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現在簿記2級を勉強しています。
標準原価計算、直接原価計算、穂別原価計算では加工進捗度を計算することはないのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

知識が混同されているように感じます。


原価計算は
○原価の実際発生額を使うか、予算額(標準)を使うかでまず実際原価計算と標準原価計算という区分があります。
○次に発生原価のうち変動費、固定費をすべて原価計算の枠組みに組み入れて計算するか、固定費は期間費用として期末に固定費調整をするかで全部原価計算と直接原価計算に区分できます。
以上の分け方から、全部実際原価計算、直接実際原価計算、全部標準原価計算、直接標準原価計算に区別しなければなりません。

上記のような原価計算の方法の中で、量産製品に適用される原価計算を総合原価計算といい、受注生産品に適用される原価計算を個別原価計算といいます。
例えば、総合原価計算を標準直接原価計算でするとか、個別原価計算を全部実際原価計算でするとか・・・。ex
ご質問へ戻りますと、量産品であろうが受注生産品であろうが材料や加工に関する費用は絶対に発生します。そしてそれらは原価の発生態様を適切に表するように配分されなけらばなりませんので、材料費と加工費を別に把握するのは何も総合原価計算だけに限ったことではないのです。
原価を発生態様別に分ける思考を身につけてみてください。
(1)直接費か間接費か
直接材料費、間接材料費、直接労務費、間接労務費・・・。
(2)生産活動に対して変動するか固定的に発生するか
変動材料費、固定材料費、変動労務費、固定労務費・・・。
(3)経営管理者にとって管理可能か管理不能か
管理可能材料費、管理不能材料費
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この回答へのお礼

うーん。
何回も読んで理解できるようにします。
ご回答ありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2008/11/17 22:38

おはようございます。

私も簿記2級の勉強中です。私の分かる範囲で回答させていただきます。

標準原価計算
これは、加工進捗度を使いますね。
労務費と製造間接費については、加工進捗度を考慮して当月投入の換算量を算出し、それに原価標準を乗じて当月の標準原価を出します。標準原価と実際発生額を比較して原価差異分析を行います。

直接原価計算
2級で出る問題ではほとんどが「月初・月末の仕掛品はない」となっています。恐らく計算がややこしくなるからでしょう。
もし月初・月末に仕掛品がある場合は、総合原価計算と同じ要領で原価投入額を月末仕掛品と完成品に按分し、
完成品原価を出します。それを元にP/Lを作っていく訳です。

穂別→個別でしょうか?
これは、指示書に対する原価投入額が与えられていると思いますので、加工進捗度を使うことはないように思います。

以上ご参考までに。他の方のご意見を私も心待ちにしています。
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この回答へのお礼

※入力ミスすいませんでした。

基本的には
標準原価計算で加工進捗度を算出するのが多そうですね。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/11/14 22:26

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