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連結財務諸表の作成について、親会社設の考え方で、
「連結財務諸表は、親会社の個別財務諸表の延長線上にあるものといえる。
すなわち、連結財務諸表の作成にあたり、子会社への投資勘定を子会社の資産および負債に置き換えると考えます。」
と説明があるのですが、
すなわち以降の、「子会社への投資勘定を子会社の資産および負債に置き換える」というのがよく分かりません。
簿記での仕訳を見ても、
開始仕訳で投資と資本の相殺消去、当期純利益の按分やのれん償却、剰余金の配当があるが、
子会社の資産および負債に置き換えというのが見当たらないし、資産や負債が子会社にあって、
普通に足す事はあっても、資産および負債に置き換えるというのがイメージ付きません。
すなわち以降の文章を分かりやすく教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

こう言われるのは「連結財務諸表は単に個別同士の合算じゃないんだ」って事を強調するためです。


普通の感覚だと1+1=2って感じですが、連結は大きな目で見るので内部同士の取引は相殺しなくてはいけない。
それが投資と資本の相殺であると言っています。

連結財務諸表を作るには合算⇒消去の流れですが
(1)合算=子会社の資産負債が計上される
(2)消去=子会社ヘの投資(子会社株式)が消される
という結果、あたかも「子会社への投資を子会社の資産負債に置き換えたかのようになる」って事実の事を示しています。

イメージ的にはアンパンマンの顔が入れ替わるって感じでしょうか。
古い顔(子会社の投資)新しい顔(子会社の資産負債)
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この回答へのお礼

なるほど!!
理解出来ました。凄く分かりやすかったです。
やっぱり他の方は理解出来ているのかな?
自分は読んでも理解が出来ない事が多く、いつも苦しんでいます。
今回はすっきりした回答をいただきありがとうございました。
ベストアンサーの方は先に何度もしてくれた方の方にさせていただきます。
スミマセン。
けれど、回答は本当に理解しやすかったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/09/03 00:29

私なりの理解を書くと・・・


親会社説は連結FSを親会社の個別FSの延長線上にあるものと考えるため、親会社と子会社のFSを合算し、それに対して連結修正仕訳をするという通常の連結FS作成手続は親会社説の元ではなじまないように思えます。親会社説を元に連結FSの作成手続を考えるならば、親会社の個別FSを修正する方法をとるべきです。たぶん、この親会社の個別FSを修正して連結FSを作成するという連結手続を言葉にしたのが「子会社への投資勘定を子会社の資産および負債に置き換える」という文言なんだと思います。

連結って結局は親会社のFSに関係会社に対する親会社持分を載っけるのが目標です。で、その持分の表し方のうち子会社に対するものが「子会社への投資勘定を子会社への資産及び負債へと置き換える」という方法なんだと思います。これにもし付け加えるならば、「親会社説は」子会社への投資勘定を子会社への資産及び負債へと置き換え、「さらに純資産の部に少数株主持分を計上することによって親会社FSに親会社持分を間接的に計上する」となるんだと思います。自信はあんまりないですが・・・。

受験生の大半はたぶん丸暗記、または軽く知っている程度だと思います。テキストを見た限りでは重要であるとの指示もありませんでしたし、答練にも一度もでなかったので。ちなみに私はこの考え方を分かり始めたのは連結の勉強をしてから1年以上経ってからでした笑
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この回答へのお礼

何度も回答をしていただき、ありがとうございました。
あんまり深入りせずに、さらっと読んで、暗記して終わりたいと思います。
とても丁寧に回答していただいたので、勉強になりました。

お礼日時:2010/09/03 00:26

「開始仕訳」という用語に惑わされていませんか。



「開始仕訳」といえば、連結手続きのすべてのスタートであるかの響きがありますが、そうではなく、開始仕訳の前に個別財務諸表の合算という手続き(仕訳)がなされている前提です。

開始仕訳とは、前年度末までに行った連結消去・振替仕訳の累積の調整で、期首現在を基準として行われることから開始仕訳と呼ばれています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
勉強になりました。

お礼日時:2010/08/29 16:22

突っ込みどころが多々あるかもしれませんが、イメージをつけるために簡単に説明します。

(自分もちゃんとは分かってないんですけど・・・)

投資と資本の相殺消去の仕訳で借方の
資本金***
利益剰余金***
ってのは簡単に言ってしまうと、資産と負債の差額ですよね?
よって、投資と資本の相殺消去の仕訳は
資本金***    子会社株式***
利益剰余金***  少数株主持分***
のれん***
       ↓
資産***   負債***
のれん***  取得後利益剰余金***
        子会社株式***
        少数株主持分***
という風に考えることもできます。(なお、この場合は親会社と子会社のFSを合算しません。)

これをみると子会社株式が資産、負債、のれん、取得後剰余金、少持に置き換わっていることが分かります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
勉強になりました。なんとなく分かったような感じです。
しっくりと来てはいませんが・・・
「子会社への投資勘定を子会社の資産及び負債に置き換える」
なぜこのような表現を使われているのでしょうか?
http://ameblo.jp/y-azegami/entry-10471995689.html
上記のホームページでもこのように書かれてあるし、
簿記を勉強している人はみんなこのように覚えているみたいな感じ。
すごく分かりづらい感じがします。
投資勘定というのは株式の事ですよね?
それを資産及び負債に置き換えると書いてあり、やっぱりしっくり来ない感じ。
(もちろん回答者様の説明があれば、なんとなくイメージは描けますが・・・)
受験生はみんなこのまま丸暗記しているものなのでしょうか?
またお知りでしたら教えてください。

お礼日時:2010/08/29 16:22

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