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一般的に公立小学校の校長・副校長先生ってどこから指示や命令を出されたら、それに従うんでしょうか。

ちょっと今学校側に課外活動に対してもう少し協力して欲しいというお願いを直談判しているのですが、あちらの反応が芳しくなく埒があかないのです。

ですので何かもっと別の機関に直訴したり、別の手法で対応したりして学校側にガツンと圧力をかけてこの状況を打開できないかと思いまして。

どうぞよろしくお願いします。

※「圧力」なんて書くと穏やかじゃないですが、個人的には穏便に事を運びたいと思っています。もちろん。

A 回答 (8件)

現職校長です。


だいたいご事情はわかりました。
今年から急にかわったというのは確かに説明が必要だと思います。私もこうは書いていますが、説明だけはていねいにやりました。
自治体の運動会への参加ですが、仮にあるクラスやある学年の希望者を参加させようとすれば、練習が必要です。小学校の先生はきっちりしようという人が多いので、練習に相当時間をかけようとします。でも、学校現場は忙しくてそれどころではありません。まず、学力向上に向けて、校内研修会や研究授業などを年間相当回数こなさなくてはなりません。一回の研究授業だけでも準備からリハーサルまで含めてかなりの時間を食います。生活指導にもかなり時間を食いますし、保護者対応に至っては、ベテランでもノイローゼ気味の人が出ています。
それと昨年から始まった英語活動について、研究会や研修会があります。こういう状況の中では、児童に準備や練習をさせて参加するというのは、まず時間がとれないと思われます。
また、日曜の引率については、校長から命じるというのは難しいです。当該教員が「行かせてください」と言ってくれるなら、いいのですが、誰も行きたがらないのに、出勤を命じるのははっきり言って難しい。仮に全員の教師がいやです、と言えば無理ということになります。
ただ、大臣や知事がここに口を出すことは不可能でしょう。一般論としては語れても特定の校長に言うのは、教育委員会に対する越権行為となります。地方自治の理念にも反します。マスコミでたたかれるのは必至でしょう。そこまでいけば、教育に対する不当な介入です。

私の上司は教育長だけです。しかしながら、教育長といえどもこういうことでの命令はできません。市教委主催の研修会だって土日には絶対ありません。

今年から変わったことの説明は必要だと思いますが、大臣みたいな人まで動員してまで校長に、言うことを聞かせようというのは、はなはだ穏当ではないと思います。
 まずは校長とよくお話し合いをされることです。
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この回答へのお礼

事情を詳しく説明できず申し訳ありません。

いろいろと回答やご説明を読ませて頂いて感じたのは「sarahbeezeさんがうちの校長先生だったたらな~」でした(笑)。

別の方へのお礼にも書きましたが(私は他の保護者の方達とは若干異なる経緯でこの課外活動に関わっていることもあり)、今回の件についてはある程度自分の中ではいろいろと情報や気持ちの整理が出来たのですが、やはり他の保護者の方はそう簡単にはいかないだろうな、というのが正直な気持ちです。

自分の子どもが夢中になって打ち込めるものを学校側が取り上げる格好になってしまったわけですからそれも無理は無いでしょう。

だからこそ学校側には説明が欲しかったですね。課外活動というものの位置づけ、それに対する学校側のスタンスを明確にすること、そしてこれまでが特別扱いで現状が本来の形であることなどをていねいに説明してくれればこんなボタンの掛け違いは起きず、双方がこれほどまでに不愉快な思いをしなくても済んだのにと悔やまれます。

ま、これを教訓にして今後は今おかれた状況・環境の中で自分に出来る事は何なのかをしっかりを見据えて無理の無い範囲で関わって行こうと思います。

また今回の件で日本の教育現場の抱える問題・歪みも一部ではありますが理解する事ができました。貴重なご意見を本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/04/25 14:04

なるほど、#6さんへの「お礼」を読んで事情が分かりました。



私のスタンスは基本的に#4~6の校長先生と同じ(ですから今まで回答を控えておりました)なのですが、一方でたしかに「お礼」の文章にあるような「手の平返し」的な学校対応は、「実によくある」出来事ですね。

それはお怒りも、ごもっともです。そう思いませんか? #4~6の校長先生?
これは、ごく単純化していえば「ある指導力量を持った教員個人」と「それを後押しして自治体の名誉?や議会対策」を進めたい教育委員会(主に事務方)のタッグによる学校引き回しの結果なのですよ。

