A 回答 (3件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.3
- 回答日時:
こんにちは。
薬物動態の研究者です。>皮内・皮下・静脈注射の薬効時間を調べて。
これは薬学的には質問として成立していないと思われますし、一般論としても論じるのはかなり苦しいと思います^^;。
ということで大原則を記載します。
静脈内投与(点滴ではなく瞬時注入)では、薬剤を直接血液中に投与しますので、薬物血中濃度は投与直後に最高値を示し、その後は徐々に低下していきます。低下する速度は消失半減期というパラメータにより表示されます(数学的に計算します)。
皮下注射の場合は、薬剤が皮下組織より血液中に移行する時間がかかりますので、血中濃度が最高値になるまでにはやや時間がかかります(吸収相を示す)。一旦最高値を示した薬物は、特別な理由がない限りは静脈内投与と同じ消失半減期で血液中から消えていきます。また、皮下組織から血管内に薬物が移行する間に、投与された薬剤がの一定割合が失われる場合もあります。
皮内投与は、主にワクチンなど免疫系の医薬品の投与に使用される経路ですが、特殊な投与方法なのでその他の医薬品と同列に論じてよいのかどうか、私には経験がありません。
さて、薬効の件ですが、これは投与経路云々の議論だけで決められるものではないですが、すごくラフに言えば、皮下注射は薬物の吸収に要する時間が必要であるため、その分血中濃度推移が後ろにずれ、静脈内投与より長く持続する傾向があります。従って、静脈内投与より薬効持続時間が長くなる可能性はあります。皮内投与についてはよく知りません。
また何かありましたら遠慮無くどうぞ・・
No.2
- 回答日時:
はじめまして。
No1さんの仰る通り、効力に係る時間等、薬により差異があります。
ターゲットとする薬の薬効書〈*薬注〉
(薬には必ず添付されています)を、
薬剤室でもらうか、ネット検索すれば、
血中濃度ピークにかかる時間などが記載されています。
参考になれば幸いです。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- その他(病気・怪我・症状) 帯状疱疹後神経痛の治療について 4 2022/05/18 19:09
- その他(病気・怪我・症状) 腋窩多汗症についてです。 私は汗の量が多すぎて困っていたため、皮膚科に行ったところ原発性腋窩多汗症と 2 2023/07/23 21:08
- 医師・看護師・助産師 私は今年から新卒の看護師をしているものです。 私が働いているところは障がいのある方が通う施設で看護師 1 2023/05/14 16:53
- 病院・検査 前回皮膚科に行った際に、今処方されてる塗り薬についての大事な話を看護師さんに2回もされたのですが、病 3 2023/03/13 21:40
- 神経の病気 顔面の帯状疱疹後神経痛について 1 2022/06/01 05:10
- 怪我 遠方にいる92歳の祖母が5月に圧迫骨折を起こしてしまいました。 そこから日中寝たきりとなり時間がたち 2 2022/08/07 15:54
- 皮膚の病気・アレルギー 湿布薬を貼ると皮膚が痒くなるのは何が原因? 4 2023/05/15 09:26
- 頭痛・腰痛・肩こり 片頭痛の予防のアイモビーグを6回打ちました。 そして先日、7回目の注射の日(6回目打った日の4週間後 1 2023/07/07 10:45
- 薬学 ある薬物120mlを静脈内注射したところ3時間後の血漿血中濃度は、1.2mg/mlであった。この分布 3 2022/12/03 17:22
- 皮膚の病気・アレルギー 手のかぶれ・痒みについて 職業柄ですが、両手の甲、手首の内側、について激しい痒み、あかぎれ、ヒリヒリ 1 2022/09/04 13:28
関連するカテゴリからQ&Aを探す
医師・看護師・助産師
薬剤師・登録販売者・MR
医療事務・調剤薬局事務
歯科衛生士・歯科助手
臨床検査技師・臨床工学技士
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士
臨床心理士・心理カウンセラー・ソーシャルワーカー
介護福祉士・ケアマネージャー・社会福祉士
弁護士・行政書士・司法書士・社会保険労務士
フィナンシャルプランナー(FP)
中小企業診断士
公認会計士・税理士
簿記検定・漢字検定・秘書検定
情報処理技術者・Microsoft認定資格
TOEFL・TOEIC・英語検定
建築士
インテリアコーディネーター
宅地建物取引主任者(宅建)
不動産鑑定士・土地家屋調査士
マンション管理士
電気工事士
美容師・理容師
調理師・管理栄養士・パティシエ
シェフ
保育士・幼稚園教諭
教師・教員
国家公務員・地方公務員
警察官・消防士
その他(職業・資格)
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
vehicleとcontrol
-
MtFの性同一性障害の者です...
-
保育士の医療行為について
-
採血と静注の場所
-
アレビアチンの点滴について
-
注射薬を使うメリットは?
-
アドナの点滴と注射の違い
-
英文解釈
-
投与量の「xx mg/m 2/day」の「...
-
放射性医薬品([18F]FDG)の調整...
-
溶液1mg/mlのものを50gの動物に...
-
トイレにスマホを落としてしま...
-
注射器の針の研ぎ方、研磨の仕...
-
デイサービスで使用する整髪用...
-
献血が好きという人の心理
-
血液が床に落ちた時の消毒(清...
-
コロナウイルスはもう完全に消...
-
宇宙空間に生身の人間が放り出...
-
インスリン注射の治療で、病院...
-
新型コロナワクチンを接種して ...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
vehicleとcontrol
-
MtFの性同一性障害の者です...
-
保育士の医療行為について
-
抗生剤と利尿剤の同時投与について
-
アレビアチンの点滴について
-
連結管を使用した場合の滴下数
-
ボーラス投与について
-
抗菌薬のブレイクポイントって?
-
抗がん剤を注射中と注射後の経...
-
小児へはなぜワンショット?
-
点滴の計算問題についての質問...
-
内科で点滴での費用は?
-
抗生剤の投与間隔って?
-
手術前に、抗生剤を行く意義に...
-
セフゾンと粉ミルクについて
-
自白する薬なんて本当にあるの...
-
アドナの点滴と注射の違い
-
臨床試験の英文によくでてくる...
-
プレメリって、何?
-
投与量の「xx mg/m 2/day」の「...
おすすめ情報