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移動年計とは、当月のデータに過去11ヶ月分のデータを加えた直近1年分(12ヵ月分)の累計値であるということが調べてわかりましたが、調べを進めると…

>季節変動などの短期的な変動が累計値に吸収されるので、対極的な推移を見ることができます。

とありましたが、なぜ短期的な変動が吸収されるのかがよく理解できません。
ご存知の方いましたら教えてください。

A 回答 (2件)

I.質問に対する回答



回答No.1の方の回答で、良いと思いますが、次のウエブサイトが、参考になります。

http://park17.wakwak.com/~ocpao/oko/index.html


II.回答No.1の方のコメントについて

次の2つの点で、思い違いがあるのでは、ないでしょうか。

Googleの検索でも、この回答は、上位に出ていますので、一言、書かせていただきます。

(1)「注意する点は、データが鈍感になると言うことです。集合期間が長ければ、その期間分だけ鈍くなります
毎月 100 の値のデータがコンスタントにあって、突然 0 になったとします。データが 0 になるのは 12ヶ月先です。
この鈍感さが、月のばらつきを消してくれる。ということですが、
こうした欠点もある、と言うことを認識する必要が有ります」

と書かれていますが、移動年計は、敏感に反応します。


(2)「データとしては これを12で割ったもの、つまり、月に直して使われるはずです。
これをプロットして、傾向線を割り出す、といった、使い方が普通です。」

とかれていますが、移動年計の原型は、年間ベースです。



この2つの点について、説明します。


(1)について

移動年計は、一年間分の数字を、1ヶ月ずつ移動して計算したものです。


売上で移動年計を計算してみます。

24年1月から12月まで、100ずつで、25年の1月に0だとすると

平成24年12月の売上年計=(平成24年1月~平成24年12月の12ヶ月分の売上累計)=1200


平成25年1月の売上年計=平成24年2月~平成25年1月の12ヶ月分の売上累計=1100

=(平成24年1月~平成24年12月の12ヶ月の売上累計)-平成24年1月の売上+平成25年1月の売上

=平成24年12月の売上年計+(平成25年1月の売上-平成24年1月の売上)=1200+0-100=1100

=平成24年12月の売上年計+今年と前年同月との差額

=前月の売上年計+今年と前年の同月の差額


次の月には、100減少していることが、分かるようになっています。

グラフにすると、右肩下がりになり、減少したことが、すぐに分かります。

移動年計は、毎月、今年と前年の同月を比較しているのです。


(2)について

移動年計の原型は、Zチャートの上の部分を、取ってきたものです。Zチャートの上の部分は、年間ベースの数値です。

これが、基本になります。


もちろん、月ベースの移動年計を使われている方も、居られます。


月別で考えるようになったのは、私の個人的な考えですか、 (株)リコーさんが開発したマイツールという統合型ソフトが、

windowsが使われる前に、使われていました。

このソフトは、移動平均の処理がベースになっていたので、月別にならざるをえません。

年ベースにするには、もうひと手間、必要でした。

そのため、月ベースの移動年計が使われるようになったのでは、ないでしょうか。

個人的見解ですが・・・
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1月から12月まで合計が 一つのデータ


2月から 翌年1月までの合計が 一つのデータ
3月から 翌年2月までの合計が 一つのデータ
このように ずらして、データーを並べます。
すると、クリスマス、お正月という、特異な月がどのデータにも繁栄されるので、季節指数が除去される。という仕組みです。

でも、データとしては これを12で割ったもの、つまり、月に直して使われるはずです。
これをプロットして、傾向線を割り出す、といった、使い方が普通です。
注意する点は、データが鈍感になると言うことです。集合期間が長ければ、その期間分だけ鈍くなります
毎月 100 の値のデータがコンスタントにあって、突然 0 になったとします。データが 0 になるのは 12ヶ月先です。
この鈍感さが、月のばらつきを消してくれる。ということですが、
こうした欠点もある、と言うことを認識する必要が有ります
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