指導力量というのは、この場合スポーツだったり音楽だったり色々ですが、確かにその分野では一流の指導力(それこそ全国大会級の)を持った先生というのは、います。で、そうした全国大会等で「名を馳せる」先生というのは教育委員会から見れば大事にしたい先生です。学校(というか、その人の取り組む課外活動)予算も厚くしたり、対応も丁寧になります。

ところが学校(教職員)からすると、案外困った人であることも多いのです。
1.まず、指導力・保護者とのつながり・教委の支持などを鼻にかけて学校職員としての分掌実務をほとんどやらない人が多いのです。
2.また、お礼で出た運動会での特別参加など「特例」をごり押ししてくる場合も多い。もっとも学校長もそれを上手く利用している点があるのですが。
3.さらに、自分が出た後のことなどほとんど配慮しませんから、変な言い方ですが質問者さんの学校のように「一将功成って万骨枯れる」みたいな事態が起こります。

ですから、まともなセンスを持った学校長なら内心「困ったことだ」と思っていることも多く、同僚も「なんか変だよね」と感じています。それでも子どもが参加し、保護者が支援し、教委の後押しがありますから学校全体としても取り組まざるを得ない、ような実態があります。

まぁ、いわばその「反動」が来ているのでしょう。出て行った以上気を遣う必要もありませんから、本来の学校教育の趣旨(それは#4~6でおっしゃっている話が近い)に学校運営を戻したいという動きの表れで、それがこれまでの「実績」との矛盾となって表出しているということだと思います。

保護者のお立場からすれば確かに「はしごを外された」という思いが強いでしょうし、それはその通りなのですが、今までが異常だったのだ、という感覚の方が学校経営に携わる管理職や日々の教育に携わる教員の自然な感想です。

私は、突出した「先生」が数年間実践する特別な教育よりも、無名で、日々の実践を黙ってやる普通の「先生」が紡ぎ出す教育の方が大事だし価値があると思っています。しばらくは混乱もあるでしょうが、圧力などと言わずもう少し様子を見て頂く方が良いのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

すいません、あまり詳細を書くとどういった方面にどのような迷惑がかかるかわからないと思いボカした質問しか出来ませんでした。ですが結局ある程度詳細を書きこれまでの経緯なども説明しないと回答も一般論になってしまい適切な回答は得られないんですね。勉強になりました。

大変丁寧なご説明ありがとうございます。いただいた回答を読んで自分の中ではある程度決着がつき現在は心中穏やかです。他の保護者はそうはいかないと思いますが(笑)。

今回の件でかえすがえすももったいないなと感じたのは学校側の説明不足です。やはり担当の先生が異動になり体制が変わる時に「これまでが特別扱いで今後は本来の課外活動の形に戻る(要するに活動内容・範囲が縮小される)」ということをしっかりと保護者と子ども達に説明して欲しかったと思います。

そこを省いて「今後は学校はバックアップしませんから」と一言で片付けられてしまうとそりゃ角も立ちますよね。学校側は間違った事はしていませんが、もう少し上手く立ち回る方法もあったのではないかと思います。やり方しだいではもっと上手く体制の移行が出来、学校側と保護者の間にももっと良好な関係を築けたのにと思うと残念でなりません。

そうは言っても保護者の側にも問題はあると思います。人間は贅沢なもので与えられればそれが当然と感じてしまう部分があります。指導してくれた先生の熱意ある行動もどこか「やってくれて当たり前」「土日返上も当たり前」という油断・おごりが保護者の側にもあったはずです。

先生がいなくなった後も同じクオリティを学校側に求めるのは筋違いで、それは単なるわがままに他なりません。現段階では朝と土曜日に学校の教室を使って練習をさせてもらっていますが、それだけでも本来学校側に感謝すべきことなのだという意識を保護者と子ども達の中に浸透させる必要があるように思います。

私自身は与えられた環境の中でベストを尽くすのみと割り切って関わる事にしました。ですので学校側への極端な要求は慎みつつ、どうしてもという場合のみ「お願い」をしようと思います。それでもダメならすっぱり諦めると。そういったスタンスで臨みたいと思います。

