study English~は第5文型だと習ったように記憶しています。>

SVOの第3文型です。

1.文法的に分解すると以下の通りです。

He:主語S
told:目的語をとる他動詞V
me:直接目的語O
to study English:副詞句M

のSVOの第3文型になります。

3.to study Englishのto不定詞は、副詞的用法になり、「英語を勉強するように」という目的を示唆する意味になります。副詞は文の構成要素にならないので、OにもCにもなりません。

4.訳出の流れは
(意訳)「彼は、私に、英語を勉強するように、言った」
となります。

5.一方これをSVOOの第4文型とする見方もあります。

(1)その場合の文法的解釈は以下の通りです。

He:主語S
told:目的語をとる他動詞V
me:間接目的語O
to study English:直接目的語O

のSVOOの第4文型になります。

(2)to study Englishのto不定詞は、名詞的用法になり、「英語を勉強すること」という意味になります。不定詞句でも「名詞」なので目的語になることができるのです。

(3)訳出の流れは
(直訳)「彼は、私に、英語を勉強することを、伝えた」
→(意訳)「彼は、私に英語を勉強するように言った」
となります。「ように」が目的のような印象を与えますが、元は「名詞的」なのです。

6.しかし、このto不定詞を名詞的に「勉強すること」と捉えても、それはtell「言った内容」としては固定的なものではありません。

つまり、あくまで未来の行為の示唆、tellの方向付けであって、既成事実の内容としてとらえることができません。そのような不確かな内容を「目的語」にするには、やや無理があるのです。

7.従って、この英文はSVOの第3文型になります。


ご質問2:
<I want you to sing a song~第5文型と考えていいのでしょうか?>

いいえ、第3文型です。

1.上記のご質問文と同じ考え方です。

2.SVOOの第4文型にならない理由も、上記の6でご説明した通りです。

3.このto不定詞は目的語youに対して、to以下の行為を「期待する」と言う意味で、確定的な要素ではなく、目的語にするには違和感が生じるのです。

4.それでは、動詞が確定的ならば、to不定詞は名詞的用法になりSVOOになりうるのか、というとそうでもありません。
例:
I decided you to go there.(X)
I decided you should go there.(O)
「あなたがそこに行くことに決めた」

一瞬、上の文はdecideが「決めた」という確定的な意味の動詞なので、決めた内容も確定的で、SVOOの第4文型になる?という錯覚を起こさせますが、この意味では、上の用法は存在せず、下のように節にする必要があります。その場合助動詞shouldなどを添えます。

decide+人+to do~の用法もありますが、意味は「人に~する決心をさせる」という意味になり、to以下の内容は確定的ではなく、decideの方向付けでしかなく、ご質問文のwant、tellと同じような用法・文型になるのです。

5.一方、want+目的語の後に、形容詞がくれば補語Cになり、この場合はSVOCの第5文型になります。
例:
I want everything ready.
「全てが準備できていて欲しい」

6.従って、wantを使った構文で、目的語の後に動詞が来る場合でも、それが分詞などをつかって「形容詞化」されていれば、SVOCの第5文型とみることができるのです。
例:
I want it prepared
「それが、準備できている状態で、いてほしい」

7.しかし、目的語の後の動詞がto不定詞を使っていれば、「動詞の未来への方向付け」としての副詞句にしかならず、文型はSVOになる、ということです。

8.なお、これらの文型はSVOCの第5文型にはなりません。理由は、これらの動詞、tell、want、decideなどは、補語Cがなくても目的語Oだけで文意が通じるからです。

SVOCの第5文型の構文は、補語Cがなくては文意が成立しない用法なのです。
例:
I make him go.
「彼を行かせる」
goがなければ「彼を作る」となり、文意が通じません。


以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

詳細なご教示、ありがとうございます。私にはやや高度すぎるご解説ですが、「確定的な内容でなければ文の要素になれない」ということは、「言葉の内実が形式を決める」ということなのでしょうか?
また、「第5文型は補語なしでは文意が成立しない」との点について、
I saw her cry.[私は彼女が泣くところを見かけた]の場合、cryがなくても、I saw her.[私は彼女を見かけた]となり、「それなりに」文意は通じるようにも思いますが、どうなのでしょうか?
いずれにせよ、勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/09 09:10

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