アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

【日商簿記2級】総合原価計算の減損時の両者負担について

減損時の処理にて、
両者負担のケースは、完成品と月末仕掛品に対して
正常減損費を両者に負担させるとテキストには記載されております。

-------
当月投入量:10l
完成品:6l
月末仕掛品:3l
減損:1l
※減損は完成品、月末仕掛品の両方が負担をする
-------

たとえば、上記の状態であるとき、
「減損を両者に負担をさせる」という意味は、

完成品:6l+1l
月末仕掛品:3l+1l

とならないのでしょうか?

減損した1l分の原料費を無視することにより、
この減損費を自動的に完成品と月末仕掛品の両者の原価に含めることになる

と記載されておりますが、その理屈が理解しがたい為、
わかりやすい説明を知りたく、掲示を致しました。

お手数ですが、ご教授をお願い致します。

A 回答 (1件)

詳しい状況が分からないので解釈がいまいち不安ですが。



質問者さんの回答では増えてしまいますね
この場合の解釈はむしろ逆です。


「10L分の原料を投入したのに9Lしかできませんでした」
と言うのがこの場合の正しい解釈になります。
原材料を合計で10L、90,000分投入したとしましょう。
普通であれば10L÷90,000で1L辺り9,000の原料費で作れるはずですよね?
しかし途中で1L減損してしまい、9Lしか作れませんでした。
さてこれを両者に負担させてあげなくてはいけません。

減損した1l分の原料費を無視とありますので、無視します。
つまり「9Lできたんだから、原料費は全部で9L分だろう」
という考え方をするわけです。
そうすると90,000÷9=10,000で、仕掛品と完成品で
減損分を負担できたはずです。

これは度外視法と呼ばれている方法で、非度外視法という難しいのが1級になると出てきます。
2級を勉強する際は、度外視法を覚えておけば問題ないと思います
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!