お礼日時:2010/04/25 13:20

ちなみに小学校でも事情は同じです。


課外活動をもっと活発にしようと思えば、教職員に負担を強いることになります。校長としてはたとえ課外活動をもっとしたいと思っていたとしても、教職員の理解が得られない限り進みません。
校長としては教員の労働条件を守ってやることも上司として大切な仕事です。
だから、議員が来たとしても変わることはないと思われます。

本校でも地域からは、土日の地域行事に先生にでてほしいという意見がありますが、私はひつよう最低限でいいと言っています。土日は、勤務時間ではないし給料の対象でもないからです。
年一回の祭りにはだしますが、それ以外は出なくていいと言っています。教員は、そういう校長を頼もしく思うようです。

こう書くと、先生は聖職なのにという人がいるかもしれません。しかし、各地域の規則や条例を見てもらうと先生についての勤務条件が細かく書かれています。つまり、教員はまちがいなく労働者としての側面も持っています。
そして、わたしたち校長は労働基準監督署からそれの遵守を求められているわけです。

このあたりが、校長が二の足を踏んでいる事情だと思われます。

学校の本務は週5日間の授業です。それ以外のことは、地域や保護者が「権利」として要求できるものではありません。圧力をかけてなどということは考えてほしくありません。
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この回答へのお礼

ま、「圧力」というのは敢えて刺激的な表現ということで使った言葉でしてもちろん私もそんなことを真剣に願っているわけではありません。ご気分を害されたのでしたら申し訳ありません。

私個人は実はその課外活動に関わったのがここ最近なので現在の「学校があまり協力してくれない状況」が普通の状態これまで先生方がいろいろ協力してくれた時期は恵まれ過ぎだったのではないかと理解しています。

ですが過去にその課外活動に熱心に関わる先生がいた時代はそれこそ学校を上げて後押しし、発表会などにも積極的に出場し「学校全体でバックアップしています!」と全面に打ち出して散々地域を巻き込んで盛り上げていたにも関わらず、その担当の先生が異動になった途端手のひらを返したように「別に頼んでやってもらっているわけじゃないし」(←副校長に言われました)冷たい態度を取られたので、正直保護者は戸惑いや怒りを感じ、子ども達は「もう活動出来ないの?」と大きな不安を感じています。

誰かやってくれる人がいる時は「子ども達のため」「地域との連携」など耳ざわりの良いキャッチフレーズで「これが学校全体の方針ですよ!」とアピールしながら押し進め、担当する人がいなくなると急にはしごをはずすようなやり方をするというのは教育者という以前に人としてどうなんだろうと疑問を感じざるを得ません。

せめて我々保護者にきちんと「体制が変わったのでこれまで同様の対応は出来ない事情や理由」を説明すべきだと思いますが、いつも先に「今年は発表会はやりません」とか「大会への出場はなくなりました」などと決められ、「どうしてですか?」と問いただすと渋々答えるという感じです。

しょせん課外活動ですから「権利」として要求できるものではないというのは理解できます。ですが過去にOKしてくれた件や後押ししてくれた態度と180度違う態度を取るのはあまりにもひどいのではないかというのが保護者側の気持ちです。

私たちが望んでいるのは二つ。
1.「運動会での発表」(去年まではOKで今年から急にNGになりました)
2.「自治体の大会への参加」(最低でも一人の先生の引率が条件)

1.についてはこれまでが特例OKで本来は課外活動を学校行事に参加させることが不自然なんだという説明があったのですが、去年までOKで今年からはそのあたりの線引きを急にシビアにしたのはどうしてなのか、理由は分かりません。

2.についてはご指摘の通り土日の勤務時間以外に先生にご協力をお願いしなくてはなりませんのでこちらから無理強いは出来ません。ですが365日のうちの1日を子ども達のために使うということがどれほどの負担になるのか…。負担の感じ方は人それぞれなのでなんとも言えませんが。

お礼日時:2010/04/25 10:36

現職校長の追加ですが、議員が私に依頼をしてとしても、聞けないものは聞けません。


この場合議員がごり押ししたら、教職員のその議員に対する感情が悪くなり、票にも影響するので、たいていは私の説明で帰って行きます。

下の方の回答で、校長が議員に言われてへこへこすると思われているのは心外ですね。
校長は、みんないじっぱりで信念を持っていますから、うまくいかない方が多いです。

私なら、行き過ぎた議員の圧力は教育への不当な介入だと思います。

本当に学校にいい教育をしてほしいと思うのなら、教員を本務以外で仕事をさせるのは極力控えていただきたいと思います。
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この回答へのお礼

私は程度の問題やその校長先生の立場などにもよるのでは?と思っています。地元に強い影響力を持っている国会議員や知事(例えば石原都知事のような人(笑))や大臣クラスの人などから非公式とは言え「ちょっとよろしく頼む」みたいに言われたら断れない方もいるのではないかと。もちろんこれは良い事とは思いませんが(^_^)。

お礼日時:2010/04/25 10:06

現職の中学校長です。


私が命令を聞くのは教育委員会だけです。議員が来たとしても聞き置くだけです。
課外活動では、どこからも指示を受けません。委員会もこの点では命令できません。最終的には校長の判断となります。
そもそも、学校は週に5日間の授業に全精力を注ぐのが仕事です。実際は、クラブ活動で職員は土日のほとんどをつぶして試合や練習につきあっているのが現状です。
これ意外に課外活動に協力するとなると、教員に休日出勤をさらに命じることになり、その場合は必ず代休を与えることになります。教員が課外活動に出て授業に穴をあけるというのは本末転倒です。第一に教員は今でも疲れているのに、これ以上疲れてしまってはいい授業はできません。

私も、授業とクラブ以外の仕事は必要最低限にしたいと思います。だから、私も大きな協力はことわるでしょうね。

教員がもっと授業だけに専念できる環境を作らないと、日本の学力の向上はおぼつかないと考えています。今や、教員は何でも屋です。

こういうことで、校長は誰からも指示は受けません。どの程度の協力をするかは、校長の教育信念次第です。
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この回答へのお礼

現職のお立場から忌憚の無いご意見本当にありがとうございます。海外では教師は教えることに専念し、その他のクラブ活動・課外活動はちゃんと別の担当者がいるというところもあると見聞きしたことがあります。そういったきちんとした分業がなされないと先生方への負担が減る方向にはなかなか進まないのでしょうね。先生方の「熱意」だけに頼るのも酷なように思います。

お礼日時:2010/04/25 10:01

#2です。



後腐れがあるのは議員のほうです。
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この回答へのお礼

失礼しました。

お礼日時:2010/04/25 09:56

お住まいの地域の議員に頼む(市区町村議員)、議員に市区町村長に直談判してもらう、一番効果的です。


役人は議員の言うことを二つ返事で聞きます。


ただし、ものすごく後腐れがあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。地場の議員さん→自治体の長に直談判、と。やはり役人には『上からの命令が効く』ということですね。(私も校長・副校長への直談判では効果はないだろうなと思っていました)もしこれをしてくれたら確かに次回の選挙でその方に票を入れますね、私なら。でもおっしゃる通りいきなり上から急に「あの課外活動を学校の全面バックアップの元、協力するように」なんてお達しがきたらそりゃ校長先生はアタマに来て後腐れありまくりでしょうね(^_^)。

お礼日時:2010/04/24 08:33

その自治体の教育委員会ですよ。


ただし教育委員会にその件を持ち込んでも全く無駄だと思います。
なお組織というのは命令系統がありますから、副校長に関しては教育委員会は口を出しません。人事権の発動以外は。

詳細がわからないので,今お答えできるのはここまでです。

この回答への補足

実は以前熱心な先生が指導に携わっていた時は学校側も全面バックアップで応援してくれていました。(少なくともそう見えました)なので発表の場も多く活動も活発で子ども達も本当にいきいきと参加していました。けれどその先生が異動になった途端手のひらを返したように「課外活動なんだから学校側は関わらない」と突き放されたので子ども達が不憫で…。大人はある程度事情が分かるので我慢も出来ますが、子どもから「なんで前は出来たのに今はダメなの?」と悲しそうに聞かれると返す言葉がありません。

補足日時:2010/04/24 08:40
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この回答へのお礼

詳細が分からない状況でのお答え、本当にありがとうございます。関係者に迷惑がかからないように遠回しにしか書けませんでした。仮に教育委員会から校長先生に何らかの指示が出た場合は従うけれど、持ち込んでも無駄となるとなかなかもどかしいですね。

お礼日時:2010/04/24 08:22

